島根県松江市菅田町218


お知らせ・トピックス

お知らせやちょっとした庭の活用・庭での活動などの記録、季節の植物や出来事などを綴っています。

ギボウシ
2024/08/05
もうすぐ立秋
水撒き後の朝の庭にて。

ギボウシの花。

まだまだ暑さが続きそうです。
お気をつけてお過ごしください。
8月営業日カレンダー
【8月の休業日のお知らせ】 
いつもご利用ありがとうございます。
8月の弊社の休業日は下記の通りです。

・日曜日
・10日(土)~15日(木)
・24日(土)
・31日(土)
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フウラン
2024/07/02
今年ももう半年。
事務所内にて。

苔玉のフウランが
白い可憐な花を咲かせました。
7月営業日カレンダー
【7月の休業日のお知らせ】 
いつもご利用ありがとうございます。
7月の弊社の休業日は下記の通りです。

・日曜日
・  6日(土)
・13日(土)
・15日(月・祝)
・27日(土)
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ネムノキ
2024/06/24
雄しべの集まり
裏山にて。

ネムノキの花。

幻想的な花の正体は
薄紅色の雄しべの集まりでした。

ガクアジサイ
2024/06/15
入梅の候
畑にて。

ガクアジサイ。

中国地方の梅雨入りはそろそろ?
6月営業日カレンダー
【6月の休業日のお知らせ】 
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6月の弊社の休業日は下記の通りです。

・日曜日
・  8日(土)
・22日(土)
・29日(土)
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原種スイセン・ゴールデンベル
2024/04/01
4月になりました。
今朝の庭。

ゴールデンベルがにぎやかに咲いて。

 *関連記事
   「ベル状の花を咲かせるスイセン」 >>
4月営業日カレンダー
【4月の休業日のお知らせ】 
いつもご利用ありがとうございます。
4月の弊社の休業日は下記の通りです。

・土曜日
・日曜日
・29日(月・祝)
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ツクシ
2024/03/14
ぽかぽか陽気
春が来た こぞりて出(い)でし 土筆かな

今朝、畑にて。

しばらく不安定だった天気も落ち着き、ようやく晴れマークが続く今週。

ツクシたちがいっせいに姿を現していました。

 *関連記事 
     「土から出て」 >>

     「春の使者 ツクシ」 >> 

ミモザ
2024/03/07
幸せの黄色い花
やわらかき春の光や花ミモザ

春の陽光のようなミモザの花。

3月8日は、「ミモザの日」。
日頃の感謝の気持ちをこめてミモザの花を贈る日です。
日本では主にギンヨウアカシアが「ミモザ」と呼ばれています。

松江市内では、地植えのミモザが咲き始めています。

今回はスーパーの花売り場で見つけたミモザの切り花を
いろいろな器に生けたり、リースにしてみたり。

 *リース・・・2本の花枝をカズラのリースの土台に
       紐で固定しただけの簡単リース。
 *壁飾り・・・100円ショップのカッティングボードに
                花枝をシールで留めて完成。  

つぶつぶの蕾や綿毛のようなほわほわの花に癒されます。

庭の花木でも人気があるミモザ。
切り花やドライフラワーとしても楽しみましょう。
ミモザ
ミモザ
ミモザ
ミモザ
ミモザ
ミモザ
ミモザ
ミモザ
ミモザ
ミモザ

見出し

小見出し

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小見出し

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フキノトウ
2024/03/01
3月になりました。
三月の庭そこかしこ蕗の薹

今日の庭にて。

あちらこちらにフキノトウが出ていました。

 *「フキノトウ」の関連記事はこちら >>
3月営業日カレンダー
【3月の休業日のお知らせ】 
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3月の弊社の休業日は下記の通りです。

・日曜日
・  9日(土)
・20日(水・祝)
・23日(土)
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木の芽起こしの雨
2024/02/22
連日の雨
目覚めよと 木の芽起こしの 雨そそぐ

今朝の庭にて。

季節は雨水(うすい)。
今日も雨。

 *「雨水(うすい)」関連記事はこちら >>

冬枯れのガクアジサイ
2024/02/15
移りゆく景色
冬枯れの 紫陽花眺む 春の夕

夕刻、畑にて。

冬枯れのガクアジサイ。

この季節、この時間ならではの姿。

 *夏の姿はこちら >>

春の三日月
2024/02/14
春の三日月
三日月や 春の夜空に 寝そべりて

おとといの夜。

庭より望む月。

横になっているのが春の三日月の特徴。
寝そべってくつろいでいるような。
春の四日月
昨夜。

四日月。
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霜をまとったリュウノヒゲ
2024/02/13
霜の降りた朝
春の霜 嘘のごとくに 陽の射して

今朝の庭。
霜をまとったリュウノヒゲ

冷え込んだ朝が嘘みたいに、
昼間はあたたかな陽が射して。

チョコ色フラワーアレンジ
2024/02/12
チョコレート色のアレンジ
チョコ色の 花で楽しむ バレンタイン

バレンタインデー間近。
庭の植物でチョコレート色のアレンジ。

クリスマスローズの花
・紅葉したハツユキカズラ
・紅葉したシャリンバイの葉
シャリンバイの実

 *バレンタインリース >>
 *バレンタインフラワーケーキ >>

ウメ、ワビスケツバキ
2024/02/09
季節の花を飾って
花の枝 飾りて部屋にも 春来たり

いただいたウメとワビスケの枝を
飾ってみました。

季節の花や枝を飾って、家の中でも四季の
うつろいを楽しみましょう。
2024年2月カレンダー
【2月の休業日のお知らせ】 
いつもご利用ありがとうございます。
2月の弊社の休業日は下記のとおりです。

・日曜日
・10日(土)
・24日(土)

*12日(月・振)、23日(金・祝)は
 営業しております。
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ニホンスイセン
2024/02/03
冬から春へ
日脚伸び 花ほころびて 春隣

庭にて。
ニホンスイセンの花。

今日は季節を分ける節分。
暦の上では冬の最終日。

スイセンの花が咲き、ウメの花も咲き、
日が長くなったなぁと感じる季節。

 *「ニホンスイセン」の関連記事はこちら >>
ニホンスイセン
先日の雪で折れてしまった
庭のスイセン。
一輪挿しに生けて。
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中秋の名月2023
2023/09/30
満月の「中秋の名月」
空澄みて 心も澄めり 名月や

昨晩の空。
庭から望む中秋の名月。

澄んだ空気の中、心も澄むような。

 *「中秋の名月」の関連記事はこちら >>
月光冠(中秋の名月2023)
月光冠(げっこうかん)も
見ることができました。
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ランタナ
2023/09/16
9月も半分過ぎました。
気がつけば 9月半ばの 紅黄花

今朝の庭にて。

ランタナの花。
別名コウオウカ(紅黄花)、シチヘンゲ(七変化)。

冬に地上部が枯れ、春に再び芽を出したランタナ。
いつの間にか花を咲かせていました。

 *ランタナの関連記事はこちら >>

夕空の虹
2023/09/12
夕空の虹
秋の夕 狐の嫁入り 二重虹

昨日の仕事帰り。

夕日のさす中の天気雨。
空には二重虹(ふたえにじ)がかかっていました。

別名ダブルレインボー。
とても珍しい現象らしいです。

はっきり見えるほうが主虹(しゅにじ)、うっすらと見えるのが副虹(ふくにじ)。

副虹はしばらくして見えなくなってしまいましたが、主虹はほぼ半円をえがいていました。
写真におさめることができたのは主虹のみ、しかも一部。残念。

松江は虹がみられる頻度が高い気がします。
また見られますように…

 *梅雨の朝の虹 >>

ウスバキトンボ
2023/09/01
9月になりました。
夕日背に 黄金色なる 薄羽黄蜻蛉

庭にて。

ヤマボウシの枝にとまるウスバキトンボ。
夕日を受け、黄金色(こがねいろ)に輝いて。
9月休日カレンダー
【9月の休業日のお知らせ】 
いつもご利用ありがとうございます。
9月の弊社の休業日は下記のとおりです。

・日曜日
・9日(土)
・18日(祝・月)
・23日(祝・土)
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施工完了写真
2023/08/31
優良建設工事表彰
令和4年度完了工事につきまして、
島根県知事様と松江市長様より
令和5年度優良工事表彰を賜りました。

 *土木事業部・受賞実績 >>

セミの抜け殻
2023/08/29
夏の名残
庭の萱 蝉殻残り 刈りかねて

庭にて。

庭のカヤの葉、伸び放題。

刈らないといけないと思いつつも、
刈らずにいたからこその風景でもあり…

トキワヤマボウシ
2023/06/28
新緑から深緑へ
深緑の色 もらひて咲くや 山法師

庭にて。

淡い緑色のトキワヤマボウシの花。
まわりの深緑の色を少し分けてもらったかのよう。

梅雨空に虹
2023/06/23
今朝の空
窓あけば 虹かかりたる 梅雨の朝

早朝。

窓を開けたらほんのりと虹がかかっていました。


 *ホームページのトップ画像を入れ替えました。 >>ナツツバキ
6月休日カレンダー
【6月の休業日のお知らせ】 
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6月の弊社の休業日は下記のとおりです。

・日曜日
・6月10日(土)
・6月24日(土)
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カエデとカエル
2023/05/18
新緑の中で
雨上がり 青楓の枝の 青蛙

雨後の庭にて。

カエデ(モミジ)の枝のアマガエル。
瑞々しい緑の世界。

「カエデ」の由来は「カエルの手」。

カナメモチ
2023/05/17
バラ科の常緑樹
赤芽立つ 要の花の 白さかな

畑にて。
カナメモチ(要黐)の花の白さが新芽の赤を際立たせて。

新芽が赤く、モチノキに似ていることから別名「アカメモチ」。
カナメモチはアカメモチがなまった呼び名といわれています。
カナメモチ
小さな花が寄り集まって。

丸い5片の花弁と長い蕊(しべ)がかわいらしい。
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シロバナシラン
2023/05/16
晩秋まで咲き続けます。
次々に 源平小菊 咲き競い

庭にて。
ゲンペイコギクの花。

咲き進むと白から淡紅色へと色が変化します。

白と赤が同時に咲いているように見えることから源平(源氏:白、平家:赤)になぞらえて名づけられました。

かわいい花がひと株で2色楽しめるうえ、花期が5月から11月頃と長い、そしてほったらかしで毎年咲く!最高。
5月休業日カレンダー
今月はじめのゲンペイコギク。

まだ白の方が多い。
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シロバナシラン
2023/05/15
白なのに紫?
つじつまの合わぬ白花紫蘭かな

庭にて。
白花のシラン(紫蘭)。

紫色の花を咲かせる蘭であることから名づけられたシラン。

白い紫の蘭という矛盾している名前がおもしろい。
シランの白花の品種という意味ではわかりやすい名前。

カエデ
2023/05/13
翼を持つ果実
青楓 赤プロペラや 風を待つ

庭にて。
新緑の葉に映えるカエデ(モミジ)の赤い果実。

 *昨年の秋の紅葉の画像・記事はこちら >>
カエデ(モミジ)の花
花。
2022.4月中旬撮影。
庭にて。
春もみじ
春もみじ。
2022.5月初旬撮影。
庭にて。

小見出し

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カエデ
2023/05/12
伸びやかに咲いて
山際に咲くクレマチスおおらかに

裏庭の山際にて。
クレマチスの花。

先日ご紹介したシャクナゲは「花木の女王」でしたが、クレマチスは「つる性植物の女王」。

優雅におおらかに咲いています。

 *昨年のクレマチスの画像・記事はこちら >>
5月休業日カレンダー
こちらは鉢植えのクレマチス。
庭にて。

黄緑の葉と紫の花弁(正しくは萼片)、
濃紫と白の蕊(しべ)がきれい。
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カエデ
2023/05/11
新緑も美しいカエデ
紅色に 縁取られたる 若楓

庭にて。
カエデ(モミジ)の若葉。

きれいに紅色で縁取られて。

塗り絵…
縁取りをしてから中の色を塗っていたのをふと思い出しました。

シャクナゲ
2023/05/10
「花木の女王」と呼ばれています。
石楠花の咲きて花薬玉のごとく

庭にて。
花くす玉のような咲き姿のシャクナゲ(石楠花)。

エゴノキ
2023/05/09
ホームページ開設2周年。
えごの木や 真白の花の すがすがし

庭にて。

真っ白な花が清々しいエゴノキ。
初夏を感じさせますね。

 >>「白いベル型の花 ~エゴノキ~」

昨日、ホームページ開設2周年を迎えました。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
5月休業日カレンダー
【5月の休業日のお知らせ】
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5月の弊社の休業日は下記のとおりです。

・日曜日
・5月3日(祝・水)~5月6日(土)
・5月27日(土)
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マツバウンラン
2023/04/17
空に咲くサクラのあとは
見下ろせば 地面に咲ける 桜あり

庭にて。

空にはサクラ、地面にはシバザクラあり。
どちらも楽しめる春。

 >>「色鮮やかなシバザクラ」

マツバウンラン
2023/04/15
春の花壇を彩るリナリアの仲間
迷い子の 松葉海蘭 ひょろり咲き

庭にて。

どこからかやって来たマツバウンラン(松葉海蘭)。
細長い茎を伸ばして花を咲かせています。

雑草とは思えない可憐さ。

数本でさみしいので、来年はもう少し増えているといいな。

 >>「風に揺れるリナリア」

ハナズオウ
2023/04/10
遠くからでも目立ちます。
華やかに 枝飾り立て 花蘇芳

庭にて。
ハナズオウの花。

華やかな花色とユニークな花の咲かせ方が目をひく花木。

 *昨年のハナズオウの画像・記事はこちら >>

パンジー
2023/04/07
春の訪れを祝う
イースター カラフル卵に 黄花添え

今年のイースターは4月9日。

イエス・キリストの復活を祝うお祭り。
キリスト教徒にとってクリスマスよりも重要な行事だそう。

イースターといえば、カラフルにいろどられたイースターエッグ。
多くの国がイースターのシンボルカラーとしている黄色。

イースターにちなみ、庭で咲いている黄色の花を使って、アレンジメントを作ってみました。

【材料】
・プレート(皿)
  
生花のケーキと同じものを使用。
・ガラスの器(小さい物)
  
2つ重ねて使用。
  外側の器にビオラ、ヒペリカムを、
  内側の器にキズイセンを生けて。
・クズのツル

  鳥の巣をイメージして。
  落ち葉リースの土台と同じものです。
・ペーパークッション
  お菓子の箱に入っているものなど。
  今回は、英字のクッキングシートを
  シュレッダーハサミで裁断。
・イースターエッグ
  小麦粘土で(子供作)。
・庭の植物
  キズイセン(黄水仙)
  ビオラ
  ヒペリカム・カリシナムの葉
  ペンペングサ

イースターは春の訪れを祝うお祭りでもあります。
イースターアイテムを取り入れて、春を楽しみましょう。

パンジー
2023/04/05
冷たい春の雨
菜の花も 少し寒げに 菜種梅雨

事務所玄関前にて。
ハボタンの花。

「清明」の今日、松江は雨。

予報では週末頃まで雨マーク。
菜の花が咲く頃の数日間の雨、「菜種梅雨(なたねづゆ)」でしょうか。

気温低めで肌寒いです。
体調を崩されませんよう、お気をつけくださいね。


花までも かくもうつくし 赤葉牡丹

赤紫色の茎に黄色い花、蕾の黄緑色の配色の美しさ。

パンジー
2023/04/04
元気いっぱいです。
にぎやかなり てんこ盛りの パンジーや

事務所玄関前にて。
プランターに植えたパンジーがこんなにもりもりに。

 *植えたばかりの頃のパンジー >>

ヒメウズ
2023/04/03
見落としてしまうくらい小さな花
姫烏頭や ミニチュア世界の 苧環かな

市内の公園にて。

小さな小さなオダマキ(苧環)のようなヒメウズ(姫烏頭)の花。
大きさは5㎜程度。

烏頭(ウズ)は、トリカブトの古名。
葉がトリカブトに似て、全体的に小さいことからヒメウズと名づけられました。

ヒメウズ、オダマキ、トリカブトいずれもキンポウゲ科の植物。
ヒメウズはなぜこんなにも小さな姿になったのでしょうね。

サクラ
2023/04/01
さくらさくら
桜のトンネルくぐりて晴れやかに

近所の川岸にて。
サクラの花。

松江市内でもほぼ満開ですね。
先日、普段あまり通らない道を通ったら、サクラのトンネルになっていてテンションが上がりました。

見ないと春が始まらないといってもいいくらい、やっぱり春はサクラの花。

麗らかに咲くサクラを見て、晴れやかに新年度や新生活のスタートを切りましょう。

 >>「麗らかに咲く」
4月休業日カレンダー
【4月の休業日のお知らせ】
いつもご利用ありがとうございます。
4月の弊社の休業日は下記のとおりです。

・日曜日
・4月8日(土)
・4月22日(土)

*4月29日(祝・土)は営業しております。
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タンポポの綿毛
2023/03/31
風を待つ
旅立つや 蒲公英綿毛 よき風よ吹け

畑にて。

旅立とうとしているタンポポ(蒲公英)の綿毛。
高く立ち上がり、風を待っています。

よい風が吹きますように。
空き瓶に花を生ける
空き瓶に 吾子生けし花 和むかな

慌ただしい年度末。

昨日帰宅すると、空き瓶に花が。

子どもが道端や庭に咲いている花を摘んで、ジャムの空き瓶に生けたらしい。
心が和んだひと時。

・スノーフレーク
・スミレ(ヒメスミレ?)
・シバザクラ
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ペチコートスイセン
2023/03/30
ベル状の花を咲かせるスイセン
水仙や 風に鳴りそな 金の鈴

庭にて。

原種スイセンのひとつ、ペチコートスイセンの花。
別名ゴールデンベル。

風に揺れ、今にも鳴りだしそうな金色の鈴。

 *昨年のペチコートスイセンの画像・記事はこちら >>

シキミ
2023/03/29
四季を通じて美しい
波打ちて 樒の花の 妖しさよ

畑にて。
シキミ(樒)の花。

風になびくように波打った花姿が妖しげな美しさを感じさせます。

仏事に用いられるシキミ。
木全体にもつ毒性を利用し、野生動物から墓を守るために周辺に植えられたのが始まりとされています。
ヒガンバナが墓地に植えられたのと同じ理由ですね。

シキミの名は、果実に猛毒があるため「悪しき実」から「シキミ」に変化した説や、常緑の葉が四季を通じて美しいことから「四季美」から「シキミ」となった説などがあります。

花期は3月~4月。
近所でも畑などでたくさん花を咲かせているシキミを見かけます。
仏花というイメージを捨て、木に咲く美しいシキミの花を、足をとめて観賞してみるのもよいかもしれません。

キャラボク(雄花)
2023/03/28
せっかく花を咲かせても
伽羅木や 雄花咲かせど 雌花居ず

庭にて。
キャラボクの雄株の花。

キャラボクは雌雄異株(しゆういしゅ)。

雄花(おばな)を咲かせる雄株(おかぶ)と雌花(めばな)を咲かせる雌株(めかぶ)があり、結実するのは雌株。
キャラボクの雌株は赤い実をつけます。

残念ながら、庭に植わっているのは雄株のみ。

雌雄異株の植物は、雄株と雌株の2本セットで植えてあげてくださいね。

タチツボスミレ
2023/03/27
淡いすみれ色のスミレ
木の根元 寄り添うごとく 菫咲き

庭にて。
タチツボスミレの花。

木の根元に寄り添うように咲く姿がいじらしい。

ツリー状ハボタン
2023/03/24
春のハボタン
葉牡丹の変化(へんげ) ツリーに菜の花に

事務所玄関前にて。

昨年12月に植えたハボタン。
春になって、茎が伸びてツリー状に。

もうすぐ花も咲きそう。

ハボタンもアブラナ科アブラナ属
「菜の花」を咲かせます。

姿を変えていく春のハボタンを楽しみましょう。

 *植えたばかりの頃のハボタンはこちら >>

アカバナキブシ
2023/03/23
単なる食いしん坊。
赤木五倍子 干し蛸の足 想起させ

事務所横花壇にて。
赤花のキブシ(木五倍子)。

ふと、干しタコの足みたいだなぁと。

蛇足ですが、タコの足は2本で腕が6本、イカが足2本・腕8本だそうです。

 *昨年のキブシの画像・記事はこちら >>

ヒマラヤユキノシタ
2023/03/22
ヒマラヤ原産の植物
郷おもひ咲くやヒマラヤ雪の下

庭にて。
ヒマラヤユキノシタの花。

ふるさとのヒマラヤを思い出し咲いているのでしょうか。

ヒマラヤユキノシタの原産地はヒマラヤ山脈。
頂上部は万年雪に覆われ、山脈の麓の気候は熱帯もしくは亜熱帯。

標高差や地形などにより多種多様な気候。
日本の気候に似た場所もあるかもしれませんね。

ヒサカキ
2023/03/20
枝にびっしり花咲かせ
よき香とは言えねど可愛や花姫榊

事務所横の花壇にて。
ヒサカキ(姫榊)の花。

個人的には「よい香り」とは言えない香り。
独特の香りを放ち、虫を誘っています。

壺型の小さな花をたくさんつける姿がかわいらしい。

ガクの残ったクリスマスローズ
2023/03/18
ガクが落ちない
クリスマスローズ萼のみ残れるや

庭にて。
萼片のみ残る姿が少しさみしいクリスマスローズ。

花びらのように見えるのは、じつは萼片(がくへん)。

本当の花は、雄しべの周りを囲んでいる部分。
虫を呼ぶための筒状の蜜腺になっています。

雄しべと蜜腺が散ったあとも、萼片は残ります。
*画像左上が残っている状態、右が萼片のみの状態。

受験シーズンに咲き、「萼が落ちない→学が落ちない」という語呂合わせから受験生を応援する花となっているそうですよ。

菜の花(チンゲンサイ)
2023/03/15
アブラナ科アブラナ属
菜の花となりし畑の青梗菜

畑にて。
トウ立ちし、花を咲かせたチンゲンサイ。

チンゲンサイに限らず、アブラナ科アブラナ属の花は「菜の花」。
コマツナ、ハクサイ、キャベツなど。

花が開く前のつぼみと茎を食するもよし。
花を生けて楽しむもよし。

ウグイス
2023/03/14
春の小さな花火
山茱萸や 春の線香花火かな

庭にて。
線香花火のようなサンシュユ(山茱萸)の花。

 *昨年のサンシュユの画像・記事はこちら >>

ウグイス
2023/03/13
春咲きクリスマスローズ
親しみて 「八手花笠」 と呼んでみる

庭にて。
クリスマスローズの花。

別名「八手花笠(ヤツデハナガサ)」。
親しみや懐かしさを感じます。

葉がヤツデ、花が花笠に似ることから名づけられました。

 *昨年のクリスマスローズの画像・記事はこちら >>

ウグイス
2023/03/11
一日の始まりに
霧の朝 鶯の声 こだまして

今朝、霧に包まれた松江。

山のほうから美しく響くウグイスの鳴き声を聞くことができました。

 ※画像:ウグイスの参考画像です。

 *昨年のウグイスの記事はこちら >>

ミニスイセン・テタテート
2023/03/10
寄り集まって
テタテート 内緒話に 花が咲き

庭にて。
草丈20㎝くらいのミニスイセン「テタテート」。

テタテート(ティタティタ)の名前は、フランス語で「頭と頭」。
「頭を寄せ合う」、「内緒話をする」の意味があるそうです。

どんなお話をしているのでしょうね。

アセビ
2023/03/09
アセビの花が咲き進み
白き珠 たわわにつけし 花馬酔木

庭にて。
白い花をたくさんつけたアセビ(馬酔木)。

このところの日中のあたたかさで一気に咲き進んだ気がします。

 *昨年のアセビの画像・記事はこちら >>

ハーバリウム
2023/03/08
光も楽しむ植物標本
春夕や 標本の瓶に 色透けて

窓辺にて。
春の夕暮れ色のハーバリウム。

放課後教室での子供の作品。

小さなガラスのボトルにハーバリウムオイルとドライフラワーなどを入れて。

ツクシ
2023/03/07
土から出て
啓蟄に 土筆のきょうだい 背くらべ

昨日、畑にて。
いつの間にか出てきていたツクシたち。

季節は啓蟄(けいちつ)。

虫だけじゃなく、植物も動き出しています。

 >>「啓蟄」

 *昨年のツクシの画像・記事はこちら >>

オランダミミナグサ
2023/03/03
耳の日です。
在来の 耳菜草や 今いずこ

今朝の畑にて。
霜の降りたオランダミミナグサ。

見かけるのはほぼ外来種のオランダミミナグサ。

在来種のミミナグサはどこへ行ったしまったのでしょうか。

ミミナグサの花期は5月。
草姿もオランダミミナグサより小さいため目立たないのかもしれません。

オランダミミナグサの花期は3月~5月。
花を咲かせ始めています。

 *昨年のオランダミミナグサの画像・記事はこちら >>

ヒメオドリコソウ
2023/03/02
春を喜んで
春になり 姫踊子草 小躍りし

事務所花壇にて。

どこからか種が飛んできて花を咲かせているヒメオドリコソウ。
風に揺れる姿は春の到来を喜んでいるよう。

 *昨年のヒメオドリコソウの画像・記事はこちら >>

ヒヤシンス
2023/03/01
3月になりました。
風信子の 花を咲かせし 花信風

庭にて。

花が咲く季節の到来を知らせる風、花信風(かしんふう)。

冬の寒さに当たることで花芽をつける風信子(ヒヤシンス)。
春の風に誘われて、花を咲かせました。

去年の水栽培の後、庭に植えつけておいたヒヤシンスです。

 *昨年の水栽培のヒヤシンスの画像・記事はこちら >>

花信風に 誘われ始めん 庭づくり

花信風に誘われて、花いっぱいの庭づくりをこの春から始めよう。
3月休業日カレンダー
【3月の休業日のお知らせ】
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3月の弊社の休業日は下記のとおりです。

・日曜日
・3月25日(土)

*3月21日(祝・火)は営業しております。
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ケショウザクラ
2023/02/22
花期の長い西洋サクラソウ
春めきて 乙女桜の 笑みこぼれ

事務所玄関前にて。

今日の松江はぽかぽか陽気。
あたたかい日の光を浴びてうれしそうに咲くプリムラ・マラコイデス。

花がサクラに似るサクラソウよりも小ぶりなことから、オトメザクラ(乙女桜)・オトメコザクラ(乙女小桜)と呼ばれています。
株全体に白い粉がふいているように見えることからケショウザクラ(化粧桜)とも。

4月頃まで長く花を楽しむことができます。

パンジー
2023/02/18
考える人
考えろ いや 考えすぎだと パンジーが言い

事務所にて。

玄関前のプランターで思いをめぐらすパンジー…
…を眺めては、考えすぎもほどほどにと自分自身に言い聞かせて。

フランス語のパンセ(考える)が名前の由来。
物思いにふける人の顔のように見えることから名づけられました。

竹の葉先の雪しずく
2023/02/15
雪しずく
舞い降りて 雫となりし 春の雪

事務所裏にて。

今日はちらちらと雪の舞う松江。
舞い降りてはすぐにとけ、竹の葉先から滴り落ちる雫。

オトメツバキ
2023/02/14
見入ってしまう美しさ
千重なす 乙女椿や 雅やか

事務所花壇にて。
千重(せんえ)咲きのオトメツバキのなんとも雅やかな姿。

昨年より1ヶ月早い開花です。

 *昨年のオトメツバキの画像・記事はこちら >>

クリスマスローズ
2023/02/13
クリスマスローズの花が咲き出しました。
曇天の クリスマスローズ 物憂げに

庭にて。
曇り空でより物憂げな様子のクリスマスローズ。

フキノトウ
2023/02/10
春の使者
蕗の薹 春を告げんと 顔を出し

庭にて。
春の訪れを教えてくれるフキノトウ。

まだかな~と落ち葉をよけてみたらちゃんと土から顔を出していました。

 *昨年のフキノトウの画像・記事はこちら >>

 *フキノトウの関連記事 >>

サザンカ
2023/02/09
花びら敷き詰めて
山茶花の 花咲き終わり 赤絨毯

庭にて。
サザンカの花が散って、赤いじゅうたんのよう。

花びらが一枚一枚散るサザンカ。

近所の白花のサザンカが散ったときは、まるでサザンカのまわりだけ雪が積もったかのようでしたよ。

花が散ってからも楽しめますね。

ヤブツバキ
2023/02/04
ようやく雪が解けて
春立つや 椿の蕾 ほころびて

今朝、庭にて。
ヤブツバキの蕾もようやく開き始めました。

 *昨年のヤブツバキの記事はこちら >>

 >>「立春」

雪
2023/02/01
2月になりました。
雪待ちの子らも雪飽き 雪解待つ

事務所裏の雪。
なかなか解けないものですね。

雪が降るのを楽しみにしていた子供たちも、喜んだのは雪が積もった初日だけ。
自転車に乗りたくて早くとけてほしいらしい。

雪かきをしてもまた積もりの繰り返しで現場もなんぎこんぎ。

歩道や車道もまだまだ雪が残っている場所があるので十分ご注意くださいね。
2月休業日カレンダー
【2月の休業日のお知らせ】
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2月の弊社の休業日は下記のとおりです。

・日曜日
・2月11日(祝・土)
・2月25日(土)

*2月23日(祝・火)は営業しております。
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ウメ
2023/01/27
立春はもうすぐ。
雪降りて 室咲き梅の 白きかな

事務所内に生けてある白花のウメ。
あたたかい室内で先日、雪の降りはじめにあわせるように咲き出しました。

松江は今日も雪。

天気予報ではまだしばらく雪マーク。
お気をつけてお過ごしください。

マンリョウ
2023/01/14
お正月の名残。
めでたさと かわいさ湛え 実万両

庭にて。
めでたさいっぱい、かわいさいっぱいのマンリョウの実。

春ごろまで赤い実を楽しめますよ。

 *マンリョウの関連記事はこちら >>
マンリョウ
グラスに生けて。
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ワビスケ
2023/01/11
侘助咲く
薄桃の 侘助開きて 春遠からじ

事務所横の花壇にて。
春を感じさせる淡い桃色の侘助の花。

松江は今日も穏やかな晴れ。
春めいています。

 >>「太郎冠者」

サクラ
2023/01/10
桜咲く
梅よりも 先に咲きたる 桜かな

庭にて。
お正月頃から咲き始めたサクラ。
昨年よりも早い開花です。

ひとあし早く春を感じて。

 >>「庭のサクラの開花宣言」

春の七草
2023/01/09
春の七草
七草や 野に見つからず 店で買い

1月7日は七草の節句。

本来は旧暦の1月7日(旧七草)の風習。

新暦の1月7日にはまだ、野で七草をそろえることは難しいため、お店などで「七草セット」を手に入れる必要があります。
今年は入手できました~。

みなさんはどのようにして七草を召し上がりましたか?
定番の七草粥?それとも七草ピザ?

今回は、春の七草と豚肉のバター醤油炒めを作ってみました。
※今回も胃を休めるという趣旨からは程遠い感じになっております。

旧暦の1月7日(旧七草)は1月28日です。
野に出て、ぜひ七草を探してみてくださいね。

 >>「七草の節句」
春の七草を使った炒め物
【春の七草と豚肉の炒め物】
① スズナ(カブ)とスズシロ(ダイコン)の根の部分は皮をむかずに薄切り。
② 豚肉(ベーコンなどでもOK)は食べやすく切る。今回はソーセージで。
③ ①と②を油をひいたフライパンに入れ、水少々を加え、蓋をして蒸し焼きに。
④ ③の火を通している間に、葉物をさっとゆでて冷水にとり、水けをしぼり、食べやすく切る。
⑤ ③に火が通ったら④を加えて混ぜ、バター、みりん、醤油で味付け。
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お正月スワッグ
2023/01/06
明けましておめでとうございます。
厄除けに 南天飾り 初仕事

庭の植物で作ったお正月スワッグ(壁飾り)。

・ナンテン(南天)…「難を転じる」に通じることから縁起が良く、厄除けとして庭に植えたり飾ったりする。
・ゴヨウマツ(五葉松)…松は常緑で、竹と同じく神様が降りてくる場所である依代(よりしろ)とされる。
・斑入りササ(笹)…竹・笹は冬でも青々とし、まっすぐ伸びる姿が縁起がよいとされる。

本日、弊社の仕事始めとなります。
8日間休みをいただき、英気を養うことができました。

年末年始、皆様はどのようにお過ごしになりましたか?

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
1月休業日カレンダー
【1月の休業日のお知らせ】
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1月の弊社の休業日は下記のとおりです。

・日曜日
・1月28日(土)

*1月9日(祝・月)は営業しております。
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注連飾り
2022/12/28
本年もお世話になりました。
仕事納め 煤を払ひて 注連飾る

事務所玄関にて。
今日が弊社の仕事納め。
窓拭きなどの掃除をし、注連飾りを取り付けて。

明日12月29日(木)から1月5日(木)まで冬季休業とさせていただきます。

よいお年をお迎えください。

来年もご安全に!

氷のリース
2022/12/24
庭の植物でクリスマス飾り
氷点下 寒さ楽しむ 氷中花

庭にて。
氷のリースを作ってみました。

花などを入れて凍らせた氷「氷中花(ひょうちゅうか)」。
庭のナナカマドの実とヒノキの葉を入れました。

エンゼル型があれば作りやすいと思いますが、味付け海苔のボトルの蓋と小さなココット皿を重ねて代用。
水、実、葉をいれて氷点下の屋外に置くだけ。

今回、2セット作って、念のため1つは冷凍庫へ。

翌朝。
屋外に置いたものは、ほぼ凍ってませんでした。
やはり氷点下5℃くらいにならないときれいに凍らないですね。

気を取り直し、冷凍庫で固めたリースを型から取り出して、リボンをかけて出来上がり。
落ち葉のクリスマスリース
落ち葉リースをリメイク

落ち葉の赤色褪せず クリスマス

秋の終わりの落ち葉のリース

ひと月たちましたが、色褪せず赤いまま。

庭のヒノキの葉と昨年のリースで使用したドライフラワーの実を間にさし込んでクリスマスリースに。
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雪の日のナンテン
2022/12/23
雪降る地域で出会える景色
雪降りて 難儀なれども 美しや

事務所横の花壇にて。
雪の中のナンテン。
葉や実の雫がそのまま凍って。

今日の松江は雪。
雪が降ると大変ではあるけれど、雪が降るからこその美しい景色に出会うことができる。

ユズ
2022/12/22
冬に至る
もぎたての 柚子を浮かべて 禊の湯

畑にて。
ホンユズ(本柚子)より小ぶりの実をつけるハナユ(花柚)。

今日は、二十四節気のひとつ冬至。

冬至の日の「柚子湯(ゆずゆ)」は、心身を清める禊(みそぎ)から転じた風習だといわれています。

来年に向けて、もぎたての柚子を入れたお風呂で心も体もリフレッシュしましょう。

 *柚子湯の関連記事はこちら >>
ハナユ・キミノセンリョウ・スイセン
ユズを飾る
色ガラスに生けた庭の植物と
ユズを黒のプレートにのせて。
黄色・白・黒でまとめてみました。

・ハナユ
キミノセンリョウ
・スイセン
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スイセン
2022/12/20
「雪中花」咲く
水仙の 咲ける姿に 背筋伸び

庭にて。
スイセンの花。別名「雪中花(せっちゅうか)」。

寒さの中、まっすぐ凛とした姿で花を咲かせるスイセン。
自分もしゃきっとしなければと背筋が伸びる思いがします。

 >>「日本水仙が咲き始めました。」

ナンテン
2022/12/17
冷たい雨が降っています。
雨雫 なお重からん 実南天

事務所の花壇にて。
実をつけて重そうなナンテンが、雨の雫でなおさら重そう。

明日の松江は雪マーク。
お気をつけてお過ごしください。

 *ナンテンの花の画像・記事はこちら >>

シャコバサボテン
2022/12/15
日短し
陽だまりの 蝦蛄葉仙人掌 華やかに

事務所玄関にて。
日の当たる屋内で華やかに咲くシャコバサボテン。

シャコバサボテンは、日照時間が短くなるのを感じて花を咲かせる短日植物。
夜でも明かりがついている部屋に置いていると花が咲かないのでご注意くださいね。

 >>「クリスマスに咲くサボテン」

バラ
2022/12/14
ふんわりと咲く
風冴えて 杏色に咲く 薔薇やさし

事務所裏にて。
冷たい風が身にしみる季節、やわらかなあたたかみのある杏色(あんずいろ)のバラに癒されて。

今日、松江で「初雪」が観測されましたね。
冬将軍到来です。

冬になっても咲き残っているバラ「冬薔薇(ふゆそうび)」。
寂しさを感じさせる言葉。

事務所のバラは今のところ元気に咲いていますが、冬の寒さに負けず、もうしばらく花を咲かせてほしい。

タマリュウ
2022/12/13
青い宝石
紺碧のひとつぶ結びて 龍の髭

庭にて。
リュウノヒゲが青い実を一粒つけています。

ヤブランと同じくリュウノヒゲの実もむき出しになった種子。
「竜の玉」と呼ぶそうです。
神秘的な青さがその呼び名を生んだのかもしれませんね。

画像のリュウノヒゲはタマリュウ(玉竜・リュウノヒゲの矮性品種)。

庭のあちこちにタマリュウが植わっていますが、見つけることができたのはこの一粒と20㎝ほど離れた場所のもう一粒だけでした。
貴重な竜の玉。
リュウノヒゲ
庭にて。
リュウノヒゲの花。

今年の6月下旬撮影。

真っ白な花をこんなにたくさん咲かせていたのに、「竜の玉」は一粒もみつかりませんでした。残念。
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ヤブラン
2022/12/12
黒い宝石
実藪蘭 黒曜石の 照るごとく

庭にて。
ヤブランの実が黒曜石のように光って。

実のように見えるのはじつは種子。
薄い果皮は早々に剥がれ落ち、種子がむき出しとなっている状態。

つやつやとおいしそうな果実だと鳥たちに思わせ、種を運んでもらう戦略なのだとか。

 >>「ヤブランの花穂」

シロタエギク
2022/12/08
大雪(たいせつ)の季節となりました。
白妙菊 広げたる葉 雪の花

事務所裏にて。
シロタエギクの葉が雪の結晶のように広がって。

本当の雪の結晶は日に当たるととけてしまいますが、シロタエギクの葉は日の光を効率よく浴びるため交互に広がっています。

 *大雪(たいせつ)の関連記事はこちら >>

 >>「シロタエギクの花」

サザンカ
2022/12/07
時代の流れでしょうか
山茶花や 「たきび」の歌を 知らぬ子ら

庭のサザンカ。
色ガラスの器に生けて。

サザンカの花を見ると、童謡「たきび」を思い出します。

「さざんか さざんか さいたみち~♪」と口ずさんでいると、子どもたちが「何その歌?」と。

焚き火はできなくなってしまったかもしれませんが、心があたたまる「たきび」は歌い継いでほしいですね。

 >>「山茶始開」
12月・年末年始休業日カレンダー
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12月及び年末年始の休業日は下記のとおりです。

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・12月10日(土)
・12月29日(木)~1月5日(木)
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ビワ
2022/12/03
翌年の夏に向けて
寒空に キャメル羽織りて 枇杷咲きたり

今朝の畑にて。
ビワの白い花。

キャメル(ラクダの毛で織った毛織物)のような萼に包まれあたたかそう。

たわわに実る黄橙色した初夏の果実ビワ。
寒い冬に花を咲かせています。

ハボタン
2022/12/02
今年も願いを込めて
葉牡丹に 年越し無事の 祈り込め

事務所前にて。
毎年12月恒例のハボタンの植え込み。

無事に新年を迎えられますようにと各現場事務所にも配置して。

 *ハボタンの関連記事はこちら >>

落葉後のハナミズキ
2022/12/01
深い紅色
初冬(はつふゆ)の 初雪葛の葉 真紅

庭にて。
深い紅色に染まったハツユキカズラ。

葉に入る白い模様が初雪を思わせることから名づけられたというのに、初雪の頃の姿は真紅(しんく)。

12月になりましたね。
暖かかった11月から一気に冬の寒さに。

体調を崩されませんよう、あたたかくしてお過ごしください。

 >>「初雪カズラ」

落葉後のハナミズキ
2022/11/30
木の葉の雨
ぱらぱらと 葉の雨降らし 冬支度

庭から見上げた今朝の空。
すっかり葉を落として枝だけとなったハナミズキ。

木の葉雨(このはあめ)、木の葉時雨(このはしぐれ)。
木の葉の散る様子や音を雨にたとえた言葉。

こちらが落ちる葉を眺めながら行く秋を惜しんでいる間に、木は惜しげもなく葉を落とし冬支度。

芽吹きの春まで休眠となります…おやすみなさい。

 >>「秋を惜しんで」

サンキライ
2022/11/28
鳥の落とし物?贈り物?
赤い実を 庭に見つけし 山帰来

庭にて。
山に自生するといわれるサンキライ。
赤い実をつけているのを庭で見つけました。

鳥が運んできたのでしょうか。

病気になった者が山でこの植物の根を食べ元気になり、山から帰って来たことからサンキライ(山帰来)と呼ばれるようになったとか。

 *1月に庭で見つけた鳥からの贈り物 >>

ヒメツルソバ
2022/11/25
薄ピンク色の金平糖 ~ヒメツルソバ~
散らばりし 金平糖かな 姫蔓蕎麦

道端にて。
ヒメツルソバの花。
野に散らばった金平糖のよう。

ころころとした花姿がかわいらしい。

同じタデ科の仲間ミゾソバ・別名コンペイトウ草の記事はこちら >> 

 >>「ヒメツルソバ」

ヒメツルソバ
五色豆のようにも見える。
ヒメツルソバ
紅葉も楽しめます。

小見出し

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落ち葉リース
2022/11/24
秋を惜しんで
風なき日 はらはらかさり 木の葉落ち

庭の木々の紅葉もそろそろ終わり。
風もないのにはらはらと舞い、かさりと落ちる葉。
ものがなしくもあり、名残惜しくもあり…。

もうしばらく美しく色づいた葉を楽しんでいたいので、庭のハナミズキの落ち葉を拾い集めてリースを作ってみましたよ!

【材料】
・落ち葉
・リースの土台
・ワイヤー

リースの土台は、クズのツルを丸くからんだものを使用しました。
去年クリスマスリースに使用した土台の再利用。

①少しずらして重ね合わせた3枚の葉を、ワイヤーで土台に固定。
*傷んでいた葉先のほうを固定しました。乾燥するとまるまったり、割れやすくなるので葉が乾燥しないうちに。
②ずらしながら土台に固定していきます。

今回はシンプルに落ち葉だけ使用しましたが、木の実や枝などでアレンジしてみるのもいいですね。
作ってみてください。

イヌタデ
2022/11/22
赤まんま
犬蓼の 色濃くなりて 米こぼれん

道路脇にて。
イヌタデ、別名アカマンマの花が種子を包んでますます色濃くなりこぼれ落ちそう。

子どもたちが花を集めて、お赤飯に見立ててままごと遊びをしていたことから赤まんまと呼ばれるようになりました。

花に見えるのは萼(がく)が変化したもの。
色褪せることも散ることもなく種子を包んでいます。

晩秋の赤く美しいイヌタデの花穂の正体は、旅立つその日まで大事に守られた種子たちでした。

 >>「野の花を生けてみる ~イヌタデ~」

マツヨイグサ
2022/11/21
日の暮れを待って咲きます。
月の色 吾子の手折りし(たおりし) 待宵草

道端に咲いていたマツヨイグサ。
花色からツキミソウ(月見草)と混同されがち。

ツキミソウの花色は白。
花期は夏。
名前は月が現れる時間帯に花を咲かせることに由来します。

マツヨイグサの花色は黄色。
花期は春~秋。
名前は宵を待って花が咲くことから。

午後にはしぼんでしまう一日花。
次の蕾が開くのを楽しみに待つとしましょうか。

ダイヤモンドリリー
2022/11/18
ダイヤモンドリリー
きらきらと ネリネのピンク まぶしくて

事務所裏にて。
鉢植えのネリネ。

ネリネの花弁は光が当たると輝きを放つため、ダイヤモンドリリーの別名があります。

蛍光ピンクの目立つ色。
測量用テープの色だと思ってしまうのは私だけでしょうか…。

 *花弁が輝きを放つ理由はこちら >>

ホトケノザ
2022/11/17
気温高めの11月
立冬の 土手春色に 仏の座

用水路脇にて。
立冬のこの時期、ホトケノザが土手で一斉に花を咲かせています。

日当たりのよい場所では通年花を咲かせるホトケノザ。
とはいえ、11月の松江でこんなにたくさん咲いているのを見たのは初めてかもしれない。

 >>「小さな赤紫の花 ~ホトケノザ~」
ホトケノザ
朝露のせて
ホトケノザ
春のホトケノザ。
2022.3月中旬撮影。

小見出し

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ミコシグサ
2022/11/16
御神輿わっしょい
神輿草 野はにぎやかに 秋祭り

先週末、庭にて。
種子をとばした後のゲンノショウコの果実。

神輿の屋根に似ていることから、ミコシグサ(神輿草)の別名があります。

10月下旬頃からこの姿に出会うことができます。
晴れた日の昼間、きれいに反った屋根が見られますよ。

 >>「現の証拠」

アキノキリンソウ
2022/11/15
秋の麒麟草
背高に 座を奪われし 泡立草

裏山にて。
黄色い穂状の花が美しいアキノキリンソウ。
別名アワダチソウ。

こちらが本家のアワダチソウだというのに、セイタカアワダチソウ(背高泡立草)のほうがメジャーな存在に。

 >>「秋に咲く黄色い花 ~アキノキリンソウ~」
秋の草花アレンジ
・アキノキリンソウ
・ヨモギ
・ミズヒキ
・シャリンバイ
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1,000円
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サザンカ
2022/11/14
山茶始開
山茶花の あまたの蕾 ひとつ咲き

先週末、畑にて。
サザンカ開花第1号。

たくさんの蕾をつけて花を咲かせる準備をしていましたが、ようやく一輪咲きました。

 >>「サザンカの花が咲きはじめました。」

コギク
2022/11/11
キクの季節
小菊らや 我も我もと 咲き競い

畑にて。
競い合うようにして咲くコギクたち。

先日、仕事帰りに立ち寄った店の直売所でも、大きさもさまざまな色とりどりのキクが所狭しと並んでいました。

松江城山公園では第72回菊花展が開催中。
今月13日(日)までとのこと。
今年も行ってみようと思います。

 *昨年の菊花展の記事はこちら >>

ヤマモミジ
2022/11/10
庭で季節の移ろいを楽しむ②
赤き手を伸ばし見せんと山紅葉

庭にて。
真っ赤に染まったヤマモミジ(イロハモミジかも…)。

幼子の手のような小さな葉。
赤くなったよと枝を伸ばして見せようとしているような。

 >>「庭で季節の移ろいを楽しむ」
芽吹きの頃。
2022.4月初旬撮影。
新緑
新緑。
2022.5月初旬撮影。

小見出し

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ミズヒキ
2022/11/09
ツートンカラー
水引の花 紅白二色で 虫寄せか

庭にて。
上半分が赤色で下半分が白色のミズヒキの花。

色分けしているのは、赤色に寄ってくる虫、白色に寄ってくる虫、双方の気をひこうとしているのでしょうか。

花が開くのは朝の数時間。短期決戦の戦略?

 >>「紅白のミズヒキ」

シュウメイギク
2022/11/08
赤花の八重咲きが原種
秋澄む日 秋明菊の 白一重

庭にて。
そろそろ咲き終わりのシュウメイギク。

白花の一重咲きは作出された品種。

秋の澄んだ空気の中、白い一重のシュウメイギクがやはり美しい。
「秋明菊」の名にいちばんあっているようにも感じます。

 >>「シュウメイギク」

ハナミズキの紅葉
2022/11/07
庭で季節の移ろいを楽しむ
庭粧う(よそおう) 花水木の葉 赤々と

庭にて。
赤く色づいたハナミズキの葉。
*ホームページのトップ画像にも使用しました。

毎年楽しみな玄関前のハナミズキの紅葉。
*昨年のハナミズキの画像はこちらから >>

今年は台風の影響でかなり葉がいたんでしまいましたが、きれいに紅葉してくれました。
ハナミズキの芽吹き
芽吹きの頃。
2022.4月中旬撮影。
ハナミズキの花
ピンク色の花ひらく。
2022.5月上旬撮影。

小見出し

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ベニシタン
2022/11/05
整列しています。
行儀よく 並ぶ赤い実 紅紫檀

今朝の前庭にて。
赤く色づいたベニシタンの実。

 >>「ベニシタン」

ウィンターコスモス
2022/11/04
もうすぐ立冬
冬近しと告げるウィンターコスモスの花

事務所裏にて。
晩秋から冬に花を咲かせるウィンターコスモス。

冬が近いことを知らせてくれています。

 >>「冬のコスモス?」

セイタカアワダチソウ
2022/11/03
セイタカアワダチソウ
秋空へ 伸びんと 背高泡立草

近所の川原にて。
秋の空へ向かって伸びようと群れ咲くセイタカアワダチソウ。

青い空 青い橋桁 泡立草

 >>「秋に咲く黄色い花 ~セイタカアワダチソウ~」

ヒイラギモクセイ
2022/11/02
モクセイの花
金や銀ならねど 真白の柊木犀

庭にて。
金でも銀でもないけれど、真っ白なヒイラギモクセイの花。

キンモクセイが咲き終わり、入れ替わるように咲き出しました。

 >>「優しい香りのヒイラギモクセイ」

コマユミ
2022/11/01
11月になりました。
小真弓の 実まだはじけず 秋の暮れ

先日の夕方。
前庭にて。

コマユミの実。
はじけそうではじけず10月も終わり。
【11月の休業日のお知らせ】

弊社の11月の休業日は下記のとおりです。
・日曜日      
・11月12日(土)
・11月26日(土)

*11月3日(木・祝)及び23日(水・祝)は
営業しております。

ハロウィン簡単フラワーアレンジ
2022/10/31
ハロウィンカラーの簡単アレンジ
ハッピーハロウィン!
庭の植物たちで簡単アレンジ。

オレンジ色に紅葉したナツツバキの葉。
赤紫色のヨモギの花。
黒紫色のシャリンバイの実。
立ち枯れエノコログサ。
コスモス。

ホトトギス
2022/10/29
よく見ると派手でした。
紫の ヒョウ柄まといし 杜鵑草

事務所近くの水路にて。
ホトトギス(杜鵑草)の花。

花の大きさは2~3㎝。
遠目には紫色で地味な印象ですが、近くで見ると花弁の斑点がヒョウ柄みたい。
割と自己主張強めです。

 >>「秋の茶花 ホトトギス」
ホトトギス
同じ水路に咲くホトトギス。
斑点模様が薄く、少しおとなしめ。
ホトトギス
群生しています。

小見出し

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うろこ雲
2022/10/21
朝の空
空一面 朝日に輝く うろこ雲

今朝、事務所玄関前にて。

松江の夕焼け空も大好きですが、朝の空の景色も美しい。

シジミチョウ
2022/10/20
庭の小さなチョウ
宍道湖にも 庭にもいたり ヤマトシジミ

前庭にて。
カタバミの花の蜜を吸うヤマトシジミ。

宍道湖に生息しているのもヤマトシジミ。同じ名前。

庭で見つけたヤマトシジミはシジミチョウの仲間です。
4月から11月頃まで見られます。

翅(はね)の形がシジミ貝に似ていて、日本各地で見られることからヤマトシジミと名づけられました。

ヤマトシジミは、カタバミの葉に卵を産みつけ、孵化した幼虫はカタバミの葉を食べて育ちます。
カタバミの生えている場所を探してみてくださいね。

ミゾソバ
2022/10/15
薄ピンク色の金平糖 ~ミゾソバ~
桃色に 水路染めたる 溝蕎麦の花

事務所近くの水路にて。
先日、ミゾソバが群生している場所を見つけました。
水路を埋め尽くしています。

溝に生えるソバに似た植物であることからミゾソバ(溝蕎麦)と名づけられました。
コンペイトウ草
別名:コンペイトウグサ、コンペイトウソウ(金平糖草)

蕾が集まっている様子が金平糖に似ていることから。
ウシノヒタイ
別名:ウシノヒタイ(牛の額)

葉を牛の顔の形を思わせることから。
もう、牛の顔にしか見えない。

小見出し

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ツワブキ
2022/10/14
ツワブキの花
生垣の 足元照らす 石蕗の花(つわのはな)

前庭にて。
生垣の下のツワブキ。花が咲き始めました。

日陰でも花を咲かせる丈夫なツワブキは、樹木の足元に植える下草にもおすすめです。

 >>「秋に咲く黄色い花 ~ツワブキ~」

キキョウ
2022/10/07
キキョウとテラコッタ鉢
事務所玄関前のキキョウの寄せ植え。

背の低い矮性種のキキョウ。
紫色と白色の花を交互に植えて。

紫と白、土の黒、テラコッタ鉢の明るい赤茶色。
はからずもハロウィンカラーっぽくなった。
いい感じ。

ナツアカネ
2022/10/05
赤とんぼ
秋日和 杭にとまるは 夏茜

先日の晴れた日の畑にて。

赤いトンボの総称「赤とんぼ」。
一般的にはアキアカネのことをさすことが多いようですが、畑で見かけたのは、ナツアカネでした。
頭から腹部まで鮮やかな赤色をしていることでほかの赤とんぼと見分けられます。

今日の松江は肌寒い曇り空。
昨日までの夏のような暑さはどこへやら。

夏は山地で過ごすという暑さが苦手なアキアカネ。
そろそろ姿を見せてくれるかもしれませんね。

ハハコグサ
2022/10/04
春の花が咲いていました。
春に咲く花、ハハコグサ。

秋に咲くこともあるらしい。

先日、畑の片隅にて。

黄色い小さなつぶつぶの花と白い綿毛に包まれた葉茎の柔らかな質感。
秋にも出会えてうれしい。
ハハコグサ
ガラスの小瓶に飾って。
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秋空とコスモス
2022/10/03
秋桜
澄み渡る 空に紅さす あきざくら

畑にて。
今年もたくさん花を咲かせてくれています。

本日入れ替えたホームページのトップ画像も畑のコスモス。

 >>「秋風に揺れるコスモス」

秋色アジサイ
2022/10/01
秋色に染まる
10月になりました。

秋色に染まった庭のアジサイ。

長~いしっぽのカナヘビくん。
そこから何が見える?

 >>「10月…神在月」
【10月の休業日のお知らせ】

10月の弊社の休業日は下記のとおりです。
・日曜日        
  ・10月  8日(土)  
・10月22日(土)

*10月10日(月・祝)は営業しております。

キンモクセイ
2022/09/30
霧の朝
ひんやりとした空気とキンモクセイの香りに包まれて。

庭のキンモクセイ。
今週半ばから香り始めました。

 >>「甘い香りのキンモクセイ」

ゲンノショウコ
2022/09/28
現の証拠
ゲンノショウコの花。
白い花弁に青い葯と筋模様が小粋な感じ。
*葯(やく・花粉が入っている袋)

9月中旬、前庭にて。

花の大きさは1㎝程度。

古くから下痢止めの薬草として知られ、煎じた液を飲めばすぐに効くことから現の証拠と名づけられたといわれています。

可憐な花と「現の証拠」というかたい感じの名前のギャップがおもしろいですね。

ヤブラン
2022/09/22
ヤブランの花穂
薄紫色のヤブランの花。
9月中旬、前庭にて。

いつの間にか花穂を伸ばし、花を咲かせていました。
つぶつぶのつぼみも、7㎜くらいの一つ一つの小さな花もかわいらしい。

ヤブラン(藪蘭)は藪に生え、ランに似た葉をもつことから名づけられました。
名前にランとつきますが、ラン科の植物ではなく、ヒヤシンスなどのキジカクシ科の植物。

日陰でも育ちますが、花つきが悪くなるので半日陰で育ててあげてくださいね。

花後になる実も楽しみ。
ヤブラン(斑入り葉)
前庭のヤブラン。
斑入り葉。
黄緑色に白いライン。
明るい感じ。
ヤブラン(緑葉)
緑葉のヤブラン。
9月中旬、裏庭にて。
濃い緑色の葉。
落ち着いた雰囲気。

小見出し

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ウスイロツユクサ
2022/09/21
白いツユクサ?
用水路脇にて。
台風前の朝、青いツユクサの中に白いツユクサを見つけました。

近づいてみると、真っ白というわけではなく、ほんのり水色。
こんな色のツユクサの花を見るのは初めて。

どうやら青色のツユクサの中に時折見られるという「ウスイロツユクサ」のようです。

しかしながら、除草剤により花色が抜ける場合もあるとのこと。

葉茎も青々としていて傷んでいる様子ではないので、本物のウスイロツユクサと思いたい。

ヒガンバナ
2022/09/20
彼岸の入り
彼岸を告げるヒガンバナ。
今朝の畑の畔にて。

台風が過ぎ、少しひんやりとした秋の風。

昨日までの暑さは台風の影響だったとはいえ、「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉通りとなった朝。

 >>「彼岸花が咲き始めました。」

2022/09/19
台風最接近
史上最強クラスともいわれている台風14号。

画像は、事務所前にて。水溜まりの雨の波紋の様子。
お昼を過ぎ、松江市内もだんだん雨が強くなってきました。

現場も先週末から台風対策。

皆様もどうかお気をつけてお過ごしください。

ハナウリクサ
2022/09/17
元気に増殖中
画像は、庭の枕木の階段下で咲くたくさんのハナウリクサたち。

購入した4本ほどの花苗のこぼれ種からどんどん増殖。

玄関前のプランターで咲いたあとは、こぼれ種が芽を出し2~3年は同じ玄関前で咲いていましたが、種が雨で流され、この場所にたどりついたのでしょうね。

今ではここがこの子たちの定位置。

 >>「ハナウリクサ」

キンエノコロ
2022/09/14
夕日を浴びて
金色に輝くキンエノコロの花穂。

晴れた日の夕方の畑にて。

この季節、夕日がさしこむわずかな時間に出会うことができます。

 *エノコログサの関連記事はこちら >>

八重咲きギボウシ
2022/09/12
八重咲きギボウシ
画像は庭の鉢植えのギボウシ。
9月に入り、花を咲かせはじめました。

純白の八重。
苗購入後、初めての開花です。

葉の色と形で選んで苗を購入したので、八重咲きとはつゆ知らず。

庭にあるギボウシはすべて一重でしたが、八重咲きも華やかでいいですね。
しかもいい香り。

 >>「ギボウシ」

ツユクサ
2022/09/08
白露の朝。
水路脇にて 青い露草。

 >>「白露」 >>「ツユクサ」

ニラ
2022/09/07
台風一過。
今日の松江は晴れ。

画像は台風がおさまった昨日の夕方の畑にて。

強風で折れることなく、ニラがすらりと細長い花茎の先に白い花を咲かせていました。

2022/09/01
9月になりました。
秋ですね。

夏の暑さは苦手ですが、夏が終わるのは寂しい気もします。

暑さが落ち着き、庭の花たちがまた元気よく咲き出しました。

涼しくなる9月は、夏の疲れが出て「秋バテ」になりやすいとか。
体を温める食事など、体を冷やさないようにするとよいそうですよ。

秋バテにならないよう、今月も元気に過ごしましょう。

【9月の休業日のお知らせ】
9月の弊社の休業日は下記のとおりです。

・日曜日          
・9月10日(土)      
・9月23日(祝・金)
 ・9月24日(土)       

*9月19日(祝・月)は営業しております。

ヘクソカズラ
2022/08/30
ヘクソカズラ
畑のサツキツツジにからみついたヘクソカズラが白い可憐な花を咲かせています。

花や葉茎を傷つけると悪臭がすることからヘクソカズラ(屁糞葛)と名づけられました。ひどい名前の植物の代表格。

可愛らしい花姿を田植えをする娘の早乙女や早乙女がかぶる笠に見立ててサオトメカズラ(早乙女葛)やサオトメバナ、花の形をお灸に見立ててヤイトバナの別名があります。

ヘクソカズラの海岸型の変種は、ハマサオトメカズラ(浜早乙女葛)。
葉に厚みと光沢があることで見分けられます。
ハマヘクソカズラと名づけられなかったのは、命名者の温情によるものでしょうか。

イチジク
2022/08/26
花の無い果物?
イチジクの果実をいただきました。

イチジクの名は、中国名の「映日果(えいじつか)」が変化したという説や実がついてから一か月で熟す、または一日一個熟すことから一熟(いちじゅく)と呼ばれていたのが変化したという説があります。

漢字では、花の無い果物「無花果」と表記します。
そういえば、イチジクはどんな花?見たことないなぁと思われている方も多いのではないでしょうか。

じつは、イチジクの花は、私たちが食べている果実の中に咲きます。
果実の内側に、花びらのない花が無数に並んでいる状態。

外から花が見えないことから「無花果」という字を当てたといわれています。

果実の中に花が咲くなんてとってもユニークな植物ですよね。

フユサンゴ
2022/08/20
夏の終わりのフユサンゴ
昨日はオレンジ色の花のハナアロエをご紹介しましたが、今日はオレンジ色の果実をご紹介します。

畑のフユサンゴ。まんまるの実をたくさんつけています。
*ミニトマトに似ていますが、有毒なので食べないようにご注意くださいね。

フユサンゴ(冬珊瑚)はタマサンゴ(玉珊瑚)とも呼ばれ、果実を丸く加工した珊瑚に見立てたことに由来します。

「冬」とつくのは、夏の終わりごろから冬にかけて長く実をつけることからなのか、花や実が少ない冬に濃いオレンジ色の丸い実が目立つからなのか…

いずれにしても長期間、緑から黄、オレンジ色へと変化する実を観賞できるのが魅力です。

花期は5月~11月頃。
星形の白い小さな花も一緒に楽しみましょう。

ハナアロエ
2022/08/19
ハナアロエ
庭のハナアロエ。
長く伸ばした花茎の先に、1㎝くらいのオレンジ色の小さな花を咲かせています。

ふわふわした黄色い雄しべもかわいらしい。

5月初旬に咲いていることに気がつき3か月。今も元気に咲いています。
*画像は5月下旬に撮影したものです。

ハナアロエの名は、葉がアロエのように多肉質で、花が美しいことに由来します。
左下の画像がハナアロエの葉です。長さ15㎝前後。

一日花ですが、次々と咲き、11月頃まで長く楽しめます。

ケイトウ
2022/08/12
深紅色のケイトウ
畑のケイトウが鮮やかな深紅色の花を咲かせています。

赤みがかった緑の葉に赤い葉脈と葉柄の色合いも美しい。

画像は今月初めに撮影したものです。
*ホームページのトップ画像にも使用しました。

ケイトウは花色・花もちがよく、お盆の切り花としても活躍。
こぼれ種からでも発芽し、毎年花を咲かせてくれる丈夫で育てやすい植物です。

*昨年のケイトウの画像・記事はこちらから >>

コエビソウ
2022/08/11
コエビソウ
玄関先の鉢植えのコエビソウが花を咲かせています。

花は白い部分で、赤い部分は苞(ほう)。
苞は葉が変形したもので苞葉(ほうよう)とも呼ばれます。

初めて見たとき、エビみたいだなぁと思っていたら、見たまんま、コエビソウ(小海老草)という名前でした。

コエビソウは熱帯性の常緑低木。
寒さに弱く、冬は地上部が枯れ、春に再び芽を出すという性質が宿根草のようであることから名前に「草」がついています。

花期は5月~10月。
赤く美しい苞葉は、花後も色褪せることなく長く楽しむことができます。

2022/08/09
残暑厳しいですが…
8月7日は二十四節気のひとつ立秋(りっしゅう)でした。

期間としては8月7日頃から処暑(しょしょ・8月23日頃)前日まで。
秋の気配が立ち始める頃。

近所の田んぼではイネの穂がずいぶん大きくなっていたり、先日庭では“秋を告げるセミ”といわれるツクツクボウシの鳴き声が聞こえたり…

まだまだ暑いものの、着実に秋が近づいているのだなあと感じました。

コシアキトンボ
2022/08/06
コシアキトンボを見つけました。
庭のハナミズキ。少し波打つ緑色の葉がきれい。
ふと上を見上げると、ハナミズキの枝でひと休みしているトンボがいました。
コシアキトンボのようです。

体と後翅(うしろばね)の付け根が黒色で、腹部の白い部分が空いているように見えることからコシアキトンボ(腰空蜻蛉)と名づけられました。

後日、散歩中にも川の上を飛び回るコシアキトンボを見つけました。
左下の画像が上から見た姿。

腹部の白い部分が明るく見えることから腰明(こしあき)と名づけられたという説もあり、暗闇に輝く電灯に見立てて「電気トンボ」とよぶ地域もあるそうです。
確かに、明るく光っているように見えますね!

いろいろなトンボが見られる季節。
探してみてくださいね。

2022/08/02
連日猛暑
昨日の松江は、最高気温37.5℃。
今年一番の暑さだったようです。

日本気象協会は、最高気温が40℃以上になる日を「酷暑日」、最低気温30℃以上の夜を「超熱帯夜」と呼ぶことを本日発表。
130名の気象予報士によるアンケート結果により決定されたとのこと。
*気象庁が定義したものではなく、日本気象協会独自の呼称です。

松江にもいつか酷暑日がやってくるのでしょうか。
体温より高い気温はかなり危険。

翌日に熱中症を発症する「時間差熱中症」にも注意が必要です。
引き続き対策をとりながら、今月も元気に過ごしましょう。

【8月の休業日のお知らせ】

8月の弊社の休業日は下記のとおりです。

・日曜日                    
・8月13日(土)~8/16(火)    
・8月27日(土)                            

松江市優良工事表彰状
2022/07/29
松江市優良建設工事表彰
一般土木工事中規模部門にて、松江市長様より令和4年度(令和3年度完了)優良工事表彰を賜り、作日、表彰状をいただきました。

*土木事業部・受賞実績 >>

ブルーベリー
2022/07/27
夏の青い宝石
庭のブルーベリーの木がたくさんの実をつけました。

“夏の青い宝石”に例えられることもあるブルーベリー。

緑からピンク、赤、青紫へと変化する果実の色もきれい。
今はまだ実がなっているのを観賞して楽しんでいます。

そのうちに庭にやってくる鳥たちに食べつくされてしまいそう。

風鈴
2022/07/26
暑中お見舞い申し上げます。
暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。

7月23日は二十四節気のひとつ大暑でした。
期間としては7月23日頃から立秋(りっしゅう・8月7日頃)前日まで。

もっとも暑さが厳しくなる頃です。
ご無理なさいませんようお過ごしください。

暑い日本の夏の風物詩といえば、風鈴を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

平安時代には貴族が魔除けとして軒先に吊るし、銅などの金属製から江戸時代にはガラス製の風鈴が作られるようになり、庶民にも広まったそうです。

近頃では、騒音トラブルになることもしばしばあるとのことなので、注意が必要ですが、やはり風に揺れて奏でる涼やかな風鈴の音色に癒されますね。

日本人は風鈴の音を聞くだけで体の表面温度が2~3℃下がるのだとか。

庭先や室内の風の通り道に風鈴を吊るして、涼を感じてみてくださいね。

ヘメロカリス
2022/07/16
長く楽しめる一日花 ヘメロカリス
すっきりしない不安定な天気が続いている松江。
からっと晴れた夏の青空を見たい!

画像は、そんな晴れた日に木陰で山吹色の花を咲かせていた庭のヘメロカリス。
今月の初旬に撮影したものです。

ヘメロカリスの名は、ギリシア語のヘメラ(1日)とカロス(美)が語源。

美しい花が1日で咲き終わってしまうことに由来しますが、同じ花茎から次々と花を咲かせるので長く楽しむことができます。

1日でしぼんでしまうなんてもったいないような気もしますが、日々新鮮な花を咲かせることがヘメロカリスの美しさの秘訣なのかもしれませんね。

センリョウ
2022/07/13
原始的?それとも進化を遂げた花?
庭のセンリョウが花を咲かせています。

黄緑色の雌しべの子房に白い雄しべがくっついているという変わった花。

花弁や萼(がく)を持たない原始的な形を残したという説と、もともとあった花弁や萼を退化させたのではないかという説があります。

原始的なのかそれとも不要なものをそぎ落として今の姿に進化したのか?

いずれにしてもセンリョウにとって花弁や萼は必要なかったということですね。

*赤や黄色の実をつけた昨年のセンリョウの画像・記事はこちらから >>

ネムノキ
2022/07/11
幻想的なネムノキの花
今年も裏山のネムノキがふんわりと美しい花を咲かせてくれました。

*昨年のネムノキの画像と記事はこちらから >>

子どもの頃の通学路にもあったネムノキ。
花が咲いてるのを見つけるとうれしかったのを思い出します。

繊細でやさしいピンク色の花が木に咲くというのもなんだか幻想的で特別な感じ。

画像は、先週撮影したネムノキの花。
夕暮れ前の青空に淡いピンク色が映えてきれいでした。

サルスベリ
2022/07/07
小暑
今日は二十四節気のひとつ小暑(しょうしょ)。
暑さが本格的になる頃。
期間としては7月7日頃から大暑(たいしょ・7月23日頃)前日まで。

画像は咲き出した畑のサルスベリ。
*昨日の夕方撮影したものです。
城北通りのサルスベリも咲き出しましたね。

今朝は早起きしたおかげで、今シーズン初のヒグラシの鳴き声を聞くことができました。カナカナカナ…という声は癒しと涼しさを感じます。

連日暑いですが、“夏ならでは”を楽しみましょう。

ヤブガラシ
2022/07/05
意外とかわいいヤブガラシの花
庭にも畑にもどこにでも生えるヤブガラシ。

名前の由来にもなっているとおり、ヤブを覆って枯らしてしまうほど繁殖力旺盛。
実際にヤブを枯らすわけではないのですが、駆除が難しく厄介者扱いされている植物。

そんなヤブガラシが花を咲かせているのを見つけました。

意外とかわいい花。

薄緑色の4枚の花弁と4本の雄しべは開花後、半日ほどで散り、オレンジ色の花盤(かばん)とよばれる盤状の花托(かたく・花弁やしべなどを支える部分)が残ります。

花盤には蜜がたっぷり。
ちょうどウスイロササキリ(ホシササキリ?)が蜜を吸いにやってきていました。

花盤の中央に白い雌しべが立っている姿から「ロウソクバナ」と呼ばれることも。
たしかに燭台の上にロウソクが立っているように見えます。
2mmほどの花盤にロウソクを見出すとはすごい観察力。

花期は7月~8月。
早朝であれば、花弁と雄しべが散る前の花を見ることができるかもしれませんね。

クチナシ
2022/07/04
甘い香りのクチナシの花
ふんわりと漂ってくる甘い香り。
三大香木のひとつとされているクチナシの木が畑で白い花を咲かせています。

畑のクチナシは八重咲きタイプ。
見た目も白い生クリームみたい。

傷つきやすい花びらのため、風雨などですぐ茶色になってしまうのが残念です。

名前の由来は、果実が熟してもさけないことからクチナシという説や、果実の上部に残る萼(がく)を鳥のくちばし、果実を梨(ナシ)に見立ててクチナシとなったという説などがあります。

名前の由来となっている果実ですが、八重咲きの品種はほとんど結実しません。

秋から冬に果実を楽しみたい場合は、一重咲きのクチナシを育ててみてくださいね。

アガパンサス
2022/07/02
涼しげなアガパンサスの花
畑のアガパンサスの花が咲きはじめました。

ホームページのトップ画像もアガパンサスに入れ替えてみました。
*残念ながら今年のアガパンサスは本数が少なかったため、昨年撮影した画像を使用しました。

こちらのページの画像は今日撮影したものです。
昨年のほうが、花色も濃く、花つきもよいですね。
株がこみあってくると花つきが悪くなることがあるので、そろそろ株分けをしたほうがよいかな…

アガパンサスは、ギリシア語の愛を意味するアガぺと花を意味するアンサスが語源になっています。

花期は7月~8月。
長い茎をスーッと伸ばし、清涼感のあるブルー系の花を夏に咲かせてくれます。
丈夫で育てやすく、和風・洋風どちらのお庭にもあう植物です。

空調服
2022/07/01
おすすめアイテム ~空調服~
7月になりましたね。
連日、猛暑日です。

そんな暑い夏に活躍してくれるのが空調服(ファン付きウェア)。
今や夏の必需品。

夏のガーデニングなどの屋外作業にもおすすめです!
アウトドアや街中でも着られるおしゃれなデザインの空調服もたくさん販売されていますので、熱中症対策のひとつに取り入れてみてください。

休憩や水分をこまめにとるなどの対策もとりながら、今月も元気に過ごしましょう。

【7月の休業日のお知らせ】

7月の弊社の休業日は下記のとおりです。

・日曜日            
・7月9日(土)    
・7月18日(月・祝)
・7月30日(土)      

ヤブコウジ
2022/06/30
花もかわいいヤブコウジ
庭でヤブコウジが花を咲かせています。

花柄(かへい)はピンク色。
よく見ると花全体に小さな斑点があります。

葉の下で、白い小さな花を下向きに咲かせるため見過ごされがちですが、花びらを反り返らせて精一杯花を咲かせている姿がけなげですね。

*赤い実をつけた昨年のヤブコウジの画像と記事はこちらから >>

カラスビシャク
2022/06/29
梅雨明けとカラスビシャク
昨日、中国地方の梅雨明けが発表されましたね。

この前、梅雨入りしたと思ったら、もう梅雨明け。観測史上最短。
松江も昨日は今シーズン初の猛暑日でした。

そんな昨日の夕方、田んぼの畔で、田植えを終わらせる目安とされるカラスビシャクの花を発見。

花姿が柄杓(ひしゃく)に似ていることから、「カラスが使うような小さな柄杓」という意味でカラスビシャク(烏柄杓)と名づけられました。

カラスビシャクは、夏の半ばに花を咲かせることから別名ハンゲ(半夏)。
暦通り、「半夏生」の時期ですね。
*昨年の「半夏生」の記事はこちらから >>

松江は今日も猛暑日の予想。
引き続き、熱中症にお気をつけください。

サンジャクバーベナ
2022/06/28
背の高いバーベナ
茎を長~く伸ばして花を咲かせている畑のサンジャクバーベナ(三尺バーベナ)。
立性(たちせい)のバーベナです。アゲハチョウが蜜を吸いにやってきていました。

小学生の頃、学校の花壇で鮮やかな赤紫色の花を咲かせていたバーベナ・テネラ。
バーベナ・テネラは地面を這うように伸びる匍匐性(ほふくせい)のバーベナ。

バーベナといえば、匍匐性というイメージが強かったので、立性のサンジャクバーベナに出会ったときはちょっと衝撃的でした。

草丈1mほどもあろうかという姿がユニークでおもしろい。まさに三尺(1尺≒30㎝)。

サンジャクバーベナは流通名。
バーベナ・ボナリエンシスの名で呼ばれたりもしますが、葉がヤナギのように細く、花姿を花笠に見立てたことからヤナギハナガサ(柳花笠)の和名があります。

花期は6月~10月。茎だけじゃなく、花も長く楽しめます。

暑さ、寒さに強く育てやすい植物です。

トレニア(ピンク)
2022/06/27
ピンク色のトレニア
紫とピンクの花色の苗を購入後、こぼれ種から毎年花を咲かせてくれるトレニア。

園芸種のピンク色のほうは年々数が減り、昨年は数株のみ。
やはりもともとの花色である紫の株のほうが強いのですね。
*昨年のトレニアの画像・記事はこちらから >>

ピンク色も増やしたいなぁと、今年はピンクの花色のみ1株購入。
小さかった苗が植木鉢いっぱいに育って元気よく花をたくさん咲かせています。

この1株からこぼれ種でどれだけ増えるのか…来年が楽しみです。

庭のアマガエル
2022/06/24
カエルはいつ眠る?
夜の庭。カエルが跳ねているのを見つけました。

カエルはいつ寝ているのだろう?素朴な疑問。
そういえば、田んぼでも夜にカエルたちがゲコゲコ鳴いている…

両生類は脳を休める睡眠ではなく、「原始睡眠」と呼ばれる体を休めるための睡眠をしているとのこと。20分程度の短い睡眠を何度もしているそうです。

では、夜に鳴くのはなぜか?

メスのカエルを呼ぶためにオスのカエルが鳴くのですが、夜に鳴くのは鳥などの敵に見つかりにくいから。
一斉に鳴き出したり、突然鳴き止んだりするのも、個体で鳴くより敵に見つかりにくいからなのだとか。
チームワークで身を守っているのですね。

画像は、庭の枕木の穴から顔を出すアマガエル。
*4月上旬に撮影したものです。

こういう狭い場所(物干し竿の中とか)に隠れているのも、敵に見つかりにくく安心して体を休めることができるからなのかもしれませんね。

スイセンノウ
2022/06/23
赤いお顔のスイセンノウ
畑のスイセンノウが鮮やかな赤紫色の花を咲かせています。

画像は5月の終わりごろに撮影したものですが、1ヶ月ほど経った今もまだまだ元気。
ほったらかしでも毎年5月中旬~7月頃まで花を咲かせてくれます。

白い葉茎に赤紫色が映えてきれいですね。

先日、シルバーリーフの植物シロタエギクを紹介しましたが、スイセンノウもシルバーリーフが美しい植物のひとつ。
白い繊毛に覆われた葉茎が、起毛の生地「フランネル」の風合いに似ていることから、フランネルソウ(フランネル草)とも呼ばれます。

スイセンノウ(酔仙翁)の名は、かつて京都にあった仙翁寺(せんのうじ)で栽培されていたナデシコ科の植物「センノウ(仙翁)」の仲間であり、赤い花を酔って赤くなった顔に見立てたことによります。

白い葉茎と赤い花から、白髪の仙人が酔って顔を赤く染めている様子に見立てたとも。

センノウの仲間で白い毛が特徴的なのはスイセンノウだけなので、名前の由来としては前者のほうが有力なのでしょうが、面白みがあってスイセンノウの特徴に合っている後者のほうを支持したい…!

ナツツバキ
2022/06/22
夏に咲く白いツバキ
庭のナツツバキが涼し気な真っ白な花を咲かせています。

ナツツバキの花期は6月~7月。
夏にツバキに似た花を咲かせることからナツツバキ(夏椿)。

*白より開花が早い桃色のナツツバキの画像と記事はこちら >>

ツバキ科の植物ですが、秋には紅葉して葉を落とす落葉樹です。

ツバキの花弁や葉は肉厚、ナツツバキは薄くやわらかい印象。
花弁の縁がフリル状になっているのもナツツバキの特徴です。

自然樹形も美しく和風、洋風どちらのお庭にも合います。

樹齢300年のナツツバキで知られ、「沙羅双樹の寺」と呼ばれる京都の妙心寺塔頭(みょうしんじたっちゅう)東林院。
ナツツバキが咲くこの時期だけ特別公開され、咲いている花だけでなく、緑色の苔とその上に落ちたナツツバキの白い花との美しいコントラストも楽しむことができるとのこと。
素敵ですね。

生い茂る夏草
2022/06/21
生い茂る夏草たち
週末になるとご近所から聞こえてくる草刈機の音。
草刈りシーズンですね。

今日は二十四節気のひとつ夏至。
立夏と立秋の中間にあたり、暦の上では夏の真ん中ですが、実際には夏至を過ぎてからが夏本番。
どんどん気温も上がり、そして夏の雑草たちもどんどん生い茂る…。

「夏草や兵(つわもの)どもが夢の跡」

奥州平泉を訪れた松尾芭蕉が、かつて武将たちが栄華を誇った地が荒れ果てたことを嘆いて詠んだ句ですが、おかまいなしに勢いよく生い茂る夏草と、はかなく散っていった武将たちを対比させています。

そんなたくましい夏草をほったらかしていると大変なことに。
6月~11月頃に2~3回草刈りをすることをおすすめします。

シロタエギク
2022/06/20
シロタエギクの花
事務所裏のプランターでシロタエギクが黄色い花を咲かせています。

シロタエギクといえば、「シルバーリーフ」と呼ばれる白銀色の葉が美しい植物の代表格。緑色の葉や茎の表面に生えている白い繊毛(せんもう)で株全体が白く見えます。

美しい白い色のキク科の植物ということから白妙菊(シロタエギク)と名づけられました。

シロタエギクは、株が弱るのを防ぐため、花を咲かせないように切り戻すのが一般的。花を咲かせている姿を初めてみました。
小さなヒマワリが集まったような花を咲かせるのですね。

美しい白い葉が寄せ植えや花壇でまわりの花を引き立てる脇役的存在のシロタエギクですが、花を咲かせてみるのもおもしろいですね。

株を弱らせないために早めに切り戻して、切り花として楽しみましょう。

ヒペリカム・カリシナム
2022/06/18
雄しべが美しいヒペリカム
庭のヒペリカムもそろそろ咲き終わりを迎えています。

こちらの画像はおととい撮影したもの。
黄色の花弁とたくさんの細く長い雄しべが美しいヒペリカム・カリシナムです。
カリシナムは一茎に一つの花を咲かせます。

学名のヒペリカムは、ギリシャ語の「上」を意味するhyperと「像」を意味するekionが語源で、魔除けの植物として、像の上に供えられていたことに由来するといわれています。カリシナムは花後に「萼(がく)が残る」という意味。

ヒペリカム・カリシナムの和名はセイヨウキンシバイ(西洋金糸梅)。
金糸梅は、中国名に由来し、5枚の花弁をウメの花に、黄色い雄しべを金色の糸にたとえたものであり、中国原産のキンシバイに対して、ヒペリカム・カリシナムはヨーロッパ南部が原産地であることから「西洋金糸梅」と名づけられました。

ヒペリカムの赤い実は、フラワーアレンジメントでも多く利用されますが、実が赤くなるのはアンドロサエマムやイノドルムなど。
カリシナムの実は赤くならないのでご注意くださいね。

アルストロメリア
2022/06/17
インカのユリ②
昨日に引き続き、アルストロメリア(別名インカのユリ)。

こちらの画像は、前庭で花を咲かせているアルストロメリア。
昨日の夕方撮影しました。よく見かけるタイプ。リグツ系かな…?

アルストロメリアは、南米を旅行中にこの植物の種を採取した植物学者リンネが、親友のアルストレーマーの名前に因んで名づけたとされています。

花期は5月~7月と長く、花色も豊富、切り花としても花持ちがよいため人気の植物です。

花弁に縞模様やまだら模様があるのが特徴的ですが、近年この模様がないタイプの人気も高まっているそうですよ。

アルストロメリア・プルケラ
2022/06/16
インカのユリ
6月といえばアジサイですが、ユリも6月に咲く代表的な花のひとつ。
事務所裏のコンテナでもたくさんのテッポウユリが白い花を咲かせています。

そして、昨日ご紹介したナンテンと同じ花壇内で「インカのユリ」が赤い花を咲かせているのを発見。

「インカのユリ」は、今の時期、よく見かける色とりどりの花「アルストロメリア」の別名。原産地に因みます。

ユリのようなスイセンのような花姿から「ユリスイセン」、「ユリズイセン」とも呼ばれます。
体系によっては、ユリ科やヒガンバナ科、ユリズイセン科に分類されるちょっとややこしい植物。

こちらの赤い花を咲かせているのは、原種系のアルストロメリアのひとつ「アルストロメリア・プルケラ」。

もともと「ユリズイセン」はこのプルケラのことをさしていたようですが、野性味と異国情緒漂うちょっと変わった花姿や赤と緑の花色から「インカのユリ」のほうがしっくりきますね。

ナンテンの花
2022/06/15
梅雨入り
昨日、中国地方の梅雨入りが発表されましたね。
昨年の発表が5月15日でしたので、ほぼ1ヶ月遅いことになります。

画像は、今日撮影した事務所横のナンテン。
前回の梅雨入りの日には、まだ緑色の小さなつぼみでした。
*昨年の記事・画像はこちら >>

1ヶ月遅い今回は、白い花がだいぶん咲き進んだ状態。
比較してみるとおもしろいですね。

葉や赤い実ほど注目されないナンテンの花。
白い可憐な花をたくさん咲かせているので観察してみてくださいね。

ガクアジサイ
2022/06/14
6月ももう半ば
久しぶりの更新です。

そうこうしている間に、6月ももう半ばになってしまいました。
植えようと思って買っていたミニトマトの苗がポリポットのまま実をつけ赤く色づきかけていたり、アジサイの花も咲き出したり。

ホームページのトップ画像もアジサイに入れ替えました。
畑で紫がかったピンク色の花を咲かせているアジサイです。
*昨年の畑のアジサイの画像はこちら >>

青色が涼し気なこのアジサイは、ピンク色のアジサイのすぐ隣で、背丈2mほどに成長したガクアジサイ。

一般的な丸いアジサイは手まり咲きと呼ばれ、日本原産のガクアジサイを改良して生み出されました。

どんより天気になることも多い季節ですが、少しずつ変化する微妙な色合いが美しいアジサイを楽しみましょう。

【6月の休業日のお知らせ】
6月の弊社の休業日は下記のとおりです。

第2・第4土曜日
・日曜日 

ユキノシタ
2022/05/27
初夏に咲く小さく可憐な花
庭の鉢植えのユキノシタが可憐な花を咲かせています。
小さな妖精のよう…

5枚の花弁のうち下の2枚が大きいのが特徴的です。
上の3枚の花弁には、赤紫色の斑点があるのもユキノシタの特徴なのですが、庭のユキノシタは白いタイプのようですね。葉も濃い緑ではなく黄緑色です。

ユキノシタの名前の由来は、雪のような白い花の下に緑色の葉を広げるからという説や、雪の下でも葉が枯れずに緑色のままであるからなどの説があります。

別名の「虎耳草(コジソウ)」は葉が虎の耳のように見えることから。
また、葉が鴨の足のようであることから「鴨足草」という字を当ててユキノシタと読ませることも。

花期は5月~7月。
井戸の周りでよく見かけることから「井戸草(イドクサ)」の別名の通り、やや湿った場所でよく育ち、半日陰または日陰を好みます。
シェードガーデン(日陰や半日陰の庭)におすすめの植物です。

ヤマボウシの花
2022/05/26
ヤマボウシの本当の花
庭の白いヤマボウシ。本当の花が咲きはじめました。

花のそばでは、黄緑色のハナグモが虫を待ち伏せ中…

色の花びらに見えるのは、総苞(そうほう)と呼ばれ、つぼみを包むように葉が変化したもの。総苞の中心部に小さな花が20~30個集まって咲きます。

その中心部を僧侶の頭、白い総苞片を白頭巾に見立て、比叡山延暦寺の山法師(やまぼうし)のようであることからヤマボウシと名づけられました。

純白のヤマボウシ。清々しく美しいですね。

モモイロナツツバキ
2022/05/25
ほんのりピンクのナツツバキ
先週から咲き始めた庭のナツツバキの花。
ほんのりやさしい桃色のコロンとしたつぼみと花びらがかわいらしい品種のナツツバキです。

「桃色夏椿(モモイロナツツバキ)」や「薄紅夏椿(ウスベニナツツバキ)」と呼ばれています。

通常の白いナツツバキよりも早く咲きはじめるようです。花の大きさは白花より小さめ。

庭の別の場所に植えてある白花のナツツバキのほうは、まだかたく小さなつぼみの状態。
開花するのは、桃色ナツツバキが咲き終わる頃になりそうです。

ブラシノキ
2022/05/24
ユニークな花が咲きました!
事務所前のブラシノキに花が!
久しぶり(10年ぶりくらい?)の開花。

花をつけているのは二枝だけですが、鮮やかな赤色が目をひきます。

ブラシノキは近年注目を集めているオーストラリア原産の植物「オージープランツ」のひとつ。

まるで南国を訪れたかような気分をあじわえる真っ赤でユニークな形の花。

ブラシノキの名前は、枝先に咲く花の形がコップなどを洗うブラシに似ていることに由来します。

事務所前のブラシノキは、どことなく使い古したブラシのような…咲き進むともう少し毛先の揃ったブラシに見えるかしら。

ハツユキカズラ
2022/05/23
珍しい花が咲きました!
庭のハツユキカズラに花が!
めったに咲かないといわれている花です。初めて見ました。

テイカカズラの花にそっくり。
ハツユキカズラはテイカカズラから作出された園芸品種なので似ていて当然なのですが…。

美しい葉を観賞するハツユキカズラですが、花が咲くとやはりうれしいですね。

ヤマボウシ
2022/05/21
小満
5月21日は、二十四節気のひとつ小満(しょうまん)。
期間としては5月21日頃から芒種(ぼうしゅ・6月6日頃)前日まで。
万物が次第に成長し、満ちはじめる頃。

事務所の玄関前のヤマボウシも元気に花をたくさんつけています。
明るい緑色とピンク色がきれい。
*ホームページのトップ画像に使用しましたよ。

小さかった芽があっという間に長く伸びて枝となり、青々とした葉が茂り、花を咲かせて…自然の営みを感じますね。

クレマチス
2022/05/20
紫色の花 ~クレマチス~
今回は、「蔓性(つるせい)植物の女王」と呼ばれるクレマチス。
クレマチスの名は、ギリシャ語で「蔓(つる)」を意味する「クレマ」に由来します。

庭に咲いているのは紫色で直径15㎝ほどの大輪系。
*画像は5月10日頃撮影したものです。

地植えでほったらかしのため、冬に地上部が枯れ、翌春に芽を出し…の繰り返しで背丈は1m前後ですが、毎年きれいな花を咲かせてくれます。

クレマチスは花色も花の形も咲く時期も多種多様。
お好みのクレマチスを見つけて、お庭の木に絡ませたり、フェンスなどに這わせたりして楽しみましょう。

ムラサキツユクサ
2022/05/19
紫色の花 ~ムラサキツユクサ~
今回は、三角形の紫色の花が特徴的なムラサキツユクサ(紫露草)。

ナミホシヒラタアブでしょうか?お食事中のところを撮影。

ムラサキツユクサは、午後にはしぼんでしまう一日花。
曇りや雨の日には夕方まで咲いていることがあり、見つけたときはちょっと得した気分。

花期は5月~7月。
次々と花を咲かせ、長く楽しむことができます。

昨年の7月のムラサキツユクサの画像・記事はこちら >>

オオツルボ
2022/05/18
紫色の花 ~オオツルボ~
今回は、紫色の小さな花を放射状にたくさんつけるオオツルボ。
別名シラー・ペルビアナとも呼ばれます。

花期は4月~5月の1~2週間。
庭のオオツルボはほぼ咲き終わってしまいました。
*画像は、5月初旬に撮影したものです。

オオツルボ(大蔓穂)は大きいツルボの意味。

別名のシラーは、地下茎に毒があることからギリシャ語で「有毒」を意味し、ペルビアナは、スペイン南部で発見されてイギリスに持ち帰るときに乗せられていた船の名前に由来します。

ほったらかしでも数年は花を咲かせてくれる丈夫な植物。
星型の小花が外側から内側へと少しずつ咲きすすんでいく姿も楽しめますよ。

ミヤコワスレ
2022/05/17
紫色の花 ~ミヤコワスレ~
先週は庭に咲く白い花をご紹介しましたが、今週は紫色の花をご紹介したいと思います。

今回は、ミヤコワスレ。
庭のシイノキの木陰で鮮やかな紫色の花を咲かせています。

野菊の一種である「ミヤマヨメナ」をもとに、江戸時代に作出されました。

ミヤコワスレ(都忘れ)の名は、順徳天皇の和歌に由来します。
鎌倉幕府討伐のため、承久の乱を起こして大敗し、島流しとなった佐渡で詠んだ歌です。

「いかにして契りおきけむ白菊を 都忘れと名づくるも憂し」
どういう縁か父の好んだ白菊が咲いている。その花を見ていると都を忘れることができる白菊を「都忘れ」と名づけたもののやはり憂鬱で心が晴れない。

ともに乱を起こした父の後鳥羽上皇は、島根県の隠岐の島へ配流されています。
父と都を偲んで詠んだ歌だといわれています。

そんな悲しい言い伝えのあるミヤコワスレですが、丈夫で育てやすい植物です。
代表的な紫色のほかにピンクや白の品種もあります。
暑さが苦手なので半日陰で育ててあげてくださいね。

コツクバネウツギ
2022/05/14
白いベル型の花 ~ツクバネウツギ~
5月は白い花を咲かせる木が多いですね。

裏山の法面でも白いベル型の花を見つけました。
ツクバネウツギの花です。

ツクバネウツギ(衝羽根空木)の名は、果実が羽根つきの羽に似ていて、枝ぶりがウツギに似ていることに由来します。

ツクバネウツギは萼片(がくへん)が5枚ですが、こちらは萼片が2~3枚なので、ツクバネウツギよりも小さいコツクバネウツギのようです。

自然界で最も多い花の色は白。
白い色は夜にも目立つため夜行性の虫などを呼び寄せる効果があるそうですよ。

エゴノキ
2022/05/13
白いベル型の花 ~エゴノキ~
庭のエゴノキがたくさん花を咲かせています。

昨日に続いてこちらもベル型の白い花。
アセビとセイヨウイワナンテンはツツジ目(もく)ツツジ科。
エゴノキはツツジ目エゴノキ科。

庭にこれらの植物を植えた人はこのことを知ってか知らずか…雰囲気が似た植物を無意識に選んで植えたら全部ツツジ目だったという偶然?
そうだとしたらその偶然を発見できたことがちょっとうれしいかも。

エゴノキは、欧米でも人気がある花木で、「スノーベル(雪の鐘)」と呼ばれています。

和名のエゴノキは、実の皮に強いえぐみがあり、「えぐい木、えごい木」と呼ばれていたのが、エゴノキとなったといわれています。
えぐい実をすりつぶして、川での漁に利用したり、石鹸として利用していたそうです。

欧米では花由来の名前なのに対して、日本で実由来の名前なのはこうした理由があったからなのですね。

セイヨウイワナンテン
2022/05/12
白いベル型の花 ~セイヨウイワナンテン~
庭で白い小さなベル型の花が咲いているのを見つけました。

一瞬、アセビの花かと思ってしまうくらいそっくりなセイヨウイワナンテンの花です。
セイヨウイワナンテンはアセビと同じツツジ科。似ているはずですね。

北アメリカ原産で、岩場などに生息し、葉の形がナンテンに似ていることから、セイヨウイワナンテン(西洋岩南天)と名づけられました。

和風、洋風どちらのお庭にもあわせやすく、丈夫で育てやすい植物です。

品種により斑入りの葉が美しく、花よりも葉を観賞する低木として人気です。

花は葉に隠れて見えないこともしばしば。
かわいらしい花をたくさんつけているので見つけてあげてくださいね。

常盤木落葉
2022/05/11
常盤木落葉
落ち葉といえば秋ですが、春の若葉の時期に葉を落とす木があるをご存じでしょうか。

秋に葉を落とすのは、ケヤキ、モミジ、イチョウなどの落葉樹(らくようじゅ)。

春に葉を落とすのはクスノキ、シイノキ、カシなどの常緑樹(じょうりょくじゅ)。
春に新芽が出ると、入れ替わるように少しずつ古い葉を落とします。

画像は庭のシラカシ。
ツヤツヤとした紫褐色の新芽を出し、古い葉を落として若い葉と世代交代。

常緑樹は常盤木(ときわぎ)とも呼ぶことから、その落葉は「常盤木落葉(ときわぎおちば)」と呼ばれます。

春の落葉に風情を感じる素敵な言葉。
大変な落ち葉掃除も許せるかも…?

花壇
2022/05/10
小さな花壇を作りました。
敷地内の空いたスペースに、小さな花壇を作ってみました。

①生えている草を除去し、土を掘り起こして出てきた石なども除去。
②土と肥料を混ぜて、花苗を植える。
③花苗に水をたっぷりとあげる。

今回は、畑に余っていた土を使って、種から育てたパンジー・ビオラたちを植え込んだので、所要時間40分程度で小さな花壇ができあがりました。

仕切り材を使用しない花壇(そもそも花壇と呼べるのか…?)のメリット
・短時間で作れる。
・費用が少なくてすむ。
・形や広さを変更しやすい。
・原状回復が楽。

パンジー・ビオラだけではさびしいので、花苗を買い足して植えようと思います。

ガーデニングを楽しみましょう。

2022/05/09
ホームページ開設1周年!
ホームページを開設して1周年を迎えることができました。

日々のつぶやきを通して、植物の美しさや植物がもつパワー、植物と人との関わりの深さを改めて実感しました。

植物の魅力をすぐそばで感じることができる庭。

植物を庭に植えて管理するのは手間がかかりますが、それ以上のものを庭からもらっている気がします。

四季のうつろいを感じたり、心や暮らしを豊かにしてくれる庭ってやっぱりいいものです。

ちょっとしたスペースでも庭は作れます!
むしろその小さなスペースをどうやって活かそうかとワクワク。
花壇?ロックガーデン?つる性の植物を植えてみる?
ぜひ挑戦してみてくださいね。

2022/05/07
カーネーションよりアジサイ?
明日は「母の日」。
母をねぎらい、母への感謝を表す日です。

母の日の花といえば、赤いカーネーションの花が定番ですが、お店に並んでいるのは、鉢植えのアジサイの花のほうが多いような…?

ここ数年、母の日に送る鉢花として、カーネーションよりもアジサイのほうが人気なのだとか。

アジサイは、カーネーションよりボリュームがあり、適切な管理をすれば翌年も花を咲かせることができるのが人気の理由のようです。

いずれにしても、感謝の気持ちが伝えることが大切!
庭に咲いている花を花束にしてプレゼントしてみるのもいいかもしれませんね。

立夏
2022/05/06
夏の始まり
春の大型連休、いかがお過ごしになりましたか?
リフレッシュできたような、できなかったような…?

5月2日は、夏も近づく八十八夜。
子どもの頃、『茶摘み』を歌いながら手遊びをしたのを懐かしく思い出します。
八十八夜は立春から数えて88日目。

そして、5月5日は二十四節気のひとつ立夏(りっか)。
暦の上では夏の始まりの日です。
期間としては5月5日頃から小満(しょうまん・5月21日頃)前日まで。

暦どおり、おととい、昨日と連日の夏日。
今日も夏日予想となっています。
熱中症にも注意が必要ですが、すでに真夏並みの紫外線にもご注意ください。

2022/05/02
5月…皐月
5月になりましたね。

5月は別名「皐月(さつき)」。

田植えをする月であることから「早苗月(さなえづき)」と呼ばれていたのが「さつき」となったという説や、「さ」という言葉自体に「田植え」や「田植をつかさどる神」という意味があり「さつき」だけで「田植えの月」を意味するという説などがありますが、どちらも田植えに関係があるようですね。

近所の田んぼにも水が張られ、田植えシーズン突入です。

すでに田植えがおわっているところもあり、行儀よく並んだ小さなイネの苗が風に揺れています。
今はまだ少し頼りなさげに見える小さな苗もこれから青々としたイネとなっていくのが楽しみです。

過ごしやすい気候となりました。
今月も元気に過ごしましょう。

2022/04/30
4月ももう終わり
晴れましたね。
風があり少し肌寒いですが、気持ちのよい青空。

4月もあっという間に最終日。

年を重ねるごとに月日が流れるのが早く感じるようになるといわれますが…
じつは、大人になるにつれて新しい経験をする機会がなくなり、日々の生活に新鮮味がなくなるからとのこと。

新しいことに挑戦したり、新しいことを学んだりしている人が若々しく見えるのは、そういうことなんだなと腑に落ちました。

私もそうありたいです。

【5月の休業日のお知らせ】

5月の弊社の休業日は下記のとおりです。

・日曜日                 
  ・5月3日(火・祝)~5月5日(木・祝)
・5月28日(土)         

若葉に雨
2022/04/29
若葉寒
今日の松江は雨。
風も強く、気温も低め。

4月下旬~5月中旬の若葉の頃に寒くなることを「若葉寒(わかばさむ・わかばざむ)」と呼ぶそうです。

桜の花の時期の寒さは「花冷え」、若葉の頃は「若葉寒」、6月~7月の梅雨の頃は「梅雨寒(つゆさむ・つゆざむ)」。

春以降の寒さをあらわす言葉も季節とともに呼び方が変化しておもしろいですね。

庭
2022/04/28
庭の日
4月28日は「庭の日」。

“ よ(4)い に(2)わ(8) ”の語呂合わせと、暮らしに安らぎとうるおいを与えてくれる庭の素晴らしさをより多くの人に見つめなおしてもらいたいとの願いから、日本造園組合連合会により制定されました。

造園連は、ほんの小さなスペースの緑でも庭であるとしています。

敷地内の空いたスペースに植物を植えてみたり、花や新緑の木々を見つけに近所や公園を散歩してみたり、島根県内の名園巡りをしてみるのもいいかもしれませんね。

身近な「庭」を楽しみましょう。

ナナカマドの新緑
2022/04/27
新緑
雨上がりの朝。
玄関戸を開けたら、曇り空なのに庭の新緑がまぶしくて思わず目を細めてしまいました。

雨に洗われて、より緑が濃くなりましたね。

画像は庭のナナカマド。
新緑の木漏れ日が心地好い。

緑色にはリラックス効果やストレスを和らげる効果があります。
若葉のみずみずしい緑を眺めてリフレッシュしましょう。

コデマリ
2022/04/26
コデマリの花
今日の松江は雨。
生垣の間や塀の上から枝を垂らして白い花を咲かせているコデマリが雨に濡れて少しおもたそう。

コデマリ(小手毬)は、小さな白い花が丸くまとまって咲く姿が手まりのように見えることから名づけられました。

実家の庭にもあって子どものころから大好きな花のひとつです。

この花を見ると思い出す星野富弘さんの詩。

「こでまりの咲く あの道を 歩いて 来たのですか 
あなたの傘に 小さな 白い花びらが 付いています」

小学校の通学路に咲いていたコデマリ。
自分自身の経験と重なり、星野富弘さんのたくさんある詩の中でもこの詩が特に記憶に残っています。

春のやさしい雨の降る日に、この詩は生まれたのかもしれませんね。

この詩に出会って、コデマリの花がもっと好きになったような気がします。

連結ポットに種まき
2022/04/25
種まきをしました。
前回はピートバンでパンジー・ビオラの種まきに挑戦しましたが、今回は連結ポットを使用してみました。

土が必要になるので、種まきのお手軽さでいえばピートバン、ポット上げのしやすさでいえば、連結ポットでしょうか。

以前購入していたインパチェンス、サルビア、デルフィニウムの種をまきました。

デルフィニウムの種まきは、寒冷地では春ですが、暑さに弱いため寒冷地以外では通常秋。デルフィニウムだけ日陰で管理しようと思っていたのに、途中でどれがどれだかわからなくなり…ダメダメですね。

果たして、インパチェンス、サルビアそして春まきデルフィニウムを咲かせることができるのか⁉

今回の挑戦にもお付き合いくださいませ。

チューリップの花とヤブキリの幼虫
2022/04/22
草食から肉食へ
画像は昨日と同じ前庭のオレンジ色のチューリップ。

日中に気温が上がり全開しております。
同じチューリップとは思えない…

昨日、チューリップはユリ科というお話をしましたが、花だけ見るとユリですね。

ヤブキリの幼虫が花粉を食べにやってきていました。

ヤブキリはキリギリスの仲間。
ヤブに住むキリギリスでヤブキリ。

幼虫は主に花弁や花粉を食べる菜食主義ですが、約2ヶ月後にはセミやカマキリさえも捕食し、「最強のバッタ」と称される成虫へと成長します。
たくましいですね。

今の時期は “花咲くところにヤブキリ幼虫あり” と言ってもいいくらい咲いている花のそばでよく見かけます。

庭でみつけたヤブキリの幼虫たちの画像はこちら >>

探してみてくださいね。

~庭の花とヤブキリの幼虫たち~

ペチコートスイセンとヤブキリの幼虫

ペチコートスイセンと

花粉まみれ
イチゴの花とヤブキリの幼虫

イチゴの花と

赤い果実には興味ないの
チューリップの花とヤブキリの幼虫

チューリップの花と

チューリップ?ユリ?
そんなのどちらでもいいわ

ユリ咲きチューリップ
2022/04/21
ユリ咲きチューリップ
春の花といえば、やっぱりチューリップは外せない!

庭のチューリップも赤や黄、白など色とりどり。
画像は、前庭のオレンジ色と黄色のチューリップ。

とがった花びらがユリのようなスッとした咲き姿のユリ咲きチューリップです。
そもそもチューリップはユリ科なので、似ているのは当然なのかもしれませんが…

一重咲きはかわいい印象で、ユリ咲きは優雅な印象。

ほかにも、八重咲きや花弁の縁にこまかな切れ込みがあるフリンジ咲きなど、咲き方もいろいろ。

色も咲き方もバリエーション豊富なチューリップ。
目移りしてしまいそうですが、花が咲いているこの時期にお気に入りのチューリップを見つけておくと、秋の球根選びや来春の花づくりの構想にも役立ちますよ。

タンポポ
2022/04/20
穀雨
今日は二十四節気のひとつ穀雨(こくう)。

あらゆる穀物を潤し生長させる雨が降る頃です。
期間としては4月20日頃から立夏(りっか・5月5日頃)前日まで。

種まきや田植えの準備をする目安とされ、穀雨の頃に、夏野菜の種まきや苗の植えつけをするとよく育つといわれています。

春の最後の二十四節気で、暦の上では晩春となります。

裏庭一面に花を咲かせていたタンポポも白い綿毛となり旅立つ準備をしています。

待ち遠しかった春がもう終わってしまうなんて…とちょっとさみしいですが、少しずつ夏へと向かっていることが感じられるこの時期も楽しみましょう。

パンジー・ビオラ
2022/04/19
パンジー・ビオラ定植!
種から育てたパンジー・ビオラ。
ビオラに続いてパンジーも開花。

鉢や庭に定植しました~!
どんどん花を咲かせてほしいですね。

さて、次は何の種を播きましょうか。
おなじみのアサガオやヒマワリ、ゴーヤ、フウセンカズラもそろそろ播き時ですよ。

 >>関連記事「ついに咲きました~!」

シャガ
2022/04/18
日陰に咲くシャガ
庭の隅のイヌマキの木の下でシャガが白い花を咲かせています。

シャガ(射干)は中国原産。
中国名は、蝶のような花という意味で「胡蝶花(コチョウカ・コチョウバナ)」ですが、日本では渡来後、中国でヒオウギをさす「射干」の名前で定着してしまったようです。

あまり目立たない日陰で咲くシャガは見過ごされてしまいそうですが(実際、カラフルで華やかな花たちに目がいってしまい、咲いているのを見過ごしていました…)、よく見ると白い花弁に入るの紫と黄色の模様や花弁の縁のこまかな切れ込みが美しい花です。

花色や咲き姿が控えめで清楚なシャガは茶花としてもよく飾られます。

ハナズオウ
2022/04/16
枝から直接咲きます。
今日の松江は思ったより、あたたかく過ごしやすい天気となりました。

庭のハナズオウの花が満開です。

花色がスオウ(蘇芳)で染めた色に似ていることからハナズオウ(花蘇芳)と名づけられました。
スオウはマメ科の小高木で、芯材などからとれる色素が赤色の染料になります。

ハナズオウも同じマメ科ですが染料の原料とはならず、スオウとはだいぶ遠縁になるようです。

枝から直接花をつける咲き方が面白いですね。
枝に花がまとわりついているように見えます。

小さな蝶のような形の花もかわいらしいですが、花の後に出てくるハートの形をした葉もかわいらしいですよ。

リナリア
2022/04/15
風に揺れるリナリア
事務所裏のコンテナの中で、リナリアが花を咲かせています。

昨日は雨の雫の重みで花が垂れ下がっていましたが、今日はちゃんと起き上がって風に揺れています。
背の高い草花は、風に揺れることで、動きやにぎやかさを感じることができていいですね。

種が飛んで、駐車場の隙間から花を咲かせているものも。

丈夫で育てやすく、赤、ピンク、白、黄など花色も豊富なうえ、春から夏頃まで次々と花を楽しむことができます。

リナリアはギリシャ語で亜麻(アマ)を意味するリノンが語源。細い葉が、亜麻(アマ)に似ていることに由来。
亜麻は、茎の繊維からリネン(亜麻布・あまぬの)と呼ばれる布が作られたり、種から亜麻仁油(あまにゆ)が採れることで知られる植物です。

リナリアの別名・ヒメキンギョソウ(姫金魚草)は、花の形が金魚のようなキンギョソウに似ていて、キンギョソウより小さいことに由来します。

金魚にも似ていますが、ウサギの顔のようにも見えませんか?
どことなくディズニーアニメの『ふしぎの国のアリス』に登場する白ウサギに似ているような…?

2022/04/14
春の雨
今日の松江は久しぶりの雨。

昨日の夕方、庭でカタツムリが歩いているのみかけたのですが、雨を予想していたのでしょうか。

春のあたたかい雨…と言いたいところですが、おとといの夏日から一転、冷たい雨で寒いです。

庭のカタツムリもきっとこの雨を喜んでいることと思いますが、寒さにはちょっとびっくりしているかもしれませんね。

今週いっぱい今日のような天気のようです。
体調を崩されませんようお気をつけください。

シバザクラ
2022/04/13
色鮮やかなシバザクラ
ホームページのトップ画像を入れ替えました。
色鮮やかな庭のシバザクラの花です。

シバザクラ(芝桜)は、芝のように地面を覆い、桜のような花を咲かせることから名づけられました。

もともとの名前はハナツメクサ(花爪草)。
葉の形が爪(つめ)のような爪草(ツメクサ)に似ていて、花がきれいであることから名づけられたと思われますが、「芝桜」が一般的となり、本来の「花爪草」が別名となってしまっているようです。

濃いピンク、淡いピンク、紫、白、青など花色も豊富なシバザクラ。
花期は4月~5月。
サクラのあとはシバザクラを楽しみましょう。

2022/04/12
春の熱中症にご注意ください。
昨日は今年一番の暑さとなった山陰地方。

松江は昨日に引き続き、今日も夏日。
暑いです。

暑さにまだ体が慣れていないこの時期。
適宜、水分を補給するなど、春の熱中症にご注意ください。

事務所玄関の風除室内の鉢物の植物も、室温が上がりすぎ、少しバテ気味。

このところ雨が降っていないので、庭の植物たちへも水をあげてくださいね。

ビオラ
2022/04/11
ついに咲きました~!
昨年の10月9日に種播きをし、3か月後にポット上げ、そしてさらに3ヶ月。
計6ヵ月。
ついに!ビオラの花が咲きました~!!

かなりうれしいです。

お店に並んだ花苗を見るときのわくわくとはまた違ったわくわくです。

ポット上げ用の紙コップが足りず、余っていたポリポットにポット上げしたビオラのほうが先に咲きました。紙コップのほうの苗も花芽がついているものがちらほら。

種播き時期が遅いうえに日照不足で、開花が4月になってしまいましたが、梅雨前頃まで花を咲かせてくれることでしょう。

 >>関連記事「パンジー・ビオラの成長記録」

ヤマガラ
2022/04/08
小さなお客様 ~ヤマガラ~
庭のヤブツバキの花の蜜を吸いに、小鳥がやってきました。

腹部の羽色がオレンジ色でジョウビタキかなと思いましたが、ヤマガラでした。

ジョウビタキのオスとヤマガラは羽色がオレンジ、黒、白と似た配色ですが…

ジョウビタキのオスは、顔が黒く、頭が白、腹部はオレンジ色のみ。

ヤマガラは顔が白く、頭は黒で、頭頂部から後頭部にかけて帯状の白、腹部両脇はオレンジ色で腹部真ん中は白。

ジョウビタキの翼には白い斑点があり、ヤマガラにはありません。

どちらも配色がきれいな野鳥。
出会えるとうれしいですね。

ヒナギク
2022/04/07
愛らしいヒナギクの花
庭や畑で元気よくデージーの花が咲いています。

デージー(デイジー)は “day's eye(日の目)”が語源で、日の光を浴びている間だけ太陽のような形の花を咲かせることに由来するといわれています。

和名は、小さく愛らしい菊という意味で雛菊(ヒナギク)。
ひな祭りの頃に咲くからとも。

ひな祭りにヒナギクの花を飾ればよかったなぁと今さら思いつき、あとの祭り。

ヒメキンセンカ
2022/04/06
じつはこちらが本家?
事務所前のコンテナの中でヒメキンセンカ(姫金盞花)がオレンジ色の花を咲かせています。

金盞花(キンセンカ)の名は、花を黄金色の盞(さかずき)に見立てたことに由来し、ヒメキンセンカはキンセンカより小さいことから“姫”とつきます。

キンセンカといえば、よく花壇に植えられている花径5㎝前後のオレンジ色の花を思い浮かべますが、じつはもともと「キンセンカ」と呼ばれていたのは、ヒメキンセンカのほう。

ヒメキンセンカよりあとにヨーロッパから中国を経由して日本に渡来した唐金盞花(トウキンセンカ)が、もともとの「キンセンカ」であるヒメキンセンカより花が大きく八重咲きであることから人気となり、一般的にキンセンカと呼ばれるようになったといわれています。

ヒメキンセンカがいわば本家なので本金盞花(ホンキンセンカ)の別名があるものの、やっぱりトウキンセンカの方が大きく、目立ちますね。

トウキンセンカの花期は3月~5月頃。

ヒメキンセンカは11月~5月頃で冬にも花を咲かせることからフユシラズ(冬知らず)とも呼ばれます。
2㎝ほどの小ぶりでかわいらしい花をたくさん咲かせてくれます。

新芽
2022/04/05
清明
4月5日は二十四節気のひとつ清明(せいめい)。
期間としては4月5日頃から穀雨(こくう・4月20日頃)前日まで。

すべてのものが清らかで明るく生き生きと美しい頃。

咲きこぼれる花々、小鳥のさえずり…

庭の木々も次々に芽吹き、出てきたばかりの新芽の美しいこと。輝いています。

さまざまな生物たちの満ち溢れる生命力を感じますね。

よもぎご飯
2022/04/04
ヨモギ摘み
昨日4月3日は、出雲地方のひな祭りの日。

お雛様のお供え用に、よもぎ餅を作りました…と言いたいところですが、裏庭の山際に生えているヨモギを摘んで、よもぎご飯を作りました。

ヨモギと米と塩があれば作れます!

ヨモギは柔らかい若葉を摘み取ります。
手袋を着用するとアクで指が黒くならなくてすみますよ。

☆ヨモギの葉によく似た毒草のトリカブトにご注意ください。

【よもぎご飯の作り方】
①白米2合は洗い、普通の水加減で炊く。
 今回は白米1合+もち米1合にしました。
②ヨモギの葉(約40g)はよく洗い、1分ほどゆでて、冷水にとる。
 ホウレンソウをゆでるときの要領で。
③ヨモギの水けをしぼり、みじん切りにする。
 繊維が多くて切りにくいので、ある程度包丁で切ったあと、さらにキッチンバサミで小さくカット。
④炊きあがったご飯に③のヨモギと塩小さじ1/2を入れてよく混ぜる。
ヨモギの量はお好みで調節してください。

砂糖を混ぜたきな粉をかけてもおいしいです。
春の味覚を味わいましょう。

ソメイヨシノ
2022/04/02
麗らかに咲く
4月になり、松江市内のサクラの花も満開のものが多く見られますね。

“サクラ巡り”はされましたか?
今週末ぐらいちょうど見ごろかもしれませんね。

画像は近所の川岸のサクラ。八分~九分咲きくらいです。

「サクラ」はソメイヨシノやヤマザクラなどの総称。

サクラの名前の由来は諸説ありますが、うららかな春の日に咲く美しいサクラを見ると、麗らか(うららか)に咲くという意味の「咲麗(サキウラ)」がサクラと変化したという説に賛同したくなります。

 >>関連記事「サクラ咲く」

4月カレンダー
2022/04/01
4月…卯月
4月になりましたね。

4月は別名「卯月(うづき)」。

「卯」は「ぼう」とも読み、しげるという意味の「茂(ぼう)」・おおうという意味の「冒(ぼう)」に由来し、草木がしげり地面をおおう状態を表しているとされることから「草木が茂って地面をおおう月」で卯月となったという説があります。

ほかにも、卯の花(ウノハナ)と呼ばれるウツギの花が咲く頃から卯月となったという説がありますが、かたやその「卯の花」の名の由来はといいますと、卯月の頃の咲くことからとのこと。
おもわず「どっちやねん!」とツッコミをいれたくなっちゃいますね。

今日から、新年度スタートです。
弊社も4月から新メンバー2名が加わり、パワーアップ!
気持ちも新たに、今月も元気に過ごしましょう。

【4月の休業日のお知らせ】

4月の弊社の休業日は下記のとおりです。

・日曜日      
  ・4月  9日(土)  
・4月23日(土)

*4月29日(金・祝)は営業しております。

シロバナタンポポ
2022/03/31
白いタンポポ
令和3年度最終日。
今日の松江はどんより天気で少し寒いですね。

休日の散歩中、田んぼの畔で見つけた白い花。
前回は白い花ではなく、ノボロギクの綿毛でしたが、今回は本当に白い花です。
日本在来種のシロバナタンポポ(白花蒲公英)。

白いタンポポの花の存在を知ったのは数十年前。
「タンポポ=黄色」だったので、白いタンポポの花を初めて見たときはびっくり。

白いヘビとか、白いカラスを見つけるくらいレアな気がしてうれしくなりましたが、周りをよく見ると普通にたくさん咲いていることに再度びっくり…というよりむしろレアではないとわかって少しがっかり?

現在、島根県では繁殖力が旺盛な外来種のセイヨウタンポポのほうが多く見られ、発芽率が低いシロバナタンポポはあまり見られなくなっているようです。
本当に稀少な存在となってしまわないことを願います。

シュンラン
2022/03/30
春の若草色
春に咲くラン、春蘭(シュンラン)が、庭のシラカシの木陰で花を咲かせました。
シュンランは風通しの良い半日陰の場所を好みます。

名前のとおり春らしいきれいな若草色の花。

北海道から九州の雑木林などに自生し、古くから愛されてきた植物です。

花は、山菜として酢の物にしたり、塩漬けにしたものは「蘭茶(らんちゃ)」としてお湯を注いでお祝いの席で飲まれたりするそうですよ。
どんな味がするのでしょうね。

原種スイセン
2022/03/29
原種スイセン
庭のニホンスイセンの花が終わり、入れ替わるように小さなスイセン「ナルキッスス・バルボコディウム」の花が咲きはじめました。

原種に近いことから原種スイセンとも呼ばれ、ドレスの下に履くペチコートに形が似ていることからペチコートスイセンとも呼ばれています。

メガホンのようにも見えますね。
「がんばれ~」と応援してくれているような。

 >>関連記事「日本水仙が咲きはじめました。」

2022/03/28
サクラ咲く
26日に松江地方気象台よりサクラの開花が発表されましたね。

休日に自転車で町内をぐるぐる散歩。
すでに葉ザクラになってしまったものや満開のもの、まだつぼみのものなどいろんなサクラがあって楽しいです。

市内のあちこちのサクラを見て回る “サクラ巡り” もいいかもしれませんね。

ウグイス
2022/03/25
春告鳥
「ホ~ホケキョ」
庭から今春初のウグイスの鳴き声が。

ウグイスは別名「春告鳥(はるつげどり)」と呼ばれます。
春を実感しますね。

鳴き声はよく聞こえるものの、ウグイスは警戒心が強く姿を見ることはなかなかできません。
姿をよく見せるメジロと混同されることもしばしば。

花の蜜を好むメジロと虫を好むウグイス。
花札の「梅に鶯(うぐいす)」もじつは、ウグイスではなくメジロなのだとか。

うぐいす色というと春らしい黄緑色を思い浮かべますが、それもメジロの羽色と混合されたもの。
日本の伝統色である「鶯色(うぐいすいろ)」はちゃんとウグイスの羽色が再現されています。

ウグイスは暗めの緑色、メジロは明るい緑色で目の周りが白いのですぐ見分けられますよ。
観察してみてくださいね。

ノボロギク
2022/03/24
綿毛がかわいいノボロギク
田んぼの畔(あぜ)で白い丸い花がたくさん咲いている…?
シロツメクサの花でもなさそうだし、何の花だろう?と近づいてみると、その花の正体は、ノボロギクの綿毛でした。

ころんとした1.5センチぐらいの綿毛がとてもかわいいです。

黄色く見える部分が、つぼみではなく花。小さな筒状花が集まったものです。

葉は春菊に似ていて食べられそうですが、毒があるので食べないでくださいね。

ノボロギク(野襤褸菊)の名前は、「野に生えるボロギク」が由来。
ボロギクは、沢などに生えるサワギク(沢菊)の別名で、花後の綿毛がぼろ(ぼろきれ)のようであることから名づけられました。

ぼろきれみたいだなんて…失礼だなあ。

アカバナキブシ
2022/03/23
キブシの花が咲きました。
事務所横の花壇のキブシが開花しました。

黄色い花を咲かせるキブシから作出された赤い花のアカバナキブシです。
*ホームページのトップ画像に採用しました。

別名カンザシバナのとおり、本当にかんざし飾りのよう。

寒さに耐えじっと春を待っていた花芽は、鈴なりの美しい花を咲かせてくれました。

 >>関連記事「来春の準備はじめています」

ヒメオドリコソウ
2022/03/22
野の小さなダンサー?
畑の脇で、淡紅色のかわいらしい花を咲かせているヒメオドリコソウ。

葉の色が上方の赤紫から下方の緑へと変化するグラデーションもきれい。

オドリコソウ(踊子草)より全体的に小さいことからヒメオドリコソウ(姫踊子草)と名づけられました。
オドリコソウの名は、茎の周りにぐるりと並んで咲く花の形が、笠をかぶって踊る踊り子の姿に見えることに由来します。

ヒメオドリコソウは花の形よりむしろ草姿のほうが、グラデーションカラーのドレスをまとったフラメンコの踊り子のように見えるのですが、いかがでしょうか…?

春イメージ
2022/03/21
春分の日
今日は二十四節気のひとつ春分(しゅんぶん)。

秋分と同じく、昼と夜の長さが等しくなる日。
実際は昼のほうが少し長いというのも秋分と同じ。

期間としては3月21日頃から清明(せいめい・4月5日頃)前日まで。

国民の祝日「春分の日」は、「自然をたたえ、生物をいつくしむ日」として制定されました。

あたたかな風にのってやってくる、うれし懐かし“春のにおい”。
全身で春を感じましょう。

 >>関連記事「秋分の日」

ハナモモ
2022/03/19
ハナモモ
今日も松江は雨が時折パラパラ。

外はどんより天気ですが、
事務所の中は、社長が自宅から持ってきてくれた明るいピンク色のハナモモの花で華やかな雰囲気に。

ピンク色の花にアクセントを添えるように少しだけ出ている黄緑色の葉がなんとも心憎い。

ウメ
2022/03/18
彼岸の入り
今日は春の彼岸の入りですね。

松江は昨日から気温が下がり、今日は雨風冷たく、冬に戻ったかのような寒さ。

「毎年よ 彼岸の入りに 寒いのは」

俳人・正岡子規の句ですが、春の彼岸の入りの日に子規が「“暑さ寒さも彼岸まで”というのに寒いなあ…」と言うと、母が「毎年よ、彼岸の入りに寒いのは。」と返したことから生まれた句だそうです。

暖かい日が続いたので、余計に寒く感じますね。
風邪などひかれませんようお気をつけください。

フキノトウ
2022/03/17
フキノトウがようやく開きました。
庭でフキノトウの芽を見つけたのは、1月の終わりごろ。

地元新聞などでフキトノウの記事を目にするたび、庭のフキノトウの様子を見てみるも、固く閉じたままで開く気配すらない。

本当にフキノトウだったのだろうかと少し不安になりかけていましたが、先週後半になってようやく苞葉(ほうよう)が開きはじめ、フキノトウらしい姿に。

このまま見守るか、食材として利用するか、切り花として飾るか…思案中です。

 >>関連記事「フキノトウ 見つけました。」

ヒヤシンス
2022/03/16
ヒヤシンス開花!
春になったせいか、ハイテンションな感じのタイトルが続いていますね…。

遅く始めた水栽培のヒヤシンス。
一番下のつぼみが開いたと思っていたら、あたたかくなって一気に開花。

青、赤、白のうち青、赤が今咲いています。
つぼみが全部開いた青は、頭が重くて倒れ気味。

ヒヤシンスは江戸時代末期にヨーロッパから伝わったといわれています。
ギリシャ神話に登場する美少年「ヒアキントス」が語源。
漢字表記の風信子・飛信子は当て字です。
かつては錦百合(にしきゆり)や夜香蘭(やこうらん)とも呼ばれていたようです。

球根の栄養分だけで花を咲かせてくれる水栽培のヒヤシンス。
花後は、栄養補給のために、日当たり良い場所に地植えにするか、鉢植えにして日当たりのよい場所に置いてあげてください。

根が伸び、芽を出し、葉、花茎が成長し、開花する様子を身近で見ることができる球根植物の水栽培は植育・花育にもぴったり。
手軽に始められるうえ、子どもから大人まで植物を育てる楽しさや喜びを知ることができます。

小学校のアサガオの観察日記は今でもありますが、ヒヤシンスの水栽培はなくなってしまったのでしょうか。
そうだとしたら、ぜひ復活していただきたいですね。

 >>関連記事「遅ればせながら 水栽培はじめました。」

ツクシ
2022/03/15
春の使者 ツクシ出現~!
お店の駐車場の片隅にツクシがニョキニョキっと何本も出てきているのを発見。
もうこんなに出てきてる!!と少し驚きましたが、近所の川沿いにもたくさん並んでいるではありませんか。

さがしてみると、庭にもかわいらしいツクシがあちらこちらに顔を出していました。
春の日差しの誘われて、春の使者と呼ばれる植物たちが次々と出現しています。

ツクシと呼ばれるようになったのは、スギナにくっついて出てくる(実際、地下茎でつながっています)ので「付く子」、茎にある袴(はかま)の部分で継いであるように見えることから「継く子」、土を突いて出てくることから「突く子」など諸説あり。

ツクシを土筆と書くのは当て字で、土から出て筆に似ていることから。

小学生の頃、たくさん生えているツクシを摘んで、バター醤油炒めにして食べたことがあります。
ツクシを見ると思い出す、懐かしいおいしい記憶。

オトメツバキ
2022/03/14
乙女椿の花が咲きました~!
今日の松江は、曇り空で少し肌寒いような天気。

先週つぼみがだいぶ膨らみ、咲くのを心待ちにしていた事務所横の花壇のオトメツバキ。
4月上旬並みの気温の日が続いたためか、休日明けの今朝3輪ほど咲いていました~!

千重咲き(せんえざき)の淡いピンク色の花。
オトメツバキは、江戸時代に作出されたといわれるツバキですが、本当に見事な造形美。

花びらが重なって咲き方の八重咲き(やえざき)の中でも、さらに花びらの重なりが多く、雄しべがほぼない状態の咲き方のものを千重咲き(せんえざき)と呼びます。

オトメツバキ(乙女椿)の名の由来は、その花姿が乙女を連想させるからという説や、他の藩に出回らないよう門外不出とされた「お止め椿」が「乙女椿」と呼ばれるようになったいう説などがあります。

通路に面している事務所横の花壇。
今はまだ通路側のつぼみは開いていませんが、毎年この時期、オトメツバキの花をスマートフォンで撮影される歩行者のかたが続出。

色々と大変なことも多い世の中ですが、美しい花を愛でる心をお持ちの方がまだまだおられるということにもほっとしますね。

今回、通路側よりも先に、事務所側に咲いている姿を見せてくれたことがちょっとうれしい朝でした。

サンシュユ
2022/03/12
春を告げる黄色い花 ~サンシュユ~
春の陽気が続いていますね。

庭のサンシュユの花が3日ほど前から咲きだしました。

サンシュユ(山茱萸)は、中国名を音読みしたもので、訓読みのヤマグミという別名も持っています。秋にグミ(茱萸)に似た赤い実をつけることから名づけられました。
赤い実をサンゴに例えてアキサンゴ(秋珊瑚)とも呼ばれます。

葉をつける前に、春に黄色い花をたくさんつけることからハルコガネバナ(春黄金花)の別名もあります。

洋風の庭よりも和風の庭によく植えられる花木です。

洋風の春を告げる黄色い花がアカシア(通称ミモザ)だとしたら、和風ではサンシュユといったところでしょうか。

空に向かって伸ばした枝先に清楚な花を咲かせるサンシュユ。
ミモザほどの華やかさはないものの、風情ある小ぶりな花姿が魅力的です。

クロッカス
2022/03/11
真っ白なクロッカス
先日の夕方、庭で小さな白い卵のような丸い物体を発見。
なんだろうと近づくと、クロッカスのつぼみでした。

植えたことすら忘れていたというのに、クロッカスはちゃんと花を咲かせてくれました。
晴れている昼間にしか咲かないクロッカス。開いた姿を撮影することができました。

クロッカスの名は、めしべが長く、糸のように見えることから、ギリシャ語で糸を意味するクロコスが由来。

春を告げる花のひとつです。
秋に花を咲かせるサフランに似ていることから、ハルサフラン(春サフラン)と呼ばれたり、薬用や香辛料となるサフランとは違い、花を観賞することからハナサフラン(花サフラン)とも呼ばれます。

ほかに紫色、黄色などがありますが、真っ白なクロッカスの花も美しいですね。

パンジー・ビオラの苗
2022/03/10
パンジー・ビオラの成長記録
昨年の10月9日に種を播いたパンジーとビオラ。

3か月後にポット上げをおこない、さらにその2か月後の状況報告です。

画像は昨日撮影したものです。
ヒョロヒョロとした小さな苗がしっかりとした苗に成長しつつあります。

とはいえ、まだまだつぼみのつの字もない状況。
冬の間、日照不足なうえ気温もかなり低くなる松江では、パンジーの10月播種はきびしいということがわかりました。

日当たりのよいビニルハウスの温室の中であればよかったかもしれません。
種播きが遅い時期になってしまい、パンジーたちに申し訳ない気持ちです。

小さいながら、頑張って成長してくれているパンジー・ビオラたちに感謝。
まだ屋内の窓辺で過ごしていますが、暖かくなってきたので屋外の屋根の下にそろそろ引っ越し致しましょうか。
 
 >>関連記事「パンジー・ビオラのポット上げをしました。」

ホトケノザ
2022/03/09
小さな赤紫の花 ~ホトケノザ~
このところの松江は、朝晩は冷えるものの日中は穏やかな春の日差しに包まれて過ごしやすい天気。

土手で、春の七草ではないほうのホトケノザが小さな赤紫の花を咲かせているのを見つけました。

ホトケノザ(仏の座)の名は、茎を取り巻くように丸くついている葉が仏様の台座に似ていることに由来します。
葉が段々についている様子からサンガイグサ(三階草・三界草)とも呼ばれています。

三階草は、段々が三階建てのように見えることに由来。

三界草は、三つに見える層を、仏教における縦に重なる三つの世界、欲界・色界・無色界の三界になぞらえたことに由来します。

「仏の座」という名ゆえの「三界草」なのかもしれませんね。
この小さな野の草に仏教の思想を反映させるなんて…深いですね。

日当たりのよい川や用水路の土手は、多くの野の草たちが花を咲かせています。
今日のようなぽかぽかお散歩日和にはぜひ、外で “ 野の花探し ” してみてくださいね。

果柄のみとなったナンテン
2022/03/08
新たな芽吹きを祈って
事務所横のナンテンの実。

ヒヨドリがすっかりきれいに食べてくれました。

果柄(かへい)だけが取り残されたナンテンの姿はどこか寂しげ…いやむしろ誇らしげ?

運ばれた種がまたどこかで芽吹いて育ってくれるといいですね。

 >>関連記事「お昼のお客様」

タネツケバナ
2022/03/07
小さな白い花 ~タネツケバナ~
水路脇や道端などで示し合わせたかのように一斉に咲き出した可憐な野の花たち。

タネツケバナもそのひとつ。
まだ水がはられていない田んぼの中で咲いているのをよく見かけるあの花です。

イネの種籾(たねもみ)を、発芽しやすいよう播種前に水に浸ける時期に咲くことから、タネツケバナ(種浸花・種漬花)と名づけられました。

冬のあいだ休んでいた田んぼの中で “ そろそろ田植えの準備を始める時期ですよ ”と知らせるように花を咲かせるタネツケバナ。

小さな白い花が、農作業の暦となっていたのですね。

ナノハナとテントウムシ
2022/03/05
啓蟄
3月5日は二十四節気のひとつ啓蟄(けいちつ)。

「啓」はひらく、「蟄」は虫が地中に隠れるという意味。
冬ごもりしていた虫たちが地上に出てくる頃です。

期間としては3月5日頃から春分(しゅんぶん・3月21日頃)前日まで。

本格的な冬到来の前に行われる、マツやソテツのコモ巻き。
啓蟄を目安に、巻いていたコモを外します。

冬の風物詩でもあるコモ巻きですが、コモ外しは、春を告げる風物詩ですね。

ハコベ
2022/03/04
小さな白い花 ~ハコベ~
春の七草のひとつ、ハコベ。

オランダミミナグサと同じく道や畑の脇で咲いているおなじみの野の草ですが、事務所玄関前のコンテナの中でも小さな白い花を咲かせています。

ハコベは、コハコベとミドリハコベの総称です。

画像は事務所前のハコベですが、小さくて這うように茎が伸びているのでコハコベと思われます。
コハコベより葉が大きく、茎も立ち上がるように伸びるのがミドリハコベ。

ハコベの名前の由来は、古名のハクベラ(ハコベラ)がハコベになったといわれていますが、ハクベラの名前の由来はよくわかっていないようです。

花が星の形のハコベ。
学名のStellaria(ステラリア)は、ラテン語で星を意味するstella(ステラ)が語源となっています。

ところで、ハコベの花弁は何枚に見えますか?
10枚に見えますよね。しかし、じつは5枚。
切れ込みが深く、5枚の花弁が10枚に見えるのです。

よ~く観察してみてくださいね。
花だけじゃなく萼(がく)も星の形をしていておもしろいですよ。

オランダミミナグサ
2022/03/03
小さな白い花 ~オランダミミナグサ~
3月3日は語呂合わせから「耳の日」。
耳や聴力について多くの人に関心をもってもらうことや、難聴と言語障害をもつ人たちの悩みを少しでも解決することを目的として制定されました。

その耳の日にちなんで…というわけではないのですが、近くの水路周辺で小さな白い花を咲かせている、名前に耳がつく植物をご紹介します。

子どもの頃からよく見かけるおなじみの野の草、オランダミミナグサです。

オランダミミナグサ(阿蘭陀耳菜草・和蘭耳菜草)はヨーロッパ原産のミミナグサということから名づけられました。

日本の在来種のミミナグサ(耳菜草)の名は、葉がネズミの耳に似ていて、若葉を食すことができることに由来します。

ネズミというよりウサギの耳に似ているような気もしますが、大きさからしてネズミということなのかもしれませんね。

産毛の生えた小さなネズミの耳のような葉の草。
探してみてください。

スイセンのテーブルリース
2022/03/02
お雛様とスイセンのテーブルリース
先日の雪で茎が折れてしまった庭のスイセンの花の救済。
折れた部分から切り、リース風に生けてみました。

ガラスの丸皿を大小2枚重ね、大きいほうの器に水をはり、スイセンの茎を短めに切って、器にそってまるく生け込んでいきます。

隙間がさみしいので、庭のアセビの花とアイビーを、小さい皿の中にはビー玉を入れてみました。

ひな祭りが近いので、千代紙で折ったお雛様と一緒に玄関に飾りました。
スイセンのいい香りが玄関に広がります。

雪で折れてしまった花や枝があったら切り花にして楽しみましょう。

3月
2022/03/01
弥生…3月
3月になりましたね。

3月は別名「弥生(やよい)」。
木や草がいよいよ生い茂る月という意味の「木草弥や生い茂る月(きくさいやおいしげるつき)」が弥生に変化したといわれています。

少しずつ気温も上がって、ガーデニングシーズンの到来!
わくわくしますね。

季節の変わり目。体調管理に気をつけて、今月も元気に過ごしましょう。

【3月の休業日のお知らせ】
3月の弊社の休業日は下記の通りです。
・日曜日
・3月26日(土)

*3月21日(月・祝)は営業しております。

メジロ
2022/02/28
小さなお客様
事務所横のナンテンを食べにくるヒヨドリをご紹介しましたが、ほかにもかわいらしいお客様がときどき来てくれます。

緑の羽色でスズメより小さなメジロです。
ヒヨドリはナンテンの実、メジロはナンテンの横のサザンカの花の蜜がお目当て。

目の周りが白いことからメジロ(目白)と名づけられました。
多くの人が込み合って並ぶことや物事が集中してあることを「目白押し」といいますが、メジロの押し合うように枝に並ぶ習性から生まれた言葉だそうですよ。

今満開となった庭のサクラにも、メジロが花の蜜を吸いに来てくれました。
姿だけでなく、“ チーチー、チュクチュク ”と鳴き声もかわいいメジロ。

あなたのお庭にも花の蜜や実を食べに鳥たちが来ているかもしれませんね。
お庭でバードウォッチング、楽しみましょう。

フラサバソウ
2022/02/25
小さな青い花 ~フラサバソウ~
先日ご紹介したオオイヌノフグリのすぐそばで、同じオオバコ科クワガタソウ属のフラサバソウも花を咲かせています。

オオイヌノフグリよりさらに小さな花。

日本で植物採集を行い、著書『日本植物目録』を発表したフランスの二人の植物学者フランシェとサバティエの名前からフラサバソウ(フラサバ草)と名づけられました。

二人の植物学者に敬意を表してつけられた名前ですが、適当に二文字ずつ取ってつけただけのような気もしなくもない…

ちなみに、サバティエの協力者であった日本人技師の名前も佐波(さば)一郎さんだったらしいですよ。
こういう偶然、たまにありますよね。

葉の形がツタに似ていることから、別名「ツタバイヌノフグリ」。
別名のほうがしっくりきますね。

3㎜ぐらいの小さな薄青色の花。
見落とさないよう探してみてくださいね。

2022/02/24
雪化粧
昨日は思っていたより雪が降りましたが、今朝はもっと不意を突かれました。

6時過ぎくらいまではいつもの景色だったのに、6時30分過ぎに窓の外に目をやると真っ白。え~っ⁉雪、積もってるやん!

通勤途中、朝日がさして来て、雪化粧した木々の枝のきれいなこと。
四角く刈り込まれた街路樹のアベリアは粉砂糖をまぶしたケーキのよう。
枯草の先端にふわっと積もった雪はまるで白い綿の花。

あっという間に積もった雪にはびっくりしましたが、今朝の雪化粧の景色は、朝日に照らされ幻想的な雰囲気でした。

ヒヨドリ
2022/02/23
お昼のお客様
事務所横の花壇に植えられているナンテン。
鳥たちがやってきて実をついばみ、上の方はほとんど実がなくなりました。

今日はちょうどお昼休みに鳥が一羽やって来て、ナンテンの実のランチ。

逃げられないようにそーっとブラインドの内側からなんとか写真におさめることができました。

大きさや色、ほっぺの模様からヒヨドリでしょうね。

下の方のナンテンの実がまだ残っていますよ、ヒヨドリさん。
またのお越しをお待ちしております。

オオイヌノフグリ
2022/02/22
小さな青い花 ~オオイヌノフグリ~
近くの用水路周辺で、オオイヌノフグリがかわいらしい小さな青い花をたくさん咲かせています。
春を感じさせる植物のひとつですね。

オオイヌノフグリの名は、在来種のイヌノフグリよりも大きいことに由来します。

そして、イヌノフグリの名前の由来は、果実の形が犬のフグリ(陰嚢・いんのう)に似ていることから。
そう、犬のキンタマという意味です。

もう少しいい名前つけてあげて!って言いたくなっちゃいますが、こういう名前の方が記憶に残りやすかったりするんですよね。

書き添えておきますと、オオイヌノフグリの果実はフグリではなくハート形に近い形です。

小さな青い星のようであることから名づけられた「星の瞳」という素敵な別名も覚えてあげてくださいね。

ラナンキュラス・ラックス
2022/02/21
ラナンキュラス・ラックス
前々から気になっていたものの実物を見たことがなかったラナンキュラス・ラックス。

先日、お店の産直売場で切り花を見つけ、うれしくて即購入。
1束2本入りで250円。値段もうれしい。
2束購入しました。

異種間交配で作出されたスプレー(枝分かれ)咲きタイプのラナンキュラスです。
花弁に光沢があることからラナンキュラス+ワックスで「ラックス」と名づけられました。

淡い色合いなのに光沢があって神秘的。

耐寒性があり育てやすいので育ててみたいですが、今回は切り花を見つけることができただけでとりあえず満足。

雪解雨
2022/02/19
雨水
2月19日は二十四節気のひとつ雨水(うすい)。

雪が雨に変わり、雪解けがはじまる頃。
期間としては2月19日頃から啓蟄(けいちつ・3月5日頃)前日までとなります。

雪を解かす春の雨は、雪解雨(ゆきげあめ)と呼び、立春過ぎから2月中旬までの時候の挨拶としても使われます。

今日の松江は雨。
まさに雪解雨となりましたね。

ノゲシ・オニノゲシ
2022/02/18
ノゲシとオニノゲシ
先日のうららかな休日、宍道湖沿いを散歩中、ノゲシとオニノゲシに遭遇。
タンポポに似た黄色い花を咲かせています。

ノゲシ(野芥子)は、野に生え、芥子(ケシ)に葉が似ていることから名づけられました。ケシの仲間ではなく、タンポポと同じキク科の植物です。

オニノゲシは、ノゲシより葉のトゲがかたく鋭いことから鬼ノゲシ。
たしかに、見るからに痛そうな葉ですね…。

ノゲシは、日当たりのよい場所ではほぼ通年花を咲かせますが、最盛期は春のため「ハルノノゲシ」とも呼ばれます。

庭や公園など身近な場所で「春」を見つけてみましょう。

クリスマスローズ(赤・一重)
2022/02/17
雪起こし
松江は今日も雪。
積もりましたね…。

前庭のクリスマスローズですが、鉢植えの白い八重に続いて、地植えの赤の一重も咲き出しました。

冬に雪を持ち上げて花を咲かせる様子から「雪起こし」の別名があります。

下向きに花を咲かせる理由も、諸説ありますが、花を雪から守るためではないかといわれています。

耐寒性があり、丈夫で育てやすく、美しい花を長く楽しめるクリスマスローズ。
咲き方や花色も幅広く、葉を観賞するタイプなど品種も豊富。

お気に入りのクリスマスローズを見つけて、ぜひ育ててみてください。

 >>関連記事「冬の女王 クリスマスローズ」

フヨウカタバミ
2022/02/16
フヨウカタバミ
ここのところ春のようなおだやかな天気が続いていましたが、今日の松江は雪。

こんな寒い中でも、庭のフヨウカタバミが花を咲かせています。

カタバミは学名のオキザリスとも呼ばれます。

オキザリスは、シュウ酸を含む葉や茎が酸っぱく、ギリシャ語で「酸性・酸味」を意味するオクシスに由来し、カタバミ(片食・傍食)は、夜になると葉が閉じて半分食べられているように見えることに由来します。

フヨウカタバミの花期は11月~3月。
日中に3㎝ほどの花を咲かせ、大きめの花がフヨウに似ていることからフヨウカタバミの名があります。

花びらも葉もとても薄く、寒さで凍ってしまいそうなのに強いですね。

コーヒーチェリー
2022/02/15
コーヒーチェリー
事務所玄関のコーヒーノキ。
6月に白い花を咲かせ、実へと成長し、その実がやっと赤く色づきました!

サクランボに似ていることから「コーヒーチェリー」と呼ばれます。

先々週くらいから少しずつ色づき始めたコーヒーノキの実。
緑色の実をつけてから5か月かかりました。

コーヒーノキは、植樹から実をつけるまでに3年かかり、開花後およそ7~9ヵ月後に実を収穫することができるそうです。

毎朝事務所で何気なく飲んでいたコーヒーですが、その1杯にたくさんの時間と労力がかかっているのですね。

 >>関連記事「コーヒーの実がなりました!」

バレンタインフラワーケーキ
2022/02/14
バレンタインフラワーケーキ
バレンタイン用にチョコレートケーキ風のフラワーケーキを作ってみました。

11月に作成したフラワーケーキの吸水性スポンジの側面のラッピングシートがちょうどチョコレート色だったので、バレンタインに使えそう!と思いつき。

植物は全て庭の植物たち。
チョコレート色に染まったヒペリカム・カリシナムの葉、カタヒバ、白い花のアセビ、赤い実のマンリョウ

吸水させた吸水性スポンジに、切り口を斜めに切った植物をスポンジが見えないようにさします。
ひとくちチョコそっくりの木製押しピンをお皿の上にのせて完成。

本物のケーキもいいですが、生花のケーキはいかがでしょうか。
作ってみてくださいね。

ウメ
2022/02/10
梅見月
事務所の花瓶に生けてあるウメの枝のつぼみがようやく開きはじめました。

2月は「如月(きさらぎ)」のほかに、梅の花が咲く時期であることから「梅見月(うめみづき)」の別名もあります。

近所の畑の白い梅も咲き始めています。
今朝は通勤途中で深紅色の梅の花を見かけました。

見かけるウメの花のほとんどが白ですが、深紅色の梅も美しいなぁとしみじみと感じた朝でした。

バレンタインリース
2022/02/09
バレンタインリース
かわいいラッピングの個包装チョコレートをいただいたので、飾りにしてバレンタインのリースを作成してみました。

クリスマスリースの再々リメイク。

節分のリースで使ったハツユキカズラはいい感じにドライになっていたのでそのまま再利用。

バレンタインリース
①グリーンのリースの枝葉の間にハツユキカズラを差し込む。 
②ラッピングチョコの裏にビニールタイをセロハンテープで固定し、ビニールタイを数回ひねって棒状にして、枝葉の間に差し込む。
*ビニールタイ…ネジネジしてしばるワイヤー入りのヒモみたいなアレです)。園芸用、ラッピング用どちらでも。
③リボンをつけて完成。

リメイクだといちから作らなくてよいので簡単。
思いついたときにすぐ作れるのが魅力ですね。

ガーデンライト
2022/02/08
おすすめアイテム ~ソーラーガーデンライト~
ステンドグラス風のガーデンライト。
100円ショップの300円商品。ソーラー式でお得。
日が短くなる秋に購入しそのまま忘れて、先日ようやく日の目を見ました。

ライトの電源スイッチをオンにして庭の土に差し込むだけで完了。

今回は、根をいためないように注意しながらハボタンを植えている鉢に差し込みました。鉢植えは土がやわらかいので差し込みやすいです。

暗くなると自動点灯し、周りをほのかに照らしてくれます。

室内やベランダでも雰囲気づくりに一役買ってくれそうですね。

2022/02/07
雪の日の朝
今朝、事務所の駐車場にうっすらと積もった雪の上に、鳥の足あとを見つけました。

これも雪の日ならではの、朝の楽しみのひとつですね。

トウガラシ
2022/02/05
靴の中にトウガラシ?
今朝の松江は雪がチラチラ。
手も足も指先が凍るような冷たさで、しもやけになりそう…

足の指のしもやけ対策として、「雪国では布で包んだトウガラシを靴の中に入れる」というのを昔きいたことがあります。

カイロなどなかった時代に、少しでも足を温めようとした知恵なのでしょうね。

いまでは、トウガラシの辛味の主成分であるカプサイシンを練りこんだ靴下が市販されているそうですが、温熱効果が期待できるとか。

植物のパワーと伝承の知恵の融合ですね。

2022/02/04
立春
2月4日は二十四節気のひとつ立春(りっしゅん)。

「季節を分ける」という意味をもつ節分が終わり、暦の上では春。
少しずつ春の気配を感じられるようになる頃です。
期間としては2月4日頃から雨水(うすい・2月19日頃)前日まで。

二十四節気の第1節で、立春が旧暦では1年のはじまりとされています。

何か新しいことをはじめてみましょう。

造園事業部ページも春色に。
 またのぞいてみてくださいね。

節分リース
2022/02/03
節分リースを作ってみました。
お正月用にリメイクしたリース。
庭の植物を使って、節分用に再びリメイクしました。

魔除けのヒイラギのかわりに庭の生垣のヒイラギモクセイの葉と、紅葉がきれいなハツユキカズラをグリーンの枝の間にさしこみ、豆に見立てたベージュ色のデコレーションボールを木工用接着剤でつけました。
クリスマスリースやお正月リースで使用した白いナンキンハゼの実はそのまま残しました。
最後に鬼の小さなお面をとりつけて、10分程度で完成。

シンプルなエバーグリーン(常緑樹)のリースがひとつあれば、季節の飾りに取り替えるだけで何度も楽しめますね。

水たまりの氷
2022/02/02
節分荒れ
今朝の松江は0℃。雪がパラパラ。
凍った水たまりではしゃぐ登校中の子どもたち。
冬の朝を楽しんでいます。

出雲地方では、節分の頃に天気が荒れて雪が降ることが多く、「節分荒れ」とよびます。

今週から来週はじめ頃までは天気予報も雪マーク。
しばらく「節分荒れ」が続きそうですね。

 >>関連記事「お忌みさん荒れ」

2022/02/01
如月…2月
2月になりましたね。
2月は別名「如月(きさらぎ)」。

如月は中国の2月の異名ををそのまま使用したもので、まだまだ寒いことから衣をさらに着るという衣更着(きさらぎ)を日本の如月の読みに当てたようです。

中国名の如月の「如」には「したがう」という意味があり、万物が次々と動き出す頃として「如月」とされたといわれています。

まだまだ寒いですが今月も元気に過ごしましょう。

【2月の休業日のお知らせ】
2月の弊社の休業日は下記の通りです。
・日曜日
・2月12日(土)
・2月26日(土)

*2月11日(金・祝)、2月23日(水・祝)は営業しております。

ザゼンソウ
2022/01/31
発熱する植物
松江は昨日から雪まじりの冷たい雨が降ったりやんだり。
防寒服を着ても寒い。

こんなとき、“自家発熱”で体を温めることができれば、エコで楽なのになぁなんて考えてしまいますが、なんと、まさにこの時期、自ら発熱して体温を上昇させる植物が存在するんです。

山間の湿地帯などに生息しているザゼンソウ。
ザゼンソウ(座禅層)の名前は、咲き姿が座禅を組む僧侶に見えることに由来します。
ミズバショウの仲間で、1月下旬から3月中旬にかけて花を咲かせます。

外側の赤紫色の部分は仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれる葉の一種。
仏炎苞に包まれている肉穂花序(にくすいかじょ・花の集合体)の部分が発熱し、20℃~25℃の状態を1週間程度保ちます。

ザゼンソウの花は、熱だけでなく強烈なにおいも発し、英名で「スカンクキャベツ」とよばれるほど。

寒い時期に、「熱」と「におい」で花粉を媒介する虫をひき寄せるザゼンソウ。
これもまた生き残るための戦略といえるのではないでしょうか。

人は筋肉が増えると基礎代謝量が上がり、その結果体温も上がり、免疫力もアップします。
自ら発熱し生命を維持するザゼンソウに負けないよう、筋トレで体温を上げて丈夫な体を作りましょう。

オナモミの実とゴボウの実
2022/01/29
自然界の面ファスナー
畑の中を歩いていたら、いつの間にやらズボンに “ひっつき虫”が。
オナモミの実でした。

“くっつき虫”とも呼ばれる、実にトゲがある植物のひとつ。
人の衣服や動物の毛にくっついて種を遠くに運んでもらうことが目的。

オナモミの実って、マジックテープ(面ファスナー)に似てるなぁ…なんて思ったことございませんか?
*「マジックテープ」は(株)クラレさんの面ファスナーの登録商標です。

じつは、面ファスナーは、スイスの電子工学者ジョルジュ・デ・メストラル氏が登山をしたとき、服や愛犬の毛にくっついたオナモミの仲間である野生ゴボウの実からヒントを得て発明されたものなのです。
小さな気づきから大きな発明となりました。

自然からヒントを得たものづくり。
「気づき」と「ひらめき」が大切ですね。

クリスマスローズ(白・八重)
2022/01/28
冬の女王 クリスマスローズ
ホームページのトップ画像を入れ替えました。
最も人気の高い花のひとつ、クリスマスローズです。

花の少ない冬から春にかけて上品な花を咲かせることから「冬の女王」や「冬の貴婦人」とも呼ばれます。

クリスマスローズの名前の由来は、クリスマスの時期にバラのような花を咲かせることからですが、「クリスマスローズ」は本来、12月中旬から咲く原種系のヘレボルス・ニゲルの英名。
日本では、2月頃から咲くヘレボルス・オリエンタリスなども含め、ヘレボルス属全体をクリスマスローズと呼んでいます。
バラ科はなく、シュウメイギクなどと同じキンポウゲ科の植物です。

前庭のクリスマスローズも花が咲きはじめましたよ。

開花第1号は、鉢植えの白い八重咲きのクリスマスローズ。

クリスマスローズはうつむき加減に咲く姿が魅力なのですが、写真を撮るのにひと苦労。
かなり低い位置から撮らないと正面が写せません。

鉢植えなら高い位置に鉢を移動させれば撮り易くなりますが、地植えの場合は地面に寝そべって撮る…?
自宅の庭なら寝そべって植物の写真を撮るのも楽しみのひとつになりますね。

フユイチゴ
2022/01/27
冬の木苺
畑の山際で、小さな赤い実をつけた冬苺(フユイチゴ)を発見。

フユイチゴは名前のとおり冬に実が熟し、別名カンイチゴ(寒苺)とも呼ばれます。
食べたことはないですが、“まあまあ おいしい”らしいです。

フユイチゴは木苺(キイチゴ)の仲間。
8月~10月に白い花を咲かせ、11月~1月に実をつけます。

5月~7月に実が熟すキイチゴが多いなか、フユイチゴが寒い冬を選んだのは、生き残るための戦略なのかもしれませんね。

ヒヤシンス水栽培
2022/01/26
遅ればせながら 水栽培はじめました。
秋に購入したヒヤシンスの球根。
球根を買ってそのままにしていたら芽が出ていました。

水栽培を始める時期は、10月~12月。
ようやく始めることができました。

【ヒヤシンスの水栽培】
①栽培用容器に、球根の底の部分がぎりぎり浸かる程度まで水を入れる。
②球根を容器にのせる。
③暗く寒い場所に置く。
④根が容器の半分ぐらいの長さに伸びたら日当たりのよい場所に置く。

暗くて寒い場所に置くなんてかわいそう…?
ヒヤシンスは、秋に植えて翌春に花を咲かせる植物。暗くて寒い場所に置く必要があるのです。

水栽培で育てる場合、寒くて暗い場所に置いて、球根に「土の中にいる」と錯覚させ、根の伸びや花芽の生育を促進させます。

球根が腐らないように、週に1回は水を入れ替えましょう。
根が伸びてからは根の先が浸かるくらいの水の量にし、月に2~3回は入れ替えるようにします。

ヒヤシンスの水栽培は小学校の理科の授業以来。
無事咲いてくれますように。

アセビ
2022/01/25
アセビの花が咲きはじめました。
庭のアセビの花が咲きはじめました。
早春に花を咲かせる植物のひとつです。

スズランのようなベル状の小さな白い花をたくさん咲かせるアセビ。
かんざし飾りのような垂れ下がる花もつぼみもかわいらしい。

アセビの由来は、食べると足がしびれたようになるため「足しびれ」が「アセビ」に変化したという説や、有毒の実の意味である「悪し実」が「アセビ」に変化したという説などがあります。

馬が葉を食べると酔ったような状態なることから「馬酔木(アセビ)」という漢字が当てられました。

花期は早春~4月。
ツツジ科の常緑低木で、比較的育てやすく、庭木としても人気がある植物です。

フキノトウ
2022/01/24
フキノトウ 見つけました。
「春の使者」フキノトウ。
庭で見つけました!

冬に地上部の葉は枯れてしまうので、この辺にフキが生えていたはずという場所を探してみたら、5つほどちょこんと顔を出していました。

画像は今朝撮影したものです。
土の色と同化して少しわかりづらいかもしれませんが…

踏まれないよう、フキノトウの周辺の土に木の枝をさして目印に。
成長を見守りたいと思います。

ツバキ「太郎冠者」?
2022/01/21
太郎冠者
事務所横の花壇では、ツバキがピンク色の花を咲かせています。

侘助(わびすけ)の生みの親といわれる「太郎冠者(たろうかじゃ)」という品種のツバキだと思われます。

侘助は侘助椿(わびすけつばき)とも呼ばれるツバキの一種。
花は白・ピンク・赤色など一重で小さめ、ラッパ状に八分程度しか開きません。
大きさも咲き方も控えめな侘助。茶人に好まれ、茶花や庭木とされます。

「太郎冠者」といえば、日本の伝統芸能である狂言の登場人物を思い浮かべますが、このピンク色のツバキがなぜ「太郎冠者」と名づけられたのかはよくわかっていないようです。

別名「有楽椿(うらくつばき)」は、織田信長の弟で茶人としても有名であった織田有楽斎(おだうらくさい)が好んで茶席に用いたことから名づけられました。

太郎冠者の花期は12月~4月。
もうしばらくピンク色のツバキを楽しめそうです。

フキノトウ
2022/01/20
大寒
1月20日は二十四節気のひとつ大寒(だいかん)。
期間としては1月20日頃から立春(りっしゅん・2月4日頃)前日まで。

1年のうち最も寒さが厳しくなる時期の後半で、大寒の日は「寒(かん・小寒~立春前日)」の中日となります。

七十二侯では、欵冬華(ふきのはなさく)1月20日~1月24日頃。フキノトウが雪や土の下から出始めるころです。
「春の使者」とも呼ばれ、春の代表的な山菜フキノトウ。厳しい寒さの中にも春の訪れを感じさせてくれます。

フキの名前は、冬に黄色い花を咲かせることから「冬黄(ふゆき)」と呼ばれていたのが「ふき」となったという説や大きい葉が風に揺れる様子から「葉吹き(はふき)」「風吹き(ふふき)」と呼ばれていたのが「ふき」になったという説など、由来は諸説あります。

フキノトウ(蕗の薹)のトウは、アブラナやフキなどの花軸や花茎をさします。
野菜が硬くなったり、筋張ったりすることを「トウが立つ」といいますよね。

夏頃にフキの葉を見かけた場所を探してみてください。
フキノトウが顔をのぞかせているかもしれません。

キウイフルーツ
2022/01/19
ホットフルーツで体を温めよう。
今日の松江の午前中は玉雪やみぞれが降ったりやんだり。
お昼前から晴れ間が出たりもしていますが、引き続き寒さ対策を万全にしてお過ごしくださいね。

1月19日は「国産キウイの日」。
「いい(11)キウイ(9)」の語呂合わせとキウイフルーツ(略してキウイ)の流通がニュージーランド産から国産へと切り替わる時期であることから定められました。

キウイフルーツは、中国原産の落葉つる性植物の果実がニュージーランドで品種改良され、輸出により世界各国で食べられるようになった果物。
ニュージーランドからアメリカへ輸出される際、販売戦略の観点から、ニュージーランドのシンボルの鳥である「キーウィ」にあやかって「キウイフルーツ」と名づけられたそうです。
「色や形が鳥のキーウィに似ているから」ではないらしい。

果肉が緑色のグリーンキウイや黄色のゴールドキウイがありますが、果肉が黄緑で種の周りが赤いレインボーレッドキウイという希少品種も。

緑色のキウイには、ホウレンソウなどにも含まれる葉緑素(クロロフィル)が含まれています。
果実としては珍しいので、果肉が緑色のキウイも希少といえるのかも…?

緑色と黄色のキウイの栄養素についてざっくりといえば、食物繊維が多いのが緑色、ビタミンCが多いのが黄色。
緑色も黄色もレモンよりビタミンCを多く含んでいます。

ビタミンCは体を温める働きがあります。
寒い季節には、スライスしたキウイをフライパンやトースターで温めて食べるのがおすすめ。
トースターで焼いたキウイはトマトのような味がするとか。

子どもの頃、石油ストーブの天板でミカンを焼いていたのを思い出しました。
「焼きキウイ」今度挑戦してみようと思います。

ウロからマンリョウ
2022/01/18
小さなマンリョウの指定席
今日の松江は時折ふわふわと綿雪が舞う天気。
あたたかくしてお過ごしくださいね。

今回は庭で見つけた、おもしろくて珍しいものをご紹介。
前庭のヒノキの洞(うろ)の中で育ったマンリョウ。

今年は多く赤い実をつけ、よく目立っています。

おそらく鳥が運んだマンリョウの実が芽を出したのでしょうね。
5~6年前に見つけてから今では30㎝ほどまで成長しています。

たくましくもあり、大人のひざの上にのる子供のようなかわいらしさもあり。
思わず顔がほころんでしまう、うれしい発見でした。

ソメイヨシノ
2022/01/17
庭のサクラの開花宣言
庭のサクラが開花しました。
樹齢およそ120年のソメイヨシノです。

以前はほかのソメイヨシノと同じように3月末頃に咲いていましたが、50年ほど前から1月~2月頃に咲くようになりました。
“松江で最も早く開花する桜”として、昔テレビで何度か紹介してもらったことがあります。

前回の日曜日の1月9日に1輪ほど咲き、寒さで開花がストップしていましたが、昨日10輪ほど咲いていました。

まだまだ寒いですが、植物たちが少しずつ春を感じさせてくれることがふえています。
みなさんも、外に出て小さな春を探してみてくださいね。

小豆粥とイチゴ
2022/01/15
小豆とイチゴ
1月15日は小正月(こしょうがつ)。
1月1日の元日を大正月(おおしょうがつ)と呼ぶのに対して小正月と呼び、小豆の入ったおかゆ(小豆粥・あずきがゆ)を食べて無病息災を願います。

七草粥にくらべて小豆粥はあまりなじみがないかもしれませんが、汁物に七草を入れて食べる風習が小豆粥の風習とむすびついて七草粥になったといわれています。

1月15日は、「いい(1)いち(1)ご(5)」の語呂合わせから「いちごの日」でもあります。

よくある質問「イチゴは果物なのか野菜なのか?」
園芸学では野菜に分類されます。
農林水産省の生産出荷統計でも「果実的野菜」に分類されています。
イチゴ、メロン、スイカなど。

イチゴの赤い部分は実ではなく、茎の先端の花床(かしょう)または花托(かたく)と呼ばれる部分が膨らんだもの。小さなつぶつぶが実です。

小豆とイチゴ、どちらも赤色。
邪気をはらうとされる赤い色をぜひ取り入れてみてくださいね。

ヤブツバキ
2022/01/14
木偏に春の「椿」
庭のヤブツバキの花が咲きはじめました。

先日、ロウバイをご紹介しましたが、ツバキも春の兆しを感じられる花のひとつ。

木偏(きへん)に春の「椿」の字は、日本で作られた「国字」。
まさに日本の春の訪れを告げる花ですね。

ツバキの名前の由来は、葉にツヤがあることから「艶葉木(つやはき)」「津葉木(つばき)」、葉に厚みがあることから「厚葉木(あつばき)」とよばれていたのがなまってツバキとなったといわれています。

ヤブツバキは日本原産の植物。北海道を除いて日本各地に自生しています。
一般的に「ツバキ」というとヤブツバキのことを指すようです。

じつは、山陰は「つばきのふるさと」といわれるほど自生地が多い地域。
古くから品種改良が盛んで、不昧公(ふまいこう)の名で知られる松江藩10代藩主・松平治郷(はるさと)も各地からツバキを集めて品種改良に力を入れていたとか。

ツバキの花期は11月~4月頃の寒い時期。
冬の寒さに耐え美しい花を咲かせる椿は、古くから愛されてきました。

雪の中に咲く花「雪中四友」のひとつとされる山茶花(サザンカ)はツバキ科の植物で、中国で「山茶」はツバキ類全般を指します。
ツバキはほとんど香りがないため、サザンカとされたようですが、ツバキも「雪中四友」のひとつといえるのではないでしょうか。

茶の湯では、花の少ない季節に茶席の主役となるため「茶花の女王」とよばれてるそうです。

松江に茶の湯文化を広めた不昧公も愛でたツバキ。
歴史的・文化的に市民生活に根づいた花であり、全市域に自生していることから、松江市の花(市花)に制定されています。

杉玉
2022/01/13
杉玉
冬は新酒の季節ですね~。
酒好きか!?といわれそうですが、新酒ができたことを知らせる風物詩「杉玉」についてのお話。

先月ぐらいから杉玉が飾られたという各地のニュースがちらほら。
日本酒は新米を使ってつくられ、完成するのが12月から翌年3月頃。
酒蔵などの軒先に緑色の杉玉(すぎたま、すぎだま)を吊るして、新酒の完成を告げます。

緑色である6月頃までは新酒、薄緑色になる初夏~夏頃は夏酒、茶色になる秋頃は秋酒。
杉玉の色の変化でお酒の熟成度合いをあらわすとは…趣がありますね。

もともと奈良県の大神神社(おおみわじんじゃ)で、おいしいお酒ができますようにとの願いを込めて飾られていた杉玉が、全国の酒蔵に広まったといわれています。

【杉玉の作り方】
①針金で杉玉の芯となる球体をつくる。
②スギの枝葉をどんどんさしこんでいく。
③隙間なく枝葉をさし終えたら、全体を丸くカットする。
*丸い発泡スチロールにスギの枝葉をさしこんでいくという作り方もあります。

風情を感じさせる杉玉はインテリアとしても人気。
日本酒好きの人にプレゼントすると喜ばれるかもしれませんね。

2022/1/12
小寒
1月5日は二十四節気のひとつ、小寒(しょうかん)。
期間としては1月5日頃から大寒(だいかん・1月20日頃)前日まで。

1年のうち最も寒さが厳しくなる時期の前半で、小寒の日を「寒の入り」といいます。

寒中見舞いを出すのもこの時期。
松の内(1月7日頃)が明けてから立春の前日までに届くように出すのがマナーとされています。

ここ数日の松江は、気温が11~12℃で過ごしやすく小寒らしくないなぁとおもっていましたが、昨日は前日よりも5℃ほど下がり、夕方には玉雪がパラパラ。

寒い冬、多くの生き物は休眠や冬眠をして過ごします。
人間だって冬ごもりしたい!と思うこともありますがそうもいかず。

寒いと体がこわばって、肩こりの原因になったりケガをしやすくなったり、免疫力が低下し、風邪をひきやすくなったりします。
体をあたためて、寒い冬を乗り切りましょう!

ポット上げ
2022/01/11
パンジー・ビオラのポット上げをしました。
昨年10月、種まきに初挑戦したパンジーとビオラ。
ようやくポット上げをすることができました。

ポリポットの代わりに底に穴をあけた紙コップに植えました。

紙コップは、何を植えたかを書き込めたり、植え替え時には紙コップを解体して苗を取り出すことができるので簡単で根も傷めにくいなどのメリットがあります。
紙コップは使い捨てになるので、洗って何度も使えるポリポットの方がエコだったりするのかも?

最初から紙コップに種を播いておけば、この作業の必要がなかったのではないかとポット上げをしながら考えておりましたが、省スペースで管理もしやすいのがピートバンの魅力ですね。


*ポット上げの方法についてはこちらの記事をご覧ください。
→「パンジー・ビオラの種まき、まだ間に合います。」

10月9日に種を播いてからちょうど3か月。
やはりもう少し早めの時期に播くべきでした。
成長がかなり遅く、日照不足もあったせいかヒョロヒョロとしています。

冷えないようにビニールをかぶせたり、土が乾かないよう水やりしたり…枯れずにここまで育ってくれてよかったです。
大きくなるまでもうしばらくかかりそうですが、春に花を咲かせてくれるのが楽しみです。

 >>関連記事「パンジー・ビオラ発芽しました。」

ロウバイ
2022/01/10
春の優しい香り ~ロウバイ~
事務所に生けてあるロウバイ。
花はまだ開きかけの状態ですが優しい香りがしています。

ロウバイ(蝋梅)の名前の由来については、梅のような花を咲かせ、透き通るような花弁が蝋細工(ろうざいく)のようだからという説や陰暦12月の別名臘月(ろうげつ)の頃に咲くためという説、ミツバチの巣の材料である蜜蝋(みつろう)に花色が似ているためという説があります。
名前に「梅」がつきますが、ロウバイはロウバイ科、ウメはバラ科で別の植物です。

ロウバイの基本種は和蝋梅(ワロウバイ)とも呼ばれ、花の中心が濃い赤紫色で花弁は細め。
事務所のロウバイは花全体が黄色で花弁が丸いので、ソシンロウバイ(素心蝋梅)のようです。
ご近所で咲いているロウバイの花も甘くていい香りを漂わせていますが、こちらは花の中心が赤紫色で花弁が丸いのでマンゲツロウバイ(満月蝋梅)もしくはウンナンロウバイ(雲南蝋梅)…?

ロウバイは「雪中四友」のひとつ。
寒さの中、香りのよい小さな花を咲かせるため、庭木としても人気の植物です。
春の兆しを感じますね。

 >>関連記事「雪中四友」

春の七草
2022/01/08
七草の節句
昨日1月7日は、五節句のひとつ「人日(じんじつ)の節句」。
無病息災を願って七草入りのお粥(かゆ)を食べることから「七草(ななくさ)の節句」ともいわれます。

セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロこれぞ七草

野に出て若菜を摘んでおかゆをつくりたいところですが、なかなかそうもいかず。
スーパーマーケットで販売されている「七草セット」も当日の夕方には完売で手に入らず。
畑のスズナ(カブ)とスズシロ(ダイコン)の葉で、五種類足りませんが、ピザを作ってみました。家族に好評でしたよ。

【若菜+ちりめんじゃこ】
①ピザ生地にマヨネーズをぬる。
②溶けるチーズ、刻んだ若菜、じゃこを順にのせる。
③味付け海苔を手でちぎってのせる。
④サラダ用細切りチーズをのせトースターで焼く。

【若菜+ベーコン】
①ピザ生地にケチャップをぬる。
②溶けるチーズ、刻んだ若菜、小さく切ったベーコンを順にのせる。
③あらびきこしょうをふる。
④サラダ用細切りチーズをのせトースターで焼く。

おかゆが苦手というかたはぜひ作ってみてください。

今朝の新聞によると、島根県美郷町では七草入りのピザを作る催しが昨日おこなわれたそうですよ。
古くからの風習を新しいスタイルで楽しみながら継承していくというのもいいですよね。

 >>関連記事「菊の節句」

2022/01/07
お正月飾り
しめ飾りや門松などの正月飾り。
関東や東北、九州地方などは1月7日、関西地方では1月15日には外すようですね。
島根県では今日までとなります。

年末年始の休み中に作成したお正月の簡単ミニアレンジをご紹介します。
今日で片付けるのは少しさみしい気もしますが…。

身近にある植物や材料で季節の飾りを楽しみましょう。

お正月の
簡単ミニアレンジ

お正月リース

お正月リース

エバーグリーン(常緑樹)で作ったクリスマスリースがまだまだ緑でもったいない。お正月用にリメイクしてみました。

星形の飾りやドライの実などを外し、ナンテン、金色の水引、お正月用ピックをグリーンの枝の間に差し込んだだけの簡単リース。
センリョウとキク

センリョウとキク

庭のセンリョウとキクをガラスの器に生けてみました。

金色の折り紙を敷いておめでたさアップ。
ナンテン

ナンテン

金色の紙を巻いたガラスの瓶にナンテンを生けました。100円雑貨の金扇子と千代紙で折った鶴を添えて。

金色が映えるように半紙を一番下に敷きました。
金色の紙は、お正月ピックなどの雑貨の台紙。巻いた紙を留めているのは、タグについていた銀色の輪ゴム。

あるものを利用してお正月らしくしてみました。

2022/01/06
明けましておめでとうございます。
新しい年がはじまりました。

年末年始、天気もそう荒れることもなく過ごしやすかったですね。
皆様はどのようにお過ごしになりましたか?

しっかりパワーチャージできたので、またがんばりたいと思います。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

【1月の休業日】
・日曜日
・1月22日(土)

*1月10日(月・祝)は営業しております。

雪うさぎ
2021/12/28
本年もお世話になりました。
今年も残すところあとわずかですね。

明日12月29日(水)から1月5日(水)まで
冬季休業とさせていただきます。

本年も大変お世話になり、ありがとうございました。

よいお年をお迎えください。

来年もご安全に!

サザンカ
2021/12/27
雪中四友
金曜日の夜から松江は雪。
今日も時折ちらちらと降っています。

「雪中四友(せっちゅうしゆう)」という言葉をご存じでしょうか。
雪の中でも咲く香りのよい花として、ウメ、ロウバイ、サザンカスイセンのことを「雪中四友」とよびます。

「花」ではなく「友」という言葉が使われているのは、寒さに耐え咲く“同志”といった意味が込められているのかもしれませんね。

事務所横のサザンカも元気に花を咲かせていますよ。
濃いピンクが白い雪に映えてきれいです。

雪が降ると何かと大変ではありますが、まちなかの雪景色や庭の木々の雪化粧など雪を楽しむ気持ちも忘れたくないですね。

造園事業部ページのトップ画像もサザンカに変更しました。
またのぞいてみてくださいね。

2021/12/25
正月飾りに欠かせない植物 ~ウラジロ~
毎年、年末年始の冬季休業の前には会社の大掃除、車両・重機の洗車をし、安全祈願や感謝の気持ちを込めて注連飾り(しめかざり)をつけています。

注連縄(しめなわ)は、神様をまつる神聖な場所であることを示すもの。
神様の領域と私たちの住む領域とを区分する結界の役割をもっています。

注連縄をウラジロ、ユズリハ、ダイダイの実などの縁起物で飾り付けたものが注連飾りです。

・ウラジロ…葉裏が白いことから「表裏がない」「潔白」
・ユズリハ…新芽が出てから古い葉を落とすことから「世代交代して家系が絶えることなく続く」
・ダイダイ…語呂合わせから「家が代々続く」

ウラジロは、お正月飾りに欠かせない植物のひとつ。
葉が伸びてしだれることから「長寿」、葉の付き方が左右対称であることから「夫婦円満」、末広がりの八の字に見えることからも縁起がいいとされます。

裏面の白いほうが表になるように飾ってくださいね。

ポインセチア
2021/12/24
クリスマスだけではもったいない!ポインセチア
クリスマスの花といえば、ポインセチア。
欧米では「クリスマスフラワー」と呼ばれています。

ポインセチアは、この植物をアメリカに初めて紹介した医師であり植物学者、政治家でもあるアメリカ初代メキシコ公使ジョエル・ロバーツ・ポインセット氏の名が由来となっています。

和名は、猩々木(ショウジョウボク)。
大酒飲みで赤い顔をした想像上の動物である「猩々(しょうじょう)」を連想させることから。

猩々木…そう、ポインセチアは木です。
常緑性低木で大きなものでは3~4mほどにまで成長します。

赤い部分は、苞(ほう)と呼ばれる葉の一部で、花は赤い葉で囲まれた中心にある小さな黄色く見える部分。
秋に、夕方から朝にかけて12時間~15時間の暗闇で管理すると、赤くきれいに染まってくれます。

赤く美しい葉は、クリスマスだけではもったいない。
お正月によく使われるハボタンなどと一緒に寄せ植えしたり、白いポインセチアとあわせて紅白にして水引をつけてみたり、お正月アレンジも楽しみましょう。

メキシコ原産の植物で、寒さが苦手。
春から秋は屋外で大丈夫ですが、気温15℃以下になると屋内で管理しましょう。
冬の間は、日当たりのよい窓際に置いてあげてくださいね。

カボスシロップ
2021/12/23
黄カボスのシロップを作りました。
昨日は冬至。
かぼちゃを食べたり、柚子湯に入ったりされましたか?

柚子湯は江戸時代の銭湯がはじまりといわれています。
冬至→湯治(とうじ・温泉に入って療養すること)、柚子→融通(ゆうずう)の語呂合わせで、“お湯に入って融通よく(元気よく)”という意味が込められています。

柚子湯に入ってはいませんが、黄カボスのシロップのお湯割りをいただきました。
先日いただいた黄カボスで作ってみたシロップ。

【材料】
・カボス(またはユズ)
・氷砂糖
*カボスと氷砂糖の重さは1:1。

【作り方】
①カボスのヘタを取り、洗って水けをふく。
②適当な大きさに切る。種は取り除いておく。
③保存瓶にカボスと氷砂糖を交互に入れる。
④氷砂糖がとけきるまで1日に1回瓶を揺すってまぜる。

4日ほどでほとんどの氷砂糖がとけます。
*画像:右上が作ってすぐ、下が丸4日経ったものです。

適当に切って氷砂糖と一緒に入れておくだけ!とっても簡単。
紅茶に入れたり、ゼリーにしたり、お湯割り、ソーダ割りなどいろいろ楽しめます。
ぜひ作ってみてくださいね。

タンポポのロゼット
2021/12/22
冬至とウツボグサ
今日は昼の長さが一年で最も短い日、冬至(とうじ)です。
二十四節気のひとつで、期間としては12月22日頃から小寒(しょうかん・1月5日頃)前日まで。
冬至が過ぎるとまた少しずつ日が長くなっていきます。

七十二侯では、「乃東生(なつかれくさしょうず)」12月22日~26日頃。
夏枯草(別名ウツボグサ)が芽を出し始める頃。

夏至の期間の七十二侯「乃東枯(なつかれくさかるる)」と対(つい)になります。

ウツボグサはロゼット状に葉をひろげる植物のひとつ。
ロゼット状の葉の代表的な植物として、タンポポやオオバコがあげられます。
画像はタンポポのロゼットです。

冬から春にかけて地際から出る葉(根生葉・こんせいよう)の放射状・円盤状にひろがった様子が、バラの花びらの形状に似ていることからロゼットと呼ばれます。

ロゼット状の葉は、風の当たりが少ない・太陽の光を受けやすいなどのメリットがあります。
寒い冬を過ごすための、多年草や越年草(えつねんそう・年を越す一年草)の工夫ですね。

ロゼット状の葉を出し、春を待つ植物たち。
探してみてくださいね。

 >>関連記事「夏至とウツボグサ」

冬の寄せ植え

2021/12/21
寄せ植え教室

昨日、松江市内の公民館にて寄せ植え教室の講師をさせていただきました。

画像は「冬の寄せ植え」の作成見本です。
スイートアリッサム、パンジー、ハツユキカズラ、シルバーレース、シクラメン、カルーナ。
ベルなどの飾りでクリスマス仕様にしました。

クリスマスが終わった後は、迎春ピックなどの飾りでお正月仕様に。

ご参考になれば幸いです。

 >>造園事業部・施工実績「冬の寄せ植え」

アンスリウム
2021/12/20
クリスマスカラーのアンスリウム
いよいよ今週末はクリスマス。

クリスマスの代表カラーである赤と緑。
赤は、「キリストの流した血」「神の愛と寛大さ」、緑は、常緑樹が冬でも緑を保つことから “エバーグリーン”とも呼ばれ「永遠の命」「神の永遠の愛」という意味が込められています。

少し葉がいたんでいた事務所玄関のアンスリウムがようやく元気になり、花をつけてクリスマスカラーに。

アンスリウムの開花は5月~10月頃ですが、安定した環境であれば通年花を楽しむことができます。

赤い部分は花ではなく、仏炎苞(ぶつえんほう)とよばれる葉の一種。
仏炎苞はサトイモ科の植物にみられ、花穂を包む葉が仏像の背後にある炎をかたどる飾りに似ていることに由来します。

アンスリウムの名の由来は、ギリシャ語の「anthosaura(花)」と「oura(尾)」が語源で、花穂がしっぽに見えることから。
和名は、赤い仏炎苞がうちわのように見えることから「大紅団扇(オオベニウチワ)」といいます。

ハート型の鮮やかな赤い仏炎苞と緑の葉はツヤがあり美しいですね。

クリスマスカラーの植物を飾って、クリスマスを楽しみましょう。

スイセン
2021/12/18
日本水仙が咲きはじめました。
昨日の天気は荒れましたね。
山陰では今季一番の寒気が流れ込み雪に。
今日も雪が降ったりやんだり。

こんな天気の中でも、寒さにじっと耐え、花を咲かせてくれる植物のひとつ水仙(すいせん)。
スイセンは、雪の中でも花を咲かせることから「雪中花(せっちゅうか)」とも呼ばれます。

事務所裏のコンテナや畑では、日本水仙(ニホンスイセン・ニホンズイセン)の花が咲きはじめましたよ。

日本水仙は、日本原産の水仙だと思いきや、じつは地中海沿岸原産。中国を経由し日本に伝わったとされます。

水仙は中国名で、中国古典にある言葉「仙人は、天にあるを天仙、地にあるを地仙、水にあるを水仙」に由来し、水辺に咲く姿が水の仙人にたとえられました。

スイセンの花期は品種によりますが11月~4月。

日本水仙の花期は12月~2月。
冬に咲く花の代表として、華道書では「陰の花水仙に限る(冬の花は水仙に限る)」と賞賛されています。
スイセンのまっすぐ凛と立つ花姿。美しいですね。

秋に球根を植えれば、ほったらかしでも毎年咲いてくれるのでおすすめです。

2021/12/17
クロガネモチ
ホームページのトップ画像を入れ替えました。
クロガネモチです。

都市環境にも耐えることから街路樹としてもよく植えられます。
松江市内の街路樹のクロガネモチも、たくさんの小さな赤い実が緑の葉に映えてきれい。

昨日ご紹介したリースにもクロガネモチを使っていますよ。

モチノキの仲間で、若い枝や茎や枝につながる柄(え)のような部分である葉柄(ようへい)が紫黒色をしていることや、葉が乾燥すると黒くなることからクロガネモチ(黒鉄黐)と名づけられました。

語呂合わせから「苦労がない金持ち」で縁起が良いとされ、庭木としても人気がある樹木です。

 >>関連記事「モチノキ」

クリスマスリース
2021/12/16
材料代ほぼ0円クラフト ~クリスマスリース~
リース作りの材料をいただいたので作ってみました。

【材料】
・畑に生えていた葛(クズ)の蔓(つる)
・敷地内のモミノキの枝葉とクロガネモチの実
・松ぼっくり

【作り方】
⓵蔓をリング状にし、土台を作る。
②モミノキの枝葉とクロガネモチの実を黒い糸で巻き付けて固定する。
ワイヤーがなかったので黒い手縫い糸を使用。ワイヤーの方が固定しやすいです。
③松ぼっくりを木工用接着剤でつける。
家にあったデコレーションボールもつけてみました。

材料代ほぼ0円クリスマスリースの完成。

身近な材料で作る世界に一つだけのクリスマス飾り。
ぜひ作ってみてください。

造園事業部ページのトップ画像とカラーをクリスマスバージョンに変更したので、またのぞいてみてくださいね。

2021/12/15
ソテツも冬支度
公園や学校の玄関先などによく植えられているソテツ。

ソテツは「生きた化石」といわれています。
1億5千万年以上前から存在しており、草食恐竜の大切な食料だったとか。

古代から変わらない姿で生き残ってきたソテツが日本庭園に植えられるようになったのは室町時代。
エキゾチックな姿が珍重され、桃山時代~江戸時代には流行し、大名庭園には欠かせない植物となったようです。

蘇鉄(ソテツ)の名は、鉄のように幹が固いことに由来する説や、樹勢が弱った際に、根元に鉄くずを与えたり幹に鉄くぎを打ち込むと蘇(よみがえ)ったといわれることに由来する説などがあります。

実際、ソテツの根元に鉄くずが置かれていたのを見たことがあると家族が話していましたが、本当によみがえるのかどうか…?

葉の形が鳳凰(ほうおう)の尾羽に似ていることから「鳳尾蕉(ほうびしょう)」とも呼ばれます。
植物の葉の形態で、小葉が葉軸の左右に鳥の羽のように並んだものを「羽状複葉(うじょうふくよう)」と呼びますが、ソテツの葉は、まさに鳥の羽ですね。
濃緑色で艶がある美しい葉は、花材としても利用されています。

沖縄や九州南部など、温暖な地域に自生する植物のため寒さが苦手です。
寒さでソテツの幹や葉がいたまないよう、11月~12月上旬に藁(わら)でできた「こも(薦・菰)」を巻いて冬支度。

冬の風物詩のひとつとなっているソテツのコモ巻き。
コモを巻いた姿は、3月の啓蟄(けいちつ)の頃まで見られます。

シャコバサボテン
2021/12/14
クリスマスに咲くサボテン
事務所玄関でシャコバサボテンが赤い花を咲かせています。
クリスマスの時期に花が咲くことから、英名ではクリスマスカクタス。
カクタスはサボテンのことです。

サボテンといえば、乾燥した砂漠の植物のイメージがありますが、シャコバサボテンは霧の多い森林の木の上などに自生しています。

蝦蛄葉仙人掌(シャコバサボテン)の名は、葉の形が甲殻類の蝦蛄(シャコ)に似ていることから。

昭和50~60年代に大流行したシャコバサボテン。
さし芽で増やせるので、実家にも10鉢くらいありました。

花期は11月~2月頃で長く楽しめます。
花が咲くサボテンは “花サボテン”と呼ばれますが、花サボテンの中でもシャコバサボテンは、透明感のある鮮やかな美しい花を冬の間、次々と咲かせてくれるのがうれしいポイント。

寒さが苦手なので、開花中は日当たりのよい窓際に置いてあげてくださいね。

フレッシュグリーンのリース
2021/12/13
クリスマスリース作りに挑戦しました。
前回のフラワーケーキ講座に続き、今回はフレッシュグリーン(生の葉や実)を使ったクリスマスリース講座に参加してきました。

リング状に編んだつるの土台に枝葉をワイヤーで固定していきます。

今回はクリスマスリースには欠かせないヒムロスギ、すがすがしい香りのブルーアイスやメタリックカラーが素敵なビバーナム・ティナスの実などを使用。

針葉樹のフレッシュリースは1か月程度は枯れずにこのままの状態なので、クリスマスの日まで大丈夫です。

いい香りのフレッシュグリーンのリース、飾りながらドライリースへと変化する風合いも楽しめます。
みなさんも挑戦してみてくださいね。

ハボタン
2021/12/10
植物で工事現場に彩りと癒しを
毎年、この季節になると、現場の環境整備とイメージアップ、そして何より無事に新年が迎えられますようにとの願いを込めて、ハボタンをプランターに植えこんで現場事務所に設置しています。

今年もハボタンの鉢植えを設置し、“とても豊かな気分になった”とのコメントをもらいました。

ハボタン(葉牡丹)は、葉の重なる様子が牡丹の花に似ていることから名づけられました。

見た目が華やかなハボタン。
晩秋から春先までは葉の形や色を観賞し、春には黄色い花を楽しむことができます。

モチノキ
2021/12/09
モチノキ
前庭の5~6m高さのモチノキ。
今年は実がならないなぁと眺めていたら、根元にひとつぶ赤い実が。
もしやと見上げると、葉で隠れてわかりにくかったのですが、上の方にちゃんと実がついていました。
実を一粒落として教えてくれたのかしら…

モチノキは、モッコク、モクセイと並び庭木の「三大名木」と呼ばれ、昔から庭によく植えられている人気の常緑樹です。

モチノキ(黐の木)の名は、樹皮から鳥黐(とりもち)の原料をとることに由来します。
鳥黐(とりもち)は、鳥や虫を捕らえるに使う粘着性の物質。
*現在では鳥獣保護法で鳥黐を使用した鳥の捕獲は禁止されています。

「もち」といえば、食べる「餅」を思い浮かべますが、もともと「もち」は、鳥黐のことを指していたそうです。
「黐」から派生した「餅」のほうが主流になったとのこと。

モチノキは、語呂合わせで“持ちの木”。
「財産や子孫を持つ」に通じ、縁起がよいとされています。

ところで、もうすぐクリスマスですが、クリスマス装飾の定番セイヨウヒイラギ(別名クリスマスホーリー)は、じつはヒイラギではなくモチノキの仲間。

セイヨウヒイラギの葉にはトゲがあり、ヒイラギに似ていることから名づけられました。
トゲが魔除けになり、クリスマスに飾られますが、常緑であることも魔除けになります。

トゲのないモチノキのほうがチクチクしなくてクリスマス飾りとして扱いやすいかもしれませんね。

 >>関連記事「クロガネモチ」

竹林
2021/12/08
竹の利用と伐採時期
竹は古くから生活用品や建築資材として利用され、造園業でも植木の支柱や竹垣などの材料として利用します。

春・夏に伐採した竹材は水分や養分がたっぷりで腐りやすく虫もわきやすいため、加工して使用する場合の伐採は、成長を休止させる晩秋から初冬が適期。

昨日紹介したキブシも来春の花芽を準備していますが、タケノコも地上に出ようと準備をはじめる時期なので、伐採時期もそろそろ終わりです。
北九州では12月中旬にタケノコの出荷がはじまるそうですよ。早いですね。

日本文化に欠かせない竹。
近年、サスティナブル(持続可能)な素材として世界が注目しているのだとか。

放置され荒れて「竹害(ちくがい)」とまで呼ばれるようになってしまった竹林もありますが、SDGs(持続可能な開発目標)プロジェクトによって、竹が資源として活用されつつあるようです。

プラスチックの台頭により竹利用が減ったのに、今では「脱プラスチック」により竹が注目されるとは…

自然素材や天然素材のものに癒しを求めているのかもしれませんね。
さしあたって私は先日テレビで紹介されていた竹製のコーヒードリッパーが気になっています…

キブシ
2021/12/07
来春の準備はじめています
今日は二十四節気のひとつ「大雪(たいせつ)」。
期間としては12月7日頃から冬至(とうじ・12月22日頃)前日まで。
雪が本格的に降り始める頃。
新しい年に向けての準備を始める時期でもあります。

紅葉が美しい事務所横のキブシ。
こちらも来年にむけて準備をしていますよ。
春に花を咲かせるための花芽をたくさんつけています。

花期は3月~5月。薄黄色の花を咲かせます。
黄色い藤のようであることから「黄藤(キフジ)」の別名があります。
花の房が垂れ下がるように咲き、かんざしの下げ飾りを連想させることから「カンザシバナ」と呼ばれることも。

キブシ(木五倍子)の名は、タンニンが含まれる実を、五倍子(ふし)の代用品にしたことに由来します。
五倍子は、ウルシ科のヌルデの葉にアブラムシが寄生してできる虫こぶのことで、タンニンが豊富に含まれており染料などに利用されます。
昔の女性の身だしなみのひとつ「お歯黒」の材料としてキブシの実や五倍子が使われていたそうですよ。

花が咲き終わると葉が出て、雌花に実をつけます。
キブシには雄株、雌株、両性株があり、雄株には実がなりませんが、庭木としては、花穂が長く花色も美しい雄株のほうが好まれます。

冬の寒さにじっと耐える花芽。きっと来春には美しい花を咲かせてくれることでしょう。

ヤツデ
2021/12/06
ヤツデは本当に八つ手?
畑の脇や道路沿いの法面でヤツデが白い花を咲かせています。
小さな花がボール状に集まって咲く姿が意外とかわいい。

ヤツデ(八手)は葉の形が手のひらのようで、分かれ目が多いことから。
「八」は、「八重(やえ)」や「八百屋(やおや)」など、数が多いことを意味しています。
8つに分かれることはほとんどなく、実際は7つか9つ。

子どもの頃、ヤツデが神社の敷地内に植わっていて、葉っぱが八つに分かれているからヤツデなんだと思いこみ、数えたこともなかったのですが…数えてみればよかったですね。

常緑で、人の手の形に似た葉から「千客万来」の縁起の良い植物として、また、大きな葉が邪気をふせぐ魔除けの植物として、昔から玄関先や店の入り口に植えられてきました。

天狗が持っている「羽うちわ」に似ていることから「テングノハウチワ」とも呼ばれます。

先日ご紹介した、カクレミノ
じつは、ヤツデと同じウコギ科の仲間。
どちらも天狗がもっているといわれるお宝「隠れ蓑」・「羽うちわ」に由来しているのは偶然なのか必然なのか。
おもしろいですね。

イルミネーション
2021/12/04
“おうちイルミ” を楽しもう!
松江では日の入りが最も早くなる11月末頃から12月上旬。
17時には外もすっかり暗くなり、まちなかのあちらこちらでイルミネーションが見られるようになりました。
松江駅前のテルサでも11月30日からクリスマスイルミネーションが始まり、松江市総合文化センター(プラバホール)は今日から始まるようですね。

道路沿いの個人宅のお庭の生垣や玄関のイルミネーションも目を楽しませてくれます。

イルミネーションを設置したいけど、電気代が気になる…
LEDタイプだと電気代が抑えられ、ソーラーのイルミネーションを使用すれば電気代0円です。

木の枝にひとつひとつ吊るす飾りのようなライトや、光を投影させるものなどさまざまな電飾アイテムがあります。

自宅の庭やベランダなどでイルミネーションを楽しみましょう。

ベニシタン
2021/12/03
ベニシタン
前庭の石垣の間から枝を伸ばしたベニシタン。
赤い実をつけています。

ベニシタン(紅紫檀)の名は、紅色の染料として利用され、材が紫檀に見立てられたことに由来します。

シタンはマメ科、ベニシタンはバラ科で本来のシタンとは異なりますが、ベニシタンの材はかたいので、材質が非常にかたいことで知られるシタンに見立てられたのではないでしょうか。
実際に、ベニシタンは印鑑や箸の材料としても使用されています。

暑さ寒さに強く丈夫で育てやすく、実付きもよいため、庭木にも利用されますが、盆栽としても人気。

花期は5月~6月。
控えめにほんの少しだけ開くピンク色の花もかわいらしいですよ。

ハツユキカズラ
2021/12/02
初雪カズラ
昨日松江で初雪が観測されましたね。

初雪といえば…「初雪葛(ハツユキカズラ)」。
葉の白い模様が初雪を連想させることから名づけられました。
カズラは蔓性(つるせい)植物の総称です。

この季節は寒さに当たることで紅葉します。
前庭のハツユキカズラも赤くワイン色に染まっています。
*ホームページのトップ画像も紅葉したハツユキカズラに入れ替えてみました。

新葉はピンクで、白へと変化し、最終的に緑になり、秋から冬には紅葉という美しい葉色の変化を楽しめる植物です。

2021/12/01
12月の休業日のお知らせ
いつもご利用ありがとうございます。
12月の弊社の休業日は下記の通りです。

・日曜日
・12月11日(土)
・冬季休業:12月29日(水)~1月5日(水)

ナンテン
2021/12/01
12月…師走
12月になりましたね。
本当に早いもので、今年も残すところあと1か月です。

今日の松江は風が強く、霰(あられ)がパラパラ。
冬ですね…。

玄関前のハナミズキは葉を落とし、事務所横のナンテンもすっかり赤く染まりました。

12月は、師(僧侶)が走り回るほど忙しい月であることから別名「師走(しわす)」。

残りの1か月もあっという間に終わってしまいそうですが、元気に楽しく過ごしましょう!

ハヤトウリ
2021/11/30
ハヤトウリをいただきました。
昨日ハヤトウリの実をいただき、早速今朝、お弁当のおかず用にきんぴらを作ってみました。
シャキシャキとした歯ごたえがあり、朝のできたてよりお昼のほうが味がしみていておいしかったです。

白色種と緑色種がありますが、今回は緑色種。
薄い緑色で12㎝ほどの大きさでした。

日本では漬け物にするのが一般的で、奈良漬けによく使用されます。
アメリカやメキシコでは肉詰め料理や炒め物、スープなど、フランスでもグラタンなどに使用されるポピュラーな野菜だそうです。

ハヤトウリは、大正時代に日本に渡来した熱帯アメリカ原産のウリ科の植物。
最初に伝わったのが鹿児島であることから、薩摩の武士「薩摩隼人(さつまはやと)」にちなんで「隼人瓜(ハヤトウリ)」と名づけられました。

1本から多くの実が収穫できるため、千成瓜(センナリウリ)ともよばれます。

生育旺盛なハヤトウリはグリーンカーテンにもおすすめ。
ゴーヤとは違うグリーンカーテンをお考えのかたは、ぜひお試しください。

フラワーケーキ
2021/11/29
フラワーケーキ作りに挑戦しました。
休日、生花のフラワーケーキ講座に個人的に参加してきました。

まるいホールケーキ形の吸水性スポンジの周りを、スポンジの側面が見えないようにラッピングして、スポンジに花をどんどん挿し込んでいきます。

今回はスプレーバラ、ベルテッセン、ヒペリカムの実など9種類のお花を使用。
はじめてのフラワーケーキ作り。楽しかったです。

ケーキというよりは、サラダ…?
土台からあまりはみ出さないようにすればもう少しケーキらしく見えたかもしれませんね。

これはこれで、“サラダ風フラワーアレンジメント” みたいでおもしろい!(ただの自己満足?)

みなさんもフラワーケーキやサラダ風アレンジメントに挑戦してみてくださいね。

ネリネ
2021/11/26
ピンクがまぶしいネリネ
先日ネリネの花が咲いているのを見かけました。
ショッキングピンクがまぶしかったです。
どんより寒空天気の日にも目を引く鮮やかなピンク色が華やかで美しい。

ネリネはその美しさから、ギリシャ神話に登場する美しい海の女神たち「ネーレーイス」にちなんで名づけられました。

ネリネの原産地は南アフリカで、大正時代に日本に渡来したヒガンバナ科の植物。
ヒガンバナに似ているため敬遠されていましたが、花弁が宝石のようにキラキラ光ることから「ダイヤモンドリリー」と呼ばれ、近年人気を高めています。

東京オリンピックのメダリストに贈られるブーケ「ビクトリーブーケ」の候補にもなった花だそうですよ。

輝いて見える秘密は、花弁の表皮細胞にあります。
不規則な形状している表皮細胞に光が当たると乱反射して輝きを放つのです。
まさに多面カットで光を乱反射させて輝くダイヤモンドと同じですね。
原種の系統によっては光らないものもあるようです。

花期は10月~12月。
花色はピンクだけでなく、オレンジ、赤、白もあります。
過湿や寒さに弱いので、地植えより管理がしやすい鉢植えがおすすめ。
秋冬に長く咲いて、切り花にしても花もちがよい植物です。

カクレミノ
2021/11/25
秋の実いろいろ ~カクレミノ~
前庭のカクレミノ。
黒い実をつけています。
シャリンバイの実もそうでしたが、こちらもブルーベリーの実に似ているような。

カクレミノ(隠蓑)は、3つに分かれた葉の形が、着ると姿を隠すことができるという伝説上の蓑「隠れ蓑」に似ていることから名づけられました。
蓑(みの)は、稲わらやカヤなどの茎や葉などで編んで作られた雨具のことです。

カクレミノのおもしろいところは、成長に合わせて葉の形が変わること。

芽を出したばかりの苗の葉は分裂しませんが、幼木の葉は3~5に分裂した葉が多く、成木になると不分裂の長楕円形の葉が多くなります。
不分裂葉が多くなるまでに成長してようやく、花を咲かせ、実をつけます。

背が低い幼木の頃は葉が分裂しているほうが下の方の葉まで光が届きやすく、高く成長してからは葉が大きい方が光を受けやすいので楕円形の葉になるといわれています。

カクレミノは半日陰~日陰を好みます。
葉の形を変化させるのは、日陰で効率よく光を取り込む工夫なのかもしれませんね。

シャリンバイ
2021/11/24
秋の実いろいろ ~シャリンバイ~
今回は黒い実。
赤い実がなる木がもっとも多く、次に多いのが黒い実がなる木。

前庭のシャリンバイ。
ブルーベリーに似た黒い実をつけています。

シャリンバイ(車輪梅)は、枝や葉が車輪のように放射状になり、ウメに似た花を咲かせることから名づけられました。
暖地の海岸近くに自生する常緑低木で、海浜公園などに植えられることが多いですが、染料としても利用されます。

フランスの「ゴブラン織り」、イランの「ペルシャ絨毯」と並び、世界三大織物と称される奄美大島の「大島紬(おおしまつむぎ)」。
その大島紬の染料に、奄美大島に多く自生しているシャリンバイが利用されています。

大島紬は、奄美大島のみで行われている世界で唯一の染色技法「泥染め」で知られていますが、泥だけでは染まりません。
シャリンバイの樹皮から抽出したタンニンで糸や生地を染めた後、鉄分を多く含む奄美大島の田の泥水に浸して染めます。

シャリンバイの樹皮や枝にはタンニンが多く含まれています。
タンニンとは、自然界に存在する苦みや渋み、色素成分であるポリフェノールの一種。

タンニンと鉄分の化学反応により、大島紬の独特の美しい黒色になります。
大島紬は、奄美大島のシャリンバイと泥の融合から生まれた芸術品なのですね。

シャリンバイは、大気汚染や暑さにも強いため、緑地帯などにも植えられることも多く、松江でも道路の中央分離帯などでよく見かけます。

排気ガスにさらされる場所に植えられるのは少しかわいそうな気もしますが、シャリンバイを見かけたら、大切な染料になる植物だということを思い出してくださいね。

オレンジ色の花(ガーベラ)
2021/11/23
お忌みさん荒れ
今日の松江は、最高気温11℃の予報。
昨日から風が強く寒いです。
「お忌みさん荒れ」ですね。

11月20日~11月25日に松江の佐太神社で執り行われる「神在祭(じんざいさい)」通称「お忌みさん(おいみさん)」。
この祭の頃に必ずと言っていいほど天候や海が荒れ、「お忌みさん荒れ」といわれています。

全国の神々を迎えてお見送りする神事「神在祭(じんざいさい)」。
祭の期間中は歌舞音曲、喧騒、造作等が禁忌とされていたため「お忌みさん」の通称があります。

昨日は二十四節気のひとつ「小雪(しょうせつ)」。
期間としては11月22日頃から大雪(たいせつ・12月7日頃)前日まで。
雪が降り始める頃です。

暦通り、島根県の山間部では積雪の恐れもあるとのこと。お気をつけください。

寒くなると、おでんに水炊き…あたたかい食べ物が欲しくなりますが、オレンジ色の花にも体温アップの効果があります。
お部屋に飾ってみてくださいね。

ナナカマド
2021/11/22
秋の実いろいろ ~ナナカマド~
前庭のナナカマド。
赤い実をつけています。秋冬は赤い実が多いですね。

ナナカマド(七竈)の名前の由来は、竈(かまど)に7度入れても燃え残るという説や、竈に7度または7日間入れると良質の炭になるという説などがあります。

ところで、食品パッケージの成分表示で「ソルビン酸」という名前を目にしたことはありませんか?
その「ソルビン酸」はナナカマドに由来します。

ナナカマドの実が腐らないことを不思議に思ったフランスの研究者が、成熟していない実に、腐るのを抑制する成分が含まれていることを発見しました。

その成分は、ナナカマド属の学名である「Sorbus(ソルブス)」からソルビン酸と名づけられ、現在では化学的に合成されたものが保存料として利用されています。

実が腐らないというのは、ナナカマドだけにみられる特徴で、熟しても地面に落ちても1年以上も腐らないのだとか。

小さな実に秘められた大きなパワー。
植物から学ぶことはまだまだありそうですね。

部分月食
2021/11/20
“ほぼ皆既月食”を見ることができました。
昨夜は皆既月食に近い部分月食。
月食とは、月が地球の影の中に入って、月が欠けて見える現象。

買い物の最中、母から携帯電話に着信が。
「外に出て見てごらん。月食だよ!」

すぐ買い物を終えて外に出て見ると、月が地球の影にかくれて右下の部分だけがほんの少し見えている状態の月食を見ることができました。

この“ほぼ皆既月食”の部分月食は、日本の一部の地域で見られたのが89年前で、全国で観測できたのは140年ぶりとのこと。

神秘的な現象に立ち会うことできてよかったです。

お庭やベランダで観測された方もいらっしゃるかもしれませんね。
次回全国で観測できるのは65年後だそうです。

一両・億両
2021/11/20
秋の実いろいろ ~イチリョウ~
万両・千両・十両、百両ときて…今日は「一両」。

「一両」と名づけられたのは、赤い実をつけるアリドオシ。
アリドオシ(蟻通し)の名前の由来は、枝にある細い針のようなトゲが蟻をも刺し通すまたは、トゲが多く小さな蟻しか通さないということから。

アリドオシは、センリョウ、マンリョウとあわせて「千両、万両、有り通し」(千両万両の大金がいつもある)の語呂合わせで縁起物として扱われ、アリドオシを十両の次の「一両」にあてたようです。
関西のほうでは、センリョウ、マンリョウ、アリドオシが一緒に植えられることが多いそうですよ。

これらの縁起植物の名前は、カラタチバナを「百両」と呼んだのがはじまりで、いずれも秋から新春に赤い実をつける価値のある植物として、千両・万両・十両・一両の名が相次いでつけられたとか。

・百両…カラタチバナ
・千両…カラタチバナより大きく、実が多いことから
・万両…千両より実が赤く大きいことから
・十両…ヤブコウジ。百両より実が少ないことから
・一両…アリドオシ

さらに、あまり定着していないようですが、マンリョウより大きい実をつけるミヤマシキミの別名が「億両」と呼ばれています。

縁起がいいといわれる植物はほかにもたくさんあるので、さがしてみてくださいね。
意外と近くにあるかもしれませんよ。

カラタチバナ
2021/11/19
秋の実いろいろ ~ヒャクリョウ~
万両・千両・十両をご紹介しましたが、今回は「百両」。

百両(ヒャクリョウ)・百両金(ヒャクリョウキン)は、カラタチバナ(唐橘)の別名。
カラタチバナは、花や実の形が、唐(から・中国)から来たタチバナ(ミカン科)に似ていることから名づけられました。

「百両」の名前の由来は、中国の古い植物名「百両金」の「百両」をカラタチバナにあてたという説や、江戸時代に百両単位の高額で取引されたという説があります。

カラタチバナは、明治時代にも流行しましたが、栽培が難しく、新潟県と島根県を中心に続けられていた栽培もいまでは、島根県の出雲でのみ品種の保存・新品種の作出などが行われているそうです。

先日、出雲百両金万両同好会(いずもからたちばなまんりょうどうこうかい)によりカラタチバナの新品種『八雲誉(やくもほまれ)』の栽培に成功したとの記事が新聞に掲載されていました。

カラタチバナは、地域によって絶滅危惧種や絶滅危惧類に指定されています。
希少な植物を、守り育てていくことが大切ですね。

ヤブコウジ
2021/11/18
秋の実いろいろ ~ジュウリョウ~
休日にみつけた身近な秋の実たち。

三つ目は、前庭のヤブコウジ。
つややかな赤い実を一粒つけた姿がなんとも可愛らしい。

ヤブコウジ(藪柑子)の名は、藪の中に自生していて、みかんの一種である柑子(コウジ)に葉や実の形が似ていることに由来します。

別名「ジュウリョウ(十両)」。千両・万両とともに縁起のよい植物として古くから愛されています。
あの有名な落語『寿限無(じゅげむ)』の、縁起のいい名前の一部「やぶらこうじのぶらこうじ」は、ヤブコウジのことだそうですよ。

ヤブコウジは、江戸時代に大流行し多くの品種がつくられました。
明治20年代に再び大流行。現在の価格でなんと1鉢1,000万円という高値で取引されたヤブコウジもあったというので驚きです。

赤い実もかわいいですが、花もかわいいヤブコウジ。
7月~8月に白または薄ピンク色の小さな花を咲かせます。

美しい葉や赤い実が注目されがちですが、花も観察してみてくださいね。

センリョウ
2021/11/17
秋の実いろいろ ~センリョウ~
休日にみつけた身近な秋の実たち。

二つ目は、横庭と裏庭のセンリョウ。
赤い実のセンリョウの隣には黄色い実のキミノセンリョウ(黄実千両)。

マンリョウにも黄色い実の「キミノマンリョウ」があります。
キミノセンリョウほど黄色くなくどちらかといえば白い実をつける「シロミノマンリョウ」に近い色。

シロミノマンリョウは、紅白あわせて植えられたり飾られたりすることが多いですが、白い実のセンリョウ「シロミノセンリョウ」は非常に珍しく、ほぼ出回っていないとのこと。

紫色の葉の「ムラサキセンリョウ」もあるとか。
実は赤色だそうですよ。

上向きに実がつくセンリョウはお正月飾りにも人気。
マンリョウとともに、「千両・万両」と称され、縁起木として古くから愛され親しまれています。

マンリョウ
2021/11/16
秋の実いろいろ ~マンリョウ~
休日にみつけた身近な秋の実たちを紹介したいと思います。

まずは、庭の入り口にある赤い実のマンリョウ。

実家の庭のマンリョウは、鳥対策にネット状の袋をかぶせられ、せっかくの赤い実がほぼみえない状態に。
鳥に食べられてしまいたくない気持ちもわかるけど、もう少し違う対策方法がなかったのかしらと苦笑い。

網をかけるか見栄えをとるか悩むところですが、鳥たちの冬の貴重な食糧となるのでそのままでもよいかもしれませんね。

マンリョウはあまりおいしくないらしく、一気に食べられずに長い間鳥たちがやってくるため、野鳥観察に適しているそうですよ。

 >>関連記事「草木の実も色づく季節」

2021/11/15
蔦紅葉(つたもみじ)
裏山の法面のツタが真っ赤に染まっています。

樹木の幹や岸壁などを伝う(つたう)ように伸びることから「ツタ」と名づけられました。

別名ナツヅタ(夏蔦)・モミジヅタ(紅葉蔦)。
冬でも緑色の葉をつける常緑性のフユヅタ(冬蔦)に対して、ナツヅタの別名があります。

草や低木の紅葉は草紅葉(くさもみじ)、
ツタの紅葉は蔦紅葉(つたもみじ)。

木々の紅葉もすばらしいですが、レトロな建物の外壁や橋の欄干などの蔦紅葉も素敵です。
お庭や街なかで探してみてくださいね。

造園事業部のページのトップ画像を蔦紅葉にしてみましたので、のぞいてみてください。

 >>関連記事「草木の葉が色づく季節」

ボランティア活動
2021/11/15
第4回 ボランティア活動
本年度4回目のボランティア活動を11月13日に実施致しました。
今回は公園と河川敷の草刈を行いました。

 >>関連記事「第3回 ボランティア活動」

ウィンターコスモス
2021/11/12
冬のコスモス?
秋のコスモスがそろそろ咲き終わる時期。
事務所裏の駐車場では、ウィンターコスモスが黄色の花を咲かせています。

コスモスと入れ替わるように咲き始め、晩秋から初冬にかけてコスモスに似た花を咲かせることから「ウィンターコスモス」と呼ばれます。

品種によっては夏から秋にかけて咲くものもあり、暖かい地域では真冬を除いて花を咲かせます。

学名の「ビデンス」は、種子に2つのトゲあることからラテン語で「2つの歯」を意味します。

和名は、菊咲栴檀草(キクザキセンダングサ)。
コスモスとウィンターコスモスは同じキク科ですが、コスモスはコスモス属、ウィンターコスモスはセンダングサ属で、あの「くっつきむし」や「ひっつきむし」とよばれる「センダングサ」の仲間。

コスモスは一年草、ウィンターコスモスは宿根草。
コスモスよりも花径が小さく、3㎝ほどの花がかわいらしいです。
花色は主に黄色や白に近い黄色ですが、ピンク色もあります。

丈夫で寒さにも強く、育てやすいのでおすすめです。

2021/11/11
植物の新芽
11月11日は、もやしがまっすぐ伸びる様子から「もやしの日」。

「萌やす(もやす)」は発芽させるという意味で、
豆類などの種子を発芽させた新芽を「萌やし」とよびます。

「モヤシ」は植物名ではなく、発芽させた新芽の総称。
発芽野菜や新芽野菜ともよばれ、カイワレダイコンや豆苗、ブロッコリーなどのスプラウトなどがあります。

モヤシって栄養なさそう…?
とんでもない!

食物繊維にビタミンB群、ビタミンC、疲労回復をたすけるアスパラギン酸など栄養豊富。
発芽することで栄養たっぷりになります。

低カロリーで栄養豊富、しかも家計にもやさしいモヤシ。
植物の新芽パワーをいただいて、元気をチャージしましょう。

サザンカ
2021/11/10
サザンカの花が咲きはじめました。
畑のサザンカが鮮やかなピンク色の花を咲かせています。
会社のご近所さんでは、白いサザンカの花。
ふっくらとした白い花とほんのりピンク色のつぼみが優しい感じです。

11月7日(日)は、二十四節気のひとつ「立冬」でしたね。
期間としては11月7日頃から小雪(しょうせつ・11月22日頃)前日まで。
冬の兆しが感じられる頃。

七十二侯では、「山茶始開(つばきはじめてひらく)」11月7日~11日頃。
山茶花(サザンカ)の花が咲き始める頃です。

山茶とは中国ではツバキ科の植物のことで、山茶花はその花をさします。
サザンカは、山茶花の本来の読みである「サンサカ」がなまったといわれています。

ツバキ科の中で最も早く花を咲かせるサザンカ。
冬の訪れを知らせてくれる花です。

リボベジ ねぎ
2021/11/09
「リボベジ」やってみました。~ネギ~
お得なうえ、植育・食育にもつながる「リボベジ(リボーンベジタブル)」。
ニンジンに続いて、ネギでも挑戦してみました。

ネギの根元を3㎝~5㎝残して切り、容器に入れ、水を少し。
ニンジンと同じ要領で窓辺に置いておきます。

どんどん成長してくれますよ。
卵焼き、みそ汁などに。

ニンジンの葉も、収穫してサラダに入れておいしく頂きました。

ダイコン、カブ、コマツナなどでもできるのでいろいろ試してみてください。

 >>関連記事「「リボベジ」やってみました。~ニンジン~」

オオギク
2021/11/08
「松江菊花展」に行ってきました。
松江城山公園で開催中の「松江菊花展」に行ってきました。
今年で第71回の歴史ある展示会です。

オリンピックの五輪マークや出雲富士と呼ばれる大山などを菊の花でかたどった作品、大輪の花の大菊(オオギク)や小菊を盆栽風に仕立てた小菊盆栽(コギクボンサイ)、ドーム状に丸く仕立てたドーム菊など、見ごたえたっぷり。

作成された愛好家のみなさんの菊への愛情が感じられ、改めて菊の魅力に触れることができました。

11月11日(木)まで開催されています。
丹精込めて育てられたキクを見に、ぜひ松江城へお出かけください。
城山公園の紅葉も楽しめますよ。

ヒイラギモクセイ
2021/11/06
優しい香りのヒイラギモクセイ
濃い緑色の葉の間から見える純白のヒイラギモクセイの花。

花期は10月~11月初旬。キンモクセイより少し遅れて咲きます。
咲いている姿をあまり見たことがないのですが、今年はあちこちで見かけます。
気候が合っていたのかもしれません。

ヒイラギモクセイは生垣としてよく利用されていますが、整形のため刈り込んだり、密植により風通しや日当たりが悪くなると花がつきにくいようです。

ヒイラギモクセイは、ヒイラギとギンモクセイの雑種といわれています。
ギンモクセイとヒイラギモクセイは白いそっくりな花を同じ時期に咲かせますが、見分け方は葉の形。
ギンモクセイの葉は、ヒイラギモクセイの葉より少し細めで長く、ヒイラギモクセイの葉はギンモクセイの葉より丸く、ヒイラギに似てギザギザが鋭いですが、老木のヒイラギモクセイは、トゲがなくなるので葉の丸みで見分けます。

ヒイラギモクセイの花は、キンモクセイより優しい香り。
キンモクセイとは少し違う香りを楽しんでみてください。

 >>関連記事「甘い香りのキンモクセイ」

アサガオのツルのリース
2021/11/05
アサガオのツルのリース
夏休みに観察記録用に育てていたアサガオ。夏休みが終わり、アサガオは小学校へ。
今度はリースになって家に戻ってきました。

アサガオの花も咲き終わり、全体に枯れかけてきた9月末頃、授業でのツルを使ったリース作り。
ほかのお友達のアサガオはいい感じに枯れていて、リースが作りやすかったようですが、我が家で育てたアサガオはまだ青々とした葉がたくさんついていて、まるくするのに苦戦したとのこと。

夏休み中、まだまだ元気に咲いてほしくて追肥をしたことが裏目に出るとは…
でも、葉がたくさんついたリースも素敵ですよね。

キラキラした白いデコレーションボールと星のビーズで飾りつけ。
かわいらしいリースができました。

種まきに始まり、観察日記、花を観賞することはもちろん、色水や色染め、押し花、グリーンカーテン、種採取、ツルのリースなど、アサガオを育てるといろんな楽しみ方ができますね。

【アサガオのツルのリースの作り方】
乾燥しすぎていると折れてしまうので、ツルが乾燥する前に作ります。
アサガオの汁でかぶれることがあるので手袋などを着用してください。
①枯れた葉や花、種をとりのぞく。
②ツルを丸め、別のツルで周りを巻いてまとめる。
③風通しのよい日陰に吊るして乾かす。
飾りつけをして楽しみましょう。

アサガオのツルがまだ残っていたら、ぜひリースを作ってみてくださいね。

色づいた実と鳥
2021/11/04
草木の実も色づく季節
草木の葉だけでなく、実も色づく季節。

事務所横のナンテンもだいぶん赤くなってきました。

秋冬は赤い実しかないのではないかと思うぐらい、赤い実をよく目にしますが、黒い実をつける植物もたくさんあります。

鳥は赤い実と黒い実が好物。
紫外線が見える鳥にとっては、黒い実も赤い実と同じようによく見えているそうですよ。
種を遠くまで運んでくれる鳥に食べてもらうために、果実の色を赤や黒に進化させたという説もあります。

ひとくちサイズの実がたくさん実る秋は、鳥